2020年 06月 22日
フィアストラ湖から不思議な岩 Lame Rosse へ、マルケ
日当たりのいいところにはエニシダの黄色い花が一面に咲き、湖と山の眺めがきれいな高みに車を置いて、まずは出発地点を目指します。
まずは長いながい坂道を下ります。道の両側に、エニシダや野の花がたくさん咲いていました。
下るうちに、ダムの堤体が見えてきました。フィアストラ湖はダム湖なのです。
魚が2匹いるよと夫に言われて見下ろすと、確かに大きな魚の姿が見えます。
その少し先で、友人たちと合流しました。友人たちは、ダムの堤体の近くに車をとめていたのです。
イヌバラの花も、ふだん見かけるイヌバラに比べて花がやや小さいのですが、あちこちに咲いていました。
このあと友人たちと目的の岩へと歩いたのですが、皆であまりにも登山客が多いので驚きました。フィアストラ湖はふだんから週末は人が多いと、通り過ぎたことだけあるものの知っていたのですが、皆の予想をはるかに上回る人が歩いていました。
最後の最後にかなり急な砂利いっぱいの登り道があり、
苦労して登るうち、目的の岩、Le Lame Rosseが見えてきました。
雨水の溶食によってできた美しい岩に感嘆し、
近くから眺めたり写真を撮ったりしたあと、腰を下ろせる場所を探して、それぞれが持参していた昼食を食べました。
ところが、昼食を終えようとする頃から、突然雨が降り出したため、食後はすぐに各自が携帯していた傘やレインコートを用意し、来た道を引き返すことになりました。
イタリア語では、「聖ヨハネの草」(erba di San Giovanni)とも呼ばれるセイヨウオトギリソウ(iperico)も、今が花盛りでたくさん咲いています。
午後は雨が降るという予報が出ていたこともあり、友人たちとはダムの堤体の近くで別れて、再び長いながい坂道を登り、駐車していた車まで戻りました。フォリンニョからアッシジにかけてはかなり雨が降っていたこともあり、そのまままっすぐうちに向かいました。
フィアストラ湖が美しいとは、以前から人に聞いていて、わたしも行ってみたかったのですが、ダム湖にはあまり魅力を感じない夫に、いつも却下されていました。友人たちが提案してくれたおかげで、フィアストラ湖を訪ね、自然の造形が美しい岩も見ることができて、うれしかったです。
いけの水に心洗われ、歩く先に待ちわびた
この光景は、岩が作り出した芸術です
イタリアも、人が移動してるのですね
夏場はコロナをしばし、忘れそうですね
ダム湖なのですね・・・そうするとかなり高い位置になるのでしょうか。
参加されている方は皆さんもうかなり夏の姿ですね。
お写真だけを拝見すると、もうコロナの心配などはほとんどないような。
ホッとします。
またこの自然の作り出した岩もすごい迫力です。
ここの一角だけこのようになっているのでしょうか?
すごく不思議ですね。
ここは観光地にもなっているところでしょうか???
って質問攻めですいません!
私、こういう自然が作った芸術のようなものがすごく好きです。
台湾にも海岸沿いなのですが奇岩がたくさん有るところがあるんです。
自然のチカラってすごいですね。
イタリアもようやく人が移動し始めたのですが、遠くへの旅行を避けるために、近場のこういう場所に人が殺到するようだと、昨日会った自然公園の方が言っていました。まだまだイタリアも感染が収まったわけではないので、気をつけなければいけないとつくづく思います。わたしは少なくとも1メートルは友人たちと距離を取るようにしていたのですが、夫はかなり近くで話していることもあり、気になりました。友人たちが住む地域の方が、ウンブリア州よりもはるかに感染者が多いからです。