2020年 06月 19日
紫陽花の町と湖ボルセーナ
町の高みにあるモナルデスキ城(Castello Monaldeschi)の周りにも鉢植えの紫陽花が咲いています。
歴史的中心街と湖を結ぶ道は、大きなプラタナスの街路樹がみごとで、今の季節は例年紫陽花の花がきれいなのですが、昨日は、茂みがいつになく大きく育ち、あふれんばかりの勢いで花が咲いていたので、感嘆しました。
上の写真の左手奥に古城が小さく見えています。
同じ紫陽花に咲く花の色や形が、微妙に違っているのが、おもしろいなあと思いました。
残念ながら閉まっていた観光案内所の前にも、色とりどりの紫陽花の花が咲いています。
この広場には、昨年6月の紫陽花まつりでは、花などを売る露店が並んでいました。
上の写真で右に見える教会と門の間を通る道を進み、
石の階段を登っていきます。町中にも、紫陽花などの花がきれいな家があちこちにあります。
この紫陽花はさわやかな青い色がきれいです。時々階段を登るのを一休みして、小路をのぞいて歩いてみたりしました。
登りつめたところに、モナルデスキ城と噴水、教会があり、高みからボルセーナ湖を見晴らすことができます。
この写真では、下方に秘密の花園のような美しい庭園があり、その庭園にもやはり紫陽花の花が咲いています。庭園を見やったあとは、来たのとは別の坂道を下って、歴史的中心街から
紫陽花が彩る通りへ、そして湖へと向かいました。
わたしも夫も、これがきれいだなと思う紫陽花を見つけては、写真を撮りながら歩きました。
ボルセーナ湖(Lago di Bolsena)が見えてきました。ここから右に曲がっても、左に曲がっても、湖畔には紫陽花の花が植わる小道が続いています。昨日は、この右手の岸辺をしばらく散歩しました。
大きな木の幹を伝うように上へ上へと伸びて花を咲かせる珍しい紫陽花もあります。
おとといも一昨日も、午後は雨の予報が出ていたため、泊りがけの旅行をする代わりに、おとといはオルヴィエート、昨日はボルセーナを訪ねて、その日のうちに家に帰ったのですが、昨日は幸い、空が曇り風こそ強くなってきたものの、散歩を終えたときには、まだ雨が降っていませんでした。
日本では見慣れていたのに、こちらでは見る機会の少ない紫陽花を、たくさん見ることができてうれしかったです。今週末、6月20日日曜日・21日土曜日には、例年どおり紫陽花まつり(Festa delle Ortensie)が開催されるそうです。このときだけ特別に訪ねられる庭もあるらしいと、昨年は楽しみにして祭りのときに泊まりがけで行っのですが、直前になっても祭りの詳細が分からず、確かに花などの露店は興味深いのですが、人ごみを避けた方がよい今年は、あえて祭りのときに行くこともあるまいと、わたしたちは一足先に訪ねました。
イタリアの国旗の美しさは世界一だと
思いますね。古城があって、湖がある町。
最高ですね。EUでは圏域移動が自由になりつつ
あるとか。以前から思っているのですが、
イタリアではバカンスシーズンの移動とかは
あるのですか。
昨年の記事も覚えていますとも~(^-^)
今年のお花はまたいっそう美しく咲いてますね☆
石畳の街やイタリアの建物にしっくりと合ってる紫陽花、
日本で見る紫陽花とは別のもののようにも感じます~♫
私が訪ねた、チビタ・ディ・バーニョレ―ジョの紫陽花も美しく感動したのを思い出します(https://arischan.exblog.jp/27969062)
私もいつか紫陽花の時期にボルセ―ナを訪ねてみたいです~♡
ボルセ―ナ湖は、チビタへ行くときに車窓で見た記憶がありとても懐かしいです、地図で見なおすと凄く近いので驚きました!それで紫陽花がたくさん咲いていたのでしょうか?
日本だけのお花とは思っていませんが、イタリアに~♪
となにか不思議な感じがしました。
なおこさんのところで拝見しなければ知らずにいました。
イタリアでは紫陽花はどんなお花の印象なのでしょう。
日本だと梅雨の時期に咲く癒やしのお花・・・という
私の中でのお花ですが・・・。
ご主人さまとなおこさんとそれぞれ撮られたお写真は
お二人で見せ合ったりされるのですか?♡
とくに3枚目の微妙に違っているというアジサイは印象的です。南国の明るいアジサイ、イタリアのアジサイという感じがします。
イタリアの石の街並みに溶け込んだアジサイは、日本で見るのと同じ花ながら少し不思議な感覚もします。
内部が博物館になっている古城は、かつて入館したことがあるのですが、城の塔のてっぺんからの見晴らしもまた、すばらしいかったです。ボルセーナ湖は火山活動からできた湖で、トラジメーノ湖とは違って中心部が非常に深く、そういう説明や周囲で発見された遺跡の展示もありました。イタリアでも夏の休暇の移動はあるんですよ。例年は学校が休みになる6月頃から9月にかけて、8月15日のフェッラゴストあたりが頂点に達する形で、多くの人が休暇を取ってあちこちに出かけています。
チビタの紫陽花のお写真、拝見しました。きれいに咲いていましたね。ボルセーナに向かう途中、チビタがきれいに見える場所があったのに夫が車を止めてくれなくて残念だったのですが、どちらも同じラッツィオ州のヴィテルボ県にあるので、それほど遠くありません。
ボルセーナ周辺はチビタも含めて、紫陽花が育ちやすい酸性土壌かも知れないなあと、ふと思いました。先日訪ねたバラ園の方から、ローマでも紫陽花がよく育つと聞いて驚いたところだからです。
イタリアではこのボルセーナを除くと、個人的にはアッペンニーニ山脈などの標高の高い町の家の庭で見かけることが多いような印象を持っています。
夫はふだんはあまり写真を撮らず、撮っても見せてくれないのですが、このときはスマートフォンで撮っていたので、後から見せてもらいました。
日本の寺社や庭園の紫陽花とは同じ花でも、背景が違うと確かに違って見えるのがおもしろいですよね。
遅くのコメ失礼します。
イタリアで紫陽花 意外です。こんなに街に溢れていて似合っていて街並みに溶け込んでいて美しいです。
日本だと梅雨と紫陽花。湿度の多い季節に鮮やかにしっかりした花を咲かせる風物詩。私は20日に北鎌倉のお寺巡りで紫陽花を観てきました。丁度梅雨の晴れ間でしたが、しかし湿度が高い場所でした。
とても素敵な風景 ありがとうございます!
ボルセーナは紫陽花の町を町の魅力として売り出しているのではないかと思います。歴史ある町並みや湖、みごとなプラタナス並木に紫陽花が映え、またそういう風景に紫陽花が彩りを添えていて、とてもきれいでした♪ イタリアの6月は晴れて暑いことが多いのですが、今年は雨が多く気温が低かったので、ひょっとしたらそのために、紫陽花の花に勢いがあるのかもしれません。
北鎌倉のお寺の紫陽花も美しいことでしょうね。