イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

花と花粉症と月の夜

 今暮らすペルージャの家に、わたしが越してきたそのときから、庭にはセイヨウヒイラギ(agrifoglio)の木があったのですが、今年初めて、その花が咲いているのに気づきました。

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Perugia 3/5/2020

 外にばかり足や目を向けないで、うちごもりを余儀なくされて、夕方しばしば庭と畑を歩いていたおかげです。とんがった長い葉を持つヒイラギに、小さく白い花が咲いて、清楚でかわいらしいです。

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Perugia 5/5/2020

 今日は夕方気づいたら、ナデシコ(garofanino)の最初の一輪が咲いていました。 

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 紅白の袴姿の花が咲くはずのサルビア(salvia)は、今年は今のところ、赤一色です。

 今朝は朝から晩まで、そして真夜中を過ぎた今も、花粉症の症状がひどいので、困りました。うちの周囲に多くて、今の時期花粉を飛ばすのは松ではないかと思います。先々週あたりから、特に晴れた日が続くと、症状が悪化するので、乳製品や揚げ物を取らないように気をつけていました。昨日フィオンキ山を歩くことにしたのは、標高が高いためでもありますが、松やトネリコなど、花粉症を引き起こす木を見かけないように覚えていたからでもありました。幸い昨日は、歩いている間は、まったく花粉症に苦しまずに済んだのです。

 それがどういうわけか、昨夜寝室に入ってすぐに症状が出てくるのを感じました。今朝は朝から症状がひどく、夫が近づくと悪化するので、どうやら夫が外で庭仕事や農作業をするときに、セーターについた花粉が原因ではないかと思います。朝セーターを外ではたいてもらったら、何とかしのげるようになったのですが、夕方、家中に掃除機をかけ、自分もシャワーを浴び髪も洗って、さあもう大丈夫と、症状なしに過ごしていたのに、水やりと庭仕事を終えて戻ってきた夫が同じ部屋に入っただけで、もうくしゃみや目のかゆみなど、症状が出てくるのでありました。「朝ちゃんとはたいたのに」といらだつ夫に、また新たに花粉をつけてきたのだから新たに外で払うように言いました。わたしが辛そうにしているのを見て、明日からは注意してくれることを祈ります。花粉症の症状を緩和したければ、本当は避けるべき白砂糖の入ったコロンバ、復活祭の鳩型ケーキを少しだけ昼食後に食べてしまいましたが、乳製品など、その他の避けるべき食品は今日は口にしませんでした。いえ、夜クッキーを一つ食べてしまっていました。

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 よろい戸をうっかり閉め忘れた窓の外に、先ほど、 まもなく十五夜を迎える月が、白く明るい光を放つのが見えて、うれしかったです。

関連記事へのリンク
- 花粉症イトスギ・ハシバミご用心、イタリア

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by BBpinevalley at 2020-05-06 11:53
こんにちは。
花粉症は辛いですね。
私も若い頃から悩まされています。
アメリカにいる頃は慢性化していて、頭痛がして大変でした。
NZに来てしばらく良かったのですが、最近また出て来ています。
乳製品はそんなにいけないのでしょうか?
風邪の時に痰を発生させやすいとか言いますが、あれと同じ理由でしょうか?
白いお砂糖は毒物だとマクロビで習いましたが、花粉症には特に良くないのかな。
Commented by フィレンツェのYUKI at 2020-05-06 17:12 x
花粉症…辛いですよね。
私も、ここ2、3日、何かに反応して、クシャミが止まりません。
春は良い季節なのに、家ごもりが続きます。
どうぞ、ご自愛くださいませ。
いつも、素敵な自然の写真に、心癒されます。
Commented by meife-no-shiawase at 2020-05-06 18:46
毎回ステキなお話に読み行ってしまいます。
金婚式のお話、ご夫婦のお話・・・
国際結婚の場合はご主人さまのご家族との付き合い方って
どんな感じなのかな~と思っていました。
お姑さんが優しい方で良かったです。
ご主人さまはご両親のどちらの性格も受け継いでいらっしゃるんですね。笑。

Noと言えない・・・これはなかなか日本人として
身についた習慣というか、民族性というか・・・
DNAに組み込まれているのではないかと思います。
遠回しに・・・曖昧に・・・これで相手の意図を組めるのは
ある意味日本人ってすごいですね。笑。
イタリアの方もYES NOははっきりしていらっしゃるのか~。

台湾もかなり直接的で、相手にその意志がなくても
こちらが勝手に傷つくことも多々あります。笑。
だからといって同じ態度がとれない根っからの日本人。
NOというのが意思表示というよりも、イコール拒絶・・・に
思えてしまうんですよね・・・

海外生活で気は強くなっているのに、根っこは変われない・・・
なおこさんもそんなことを感じていらっしゃるのかなって
ちょっと嬉しくなっちゃいました♡

花粉症・・・辛いですね・・・。
私もアレルギーをもっているので、季節の変わり目や
なんかの植物か食べ物に反応して大変なことがあります。
ご主人さまが持ち帰ってきてしまうアレルギー源。
はやくおさまるといいです・・・。お大事になさってくださいね!
Commented by ciao66 at 2020-05-06 19:06
ヒイラギの小さい花、注目されることは少ないけれど、よく見るとかわいい花ですね♪公園に有ったと思いますので、今度注意して見たいと思います。

花粉症、もう終わったころかと思ったら、松の花粉でまだ続きとは、なかなかつらいですね。玄関の外でしっかり頭から服から靴先まで花粉を落としてもらいましょう。症状が緩和されるといいですね。
Commented by milletti_naoko at 2020-05-07 04:11
BBpinevalleyさん、もう長い間、花粉症については、合成化学薬品、ステロイド系の薬は飲まずに、その代わり薬草療法と食事療法で乗り切っています。辛いときはつらいですが、それでも、かつて薬を飲んでいたときと変わらず、しのげているように思います。

乳製品については、こちらでいろんな記事を読んだのですが、腸内環境を整えることが花粉症の症状改善にもつながり、乳製品は確か腸内環境にとってよくなかったと読んだように覚えています。そうそう、おっしゃるように乳製品を摂取すると痰や鼻水も多くなると読んだような気もします。砂糖は確か花粉症に関しては、免疫機能を低下させるのでいけないのだったような。
Commented by milletti_naoko at 2020-05-07 04:23
フィレンツェのYukiさんもですか。いつまでも症状が続くと、つらいですよね。ラッツィオの方からいただいたツイートで、ひょっとしたらちょうど夕方窓を開けたときに、隣人が草刈りの最中だったので、そのせいかもしれないと思い至りました。ありがとうございます。

Yukiさんもどうかお体を大切にお過ごしくださいね。またいつかお会いできる日が、早く来ますように。
Commented by milletti_naoko at 2020-05-07 04:36
メイフェさん、長い文章なのにていねいに読んでくださって、ありがとうございます。つきあい方は家族によって、人によってそれぞれだと思うのですが、きっとお義母さん自身が苦労されたからでしょう。優しい人で本当にありがたいです。

Noと言えないのは、実は文化的刷り込みだという研究があって、日本ではまだかなり幼い段階から、子供が自分のほしいものを明言したり、Noとはっきりしたりするのを親がしつけてはっきり言わないように教育するという観察記録もあったように覚えています。自分がNoと言ったつもりでも、いかにそれが遠回しな言い方で、多文化の人には通じないかということが、異国に暮らして初めてよく分かりました。

同じアジア圏でも、台湾でもそんなに単刀直入にものを言うとは驚きました。勝手に傷つく、わたしもよくあるので、お気持ちよく分かります。Noではありませんが、こちらが作った食事などについて、遠慮せずに好き嫌い、おいしい・おいしくないなど言うのも、やはり慣れないうちは心にパンチを食らったような気分になります。慣れると、相手がどう思ったのかがはっきり分かるので、かえって楽と言えば楽なのですけれども。

ありがとうございます。メイフェさんも食べ物や植物へのアレルギーがおありなんですね。
Commented by milletti_naoko at 2020-05-07 04:57
ciao 66さん、とんがった葉のヒイラギに、丸い小さい花が咲いていて、かわいらしいです。公園にはヒイラギの木もあるんですね!

松の花粉かと思ったのですが、他にもやはり花粉症に苦しんでいらっしゃるというラッツィオの方の言葉に、そう言えば、隣人が草刈りしたことが原因かもしれないと思い当たりました。その場合、ちょうど昨夕のことなので、雨は降りそうにないのですが、花粉やホコリに、できるだけ早くどこかに飛び去ってしまってほしいものです。

温かいお言葉をありがとうございます♪
by milletti_naoko | 2020-05-06 09:03 | Fiori Piante Animali | Comments(8)