2020年 06月 14日
パドヴァの聖アントニオ 映画とスカンノ村祭り、アブルッツォ
#staseraintv #12giugno
— tv2000docfilm (@tv2000docfilm) June 12, 2020
Sant’Antonio di Padova diretto da Umberto Marino con Daniele Liotti e Enrico Brignano,Vittoria Puccini e Glauco Onorato
??Stasera alle 21.10 su @TV2000it @danieleliottifa @danieleliotti2@EnricoBrignano @VittoriaPuccin1 pic.twitter.com/sr4jq70Oa9
ポルトガルの貴族に生まれ、武道も教養もあるフェルナンドは、ある事件をきっかけに修道士となることを決意し、やがてはフランシスコ会の修道士、アントニオとなり、聖フランチェスコに出会い、パドヴァで多くの人々を助け、若くして亡くなります。愛した女性との別れや俗世に戻って十字軍に参加してほしいと望む父親の姿、自分の代わりに戦に出て亡くなった父を悼む思いなどが描かれ、また、博識であるがゆえに、聖フランチェスコや他の仲間のように素朴で謙虚ではいられない自分を厭い悩むなど、後に聖人と呼ばれる人も、こんなふうにに様々な苦しみや葛藤を抱えていたのだということにも、感動しました。また、同じ道を目指すにも、それぞれにできること、それぞれの資質を生かし、違いを尊び合いながら手を携えて行くことの大切さも思いました。
最近、美しい夜景をご紹介したアブルッツォの村、スカンノ(Scanno)は、このパドヴァの聖アントニオが守護聖人で、3年前にわたしたちが滞在したとき、ちょうど村を挙げて、パドヴァの聖アントニオの日を祝っていました。
夕方には、パドヴァの聖アントニオの像を、中心街の教会から村はずれの教会まで運び、楽団も伴っての行進がありました。
この写真は、おそらく皆が教会の外に出て集まっていたために、人がいなくなった教会の中に入って撮影したのだと思います。差し込む日の光に、何か荘厳なものを感じます。
わたしと夫は、行進に従うのではなく、別の道を通って像が到着する教会までやって来ました。大勢の人が集まり、何か儀式が行われようとしているところでした。
そうして、この日の祭りは、実は朝から始まっていて、朝には、馬や牛、ラバなどが、パドヴァの聖アントニオに献納する丸太を後ろに引いて、門から中心街に入り、中心街を通り抜けて、聖人の像が運び込まれる教会まで、丸太を運んでいました。わたしたちは滞在していた宿の3階の窓から、その様子を見守ることができました。
ベビーカーの行進もあり、
こんなふうにトラクターや車で丸太を運ぶ人もいました。前を行くトラクターには、ワンちゃんが乗っていますが、どうやら乗り慣れている様子です。大きいトラクターは、通るのにかなり苦労していました。
1枚目の写真に見える馬たちは、この行進に参加した動物です。ただ、丸太は運ばずに行進だけしている人や動物もかなりいました。
今年は残念ながら、新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐための法令により、他の多くの行事同様に、スカンノのこのパドヴァの聖アントニオの祝祭も中止となりました。
美しい山の村で、たまたま興味深い祭りに遭遇することができたことをうれしく思うと共に、来年以降は再び村人が、これまでどおり村を挙げてこの日を祝うことができるようになることを願っています。
関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 夜明かりに金色の村と紺碧の空、アブルッツォ スカンノ / Bella Scanno di notte (10/6/2017)
- 丸太・ラバの行進と山中の湖、アブルッツォ スカンノ / Festa di Sant'Antonio di Padova & Lago di Scanno (11/6/2017)
参照リンク / Riferimento web
- amazon.it - film DVD "Sant'Antonio di Padova"
やはり・・外国だって・・再確認しています
どの角度から、どうしたムードで、そんな絵葉書風の
パンフレットしか見てこなかった、海外です
本当の、意味での生きた人々の形ですね
何時も、あこがれとは違う姿を見ています
ありがとうございます
コロナ騒動が無くても
ヨーロッパは、私には、次第に遠い国になってきています
映画の一シーンのようです。
なおこさんはこんなにも素敵なところで生活をされていらっしゃるんですね・・・。
羨ましい・・・とともに、イタリア、ますます行ってみたい国になりました。
日本にもイタリアにも、そして世界中に、様々な町や文化があっても、紹介されて知られているのは、ごく一部なのですよね。わたしもみなさんのブログで、日本などの知らなかった森や町の風景を拝見して驚くことが少なくありません。再び世界中で互いに訪ねやすくなるときが、早く戻ってきますように。
温かく、うれしいお言葉をありがとうございます♪
差し込む光の輝きをとらえた絵、興味深いです。なるほど召命を光で表したのは、こんなふうに教会に差し込む光を見たことがあったためかもしれませんね。中が暗いために一筋の日の光が差すその光の軌跡がはっきりと鮮やかに見える、他の教会や岩間でも見たことがあります。
こちらこそリンクをありがとうございます。光栄です。
はじめまして。わたしもイタリア語を日本で学習しようと最初に思ったときは、住む町にはイタリア語を学べる学校がなく、山あいの町で、NHKラジオも聴くことができなかったので困りました。今のようにインターネット上に情報があふれている時代でもなく、書いてきたことがお役に立っていると知って、うれしいです。
二足のわらじは、特に日本の職場では時間をかなり拘束されることもあり、大変だったのではないかと思います。ご卒業おめでとうございます。こういう時代ではありますが、来られる頃には感染が収まり、どうか安心して留学生活を送ることができるようになっていますように。
今から耳を慣らし、ある程度の基本を身につけておいた方が、留学生活もずっと快適になると思います。何度も繰り返し聞かれて、並行して文法も学ばれることで、きっと多くの表現や語彙、文法事項、そしてイタリア語のイントネーションが少しずつインプットとして入り、着実にものになっていくことでしょう。
うれしくありがたいコメントをありがとうございます。わたしもフランス語の再勉強をしなければ、そしてメルマガも発行していこう、バックナンバーを少しずつブログに移行していこうと、改めて思い、とても励みになりました。