イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

さるの蘭にわとりの乳咲くペルージャの庭

 「サルの蘭が咲いてるよ。」と夫が教えてくれたのは、4月25日土曜日ではないかと思います。

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 イタリア中部の山やペルージャの道端で、春に自生の蘭(orchidea selvatica)を見かけることは多いのですが、まめにではないにせよ、時々草刈りをする我が家の庭で出会えることは少ないので、すぐにカメラを片手に庭に出てみました。

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 イタリア語名orchidea scimmia、学名Orchis simiaのこの蘭(orchidea)は、一つひとつの小さい花がサル(scimmia)のように見えることから、イタリア語でもラテン語の学名でも「おサル蘭」と名づけられています。インターネットで調べてみて、日本でも学名のオルキス・シミアという名で呼ばれることが多いのではないかという印象を持ちました。

 そろそろミジャーナのオリーブ園でも、あちこちでこのおサルの蘭が咲き始める頃です。思いがけず庭に咲く花を見られて、うれしかったです。

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 さて、我が家に数羽いる鶏(gallina)たちは、卵をたくさん産んでくれはしても、哺乳動物ではないので乳(latte)は出ません。

 けれども、その「鶏の乳」というイタリア語名の野の花があって、ミジャーナの草原でよく見かけるのですが、

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最近では庭にも咲いています。この写真はおととい撮影したものです。

 そうです。イタリア語名をlatte di gallina「鶏の乳」あるいはStella di Betlemme「ベツレヘムの星」、Cipollone bianco「白い大タマネギ」というこの野の花は、学名はOrnithogalum umbellatumです。

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 学名のラテン語または英語風の発音をカタカナで表記した名前、オルニソガルム(オルニソガラム、オーニソガラム)、あるいはオオアマナ(大甘菜)という和名で、日本でも観賞用植物として育てられていると知って驚きました。

 最近になって、ブログのお友達の皆さんのブログで、この花の写真や絵を目にすることが多くなり、それで初めて、日本にも咲く花だと知ったからです。この花の写真は4月2日に撮影したもので、草の中に咲いていたので、なかなかきれいに撮れませんでした。

 今日は朝から雨がしばしば降っています。明日も雨の予報が出ています。恵みの雨のおかげで、5月4日以降、久しぶりにテッツィオ山の中腹にあるミジャーナに行ったら、自生の蘭やオルニソガルムにたくさん会えるのではないかと、今から楽しみです。



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#iorestoacasa
e ora nel nostro giardino
fioriscono bei fiori con nomi simpatici,
orchidea scimmia & latte di gallina :-)
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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by milletti_naoko | 2020-04-29 06:25 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(0)