2020年 06月 15日
朝は屋根でおはよう猫と白い半月
先週金曜日、めずらしく晴れた朝、気づくとそのミケくんが、駐車場の屋根の上にいたので驚きました。突然窓が開いたので、ミケの方が驚いていたかもしれません。
うちの周囲にいる猫たちは、半分家猫、半分野良猫なので、わたしたちが近づいたり、見ているのに気づいたりすると、手にエサがない場合には逃げてしまう猫が多いのですが、このミケくんは、こちらがまごつくくらいに、凛とした顔と瞳でこちらを見据えてきます。
その表情と風情が、不思議なくらい100万回生きたねこに似ているなあと、思わず感じるのでありました。
そうして、このときふと日曜の町の丘を見やると、
丘の上の青い空に、白い半月が見えたので、うれしくなりました。天気が崩れやすく、空が曇りがちで、月が見えることが少ないために、思いがけない贈り物のように感じました。
月はまだ空の高みにあるのですが、月が地上に近づくのを待っていては、月が日曜の町の丘から遠ざかり、殺風景な中継器塔にさらに近づいてしまいますし、いつまでも月を眺めているわけにもいきません。
そこで、丘の家も月も写るように、こんなふうにカメラを斜めに構えて撮影してみました。
夕方にも、ミケくんのまっすぐな瞳がこちらを見つめていました。掃除をしようとマットを窓の外ではたいていたので、「なんだなんだ」ときっと興味深かったのでしょう。
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"Ora preferisco stare sul tetto, anche se
prima amavo salutare il sole dalla cima dell'olivone."
Gatto sul tetto & mezza luna sopra la collina della Città della Domenica
Perugia 12/6/2020
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いやいや、イタリアっ子ですね
100万回生きたねこ
よみましたよ・・
いわれてみれば・似てるね(笑)
高校時代、友が誕生日のプレゼントにこの本をくれました。
イタリアに転生してたとは?!
大胆な構図の月のお写真、新鮮です。
今朝、北欧の友に届けた日本の月、
なおこさんのお越しをもお待ちしています♪
大胆ですよね。ありがとうございます。エニシダの花やいつもはシルエットのきれいな建物と月を撮りたかったのですが、これ以上小さくすると月がきちんと見えなくなってしまうので、苦肉の策です。記事、今からおうかがいして拝見しますね。