2020年 04月 10日
三毛の子猫高みの見物オリーブの木で、ペルージャ
すぐにカメラを取りに行き、窓を開けて撮影すると、しっかりとこちらを見つめてくれました。
高い枝に実るオリーブを収穫するのが大変だからか、義父がかなり思い切った剪定をしたため、どこか痛々しい太い枝の切り口の一つに、子猫が陣取っているのでした。
奥の方に、しばしば夕景をご紹介している日曜の町の丘が、朝日のまぶしい光に霞んで見えています。
何やらじっと左手の方を眺めているかと思ったら、
大きなおおきなあくびをして、
ごそごそと動き始め、このあとまもなく木を降りてしまいました。
せっかく一匹だけで高いところから周囲の風景を見回して楽しんでいたのに、わたしがカメラを構えてじっと見つめては撮影をしていたために、落ち着かない気持ちになってしまったのかもしれません。そんな気がしたために、実は子猫は、昨日の朝も窓の外の大きなオリーブの木の同じ枝に腰を下ろしていたのですが、窓は開けずに、カーテン越しに一目だけ見やりました。
おとといも、夕方うちの庭と畑をぐるりと7周しようと、庭から階段を降りて畑に向かうと、三毛の子猫が花と緑の間から、こちらをのぞいていました。
近くにちょうどミミがいたので、一枚はミミに焦点を当て、もう一枚は奥の子猫に焦点を当てて撮影しようとしたのですが、
すぐに子猫が動き出してしまいました。
以前はわたしを見るとすぐに逃げ出してしまっていたのですが、わたしが外出規制による運動不足を解消しようと、ほぼ毎日、夕方家の周りを7周するようになったため、わたしを見慣れてきたからか、最近では、逃げることなく、こちらをじっと見つめるようになりました。
うちの周りにいる猫たちは、カメラを向けると、こちらに突進してきたり、すぐに逃げたり、あるいは飽きてよそを向いたりする場合がほとんどです。じっと見つめ返すこの子猫は、好奇心が強いのかも、あるいは勇気があるのかもしれません。
大きな桜の木の下の階段を降りて、畑に行こうとしていたら、ミミが先導してくれました。
きれいな花を見やりながら、ミミの後について行きました。
夫の新車の下がやはりお気に入りなのでしょう。最後に前を通ったときには、かくれんぼをするかのように、奥の方からこちらをじっと見ていました。
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#iorestoacasa e il #gattino sta sopra l'olivo, sbadiglia
e poi ama stare sotto la macchina.
#Perugia #Italy 8/4/2020
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日本の猫とは明らかに違いますね!
ノラちゃんなんでしょ?
毛が長いからか品があるように見えます♪
イタリア版、「吾輩は猫である」のようで、ほほえましいです。
物語が紡げそうです。
毛並みがよくて、風格がありますね。
昔、フランス語から英語に、英語から日本語に翻訳した童話を処女出版したことがあります。
猫は物語になる魅惑の動物です。
オリーブの木に猫。
こちらをじっと見つめる目に蠱惑されます。
家の周りをぐるぐるまわって気晴らしとは、さぞご不便でストレスもたまることでしょう。でも、こういう楽しみがあるのはちょっとした救いかもしれませんね。
うちの近所には柵の中に放し飼いで飼われている犬が多いため、よくうちの周りにいるので、半分野良、半分家猫と言ったところでしょうか。
おお、鋭い観察力! 毛が長くて品があるように見えること、わたしはなでてみて近くで見て初めて気づきました。
この後もほぼ毎朝、夫かわたしがこの木のこの枝にいるのを見かけていて、個性も風格もあって、頭の中で、いろいろと考えているのかもしれませんね。
まあ、童話を出版されたことがあるんですね! 幼い頃から童話や昔話が大好きで、中学生になっても、図書委員だったので、図書館の世界の童話全集を、片っ端から読んだことがあります。
荒波の海を茜色に染める夕日と風景が美しいです。荒波の後に、どうか穏やかな日々が戻ってきますように。
出かけられないのは不便ですが、緑豊かな庭や畑があって、ありがたいです♪