2020年 05月 08日
木も空も花いっぱいのフィオンキ山、スポレート
![木も空も花いっぱいのフィオンキ山、スポレート_f0234936_16285450.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202005/08/36/f0234936_16285450.jpg)
出発地点、Bivio Patricoからなだらかな道を、花に足を止めながら50分ほど歩いて、ようやくフィオンキ山(Monte Fionchi)の山頂が近づいてくると、白い花がいっぱいに咲く大木に、あちこちで出会いました。
フィオンキ山に見える小さい白い点々は、斜面で草を食む牛たちです。
![木も空も花いっぱいのフィオンキ山、スポレート_f0234936_16373091.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202005/08/36/f0234936_16373091.jpg)
一方、この大きな木の左手に立って、下方に広がる高原を見ると、そこでも牛や馬たちが、草を食んでいました。
![木も空も花いっぱいのフィオンキ山、スポレート_f0234936_16384452.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202005/08/36/f0234936_16384452.jpg)
見上げると、青い空に向かって伸びる枝に咲きほこる白い花が、とてもきれいです。
![木も空も花いっぱいのフィオンキ山、スポレート_f0234936_16395662.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202005/08/36/f0234936_16395662.jpg)
青い空も花も緑も美しい山を歩けて、本当にうれしかったです。
最初わたしはこの大木の白い花を、
![木も空も花いっぱいのフィオンキ山、スポレート_f0234936_16415458.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202005/08/36/f0234936_16415458.jpg)
セイヨウサンザシ(biancospino)かと思ったのですが、サンザシの葉はこんなふうに緑が濃い上に、葉の形が独特です。
一方、先述の白い花が咲く大木は、葉が小さくてギザギザがなく、薄緑色をしています。そこで夫は、野生のリンゴかスモモの木ではないかと言うのですが、枝が高くて花も葉もよく観察できなかったので、何の木を知るためには、この木の実が育つ頃に、再訪する必要がありそうです。
ようやく外出・移動規制が緩和されたものの、花粉症のため、この数日は夕方のうちの周りの散歩さえ控えて、さらにうちごもりをしているわたしですが、この日出会った花を思い出しながら、週末のトレッキングを楽しみにしています。
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2か月のあいだお疲れさまでした。
まだ規制が残るのでしょうが、これからいい収束方向に向かって、少しづつでも緩和が進めばいいですね。
こちらはあと3週間ほど、しかし感染者はあまり減っていないようですが。
花粉症、私も以前酷かったので辛いのはよくわかりま。
避けるものはまず花粉、どの木の花粉に敏感に反応するのか調べる事ができますね。
わたしはハシバミやイトスギ、松やトネリコの花粉が苦手なことは知っていたのですが、あのトレッキングで辛かったことや、今の状況を考えると、やはり今辛いのはイネ科植物が原因だと思います。植物そのものや、症状を悪化させる食品を避けるようにしたいと考えています。