イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

岩の庵 聖パウロ書簡運ぶ聖ルカが宿ったそうな、涼求めモリーゼの山に登れば

 モリーゼの山道を車で進んでいたら、目の前に突然岩にはめ込まれたような古い庵が現れたので、思わず車を止めました。

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Eremo di San Luca Evangelista, Pescopennataro (IS) 23/7/2020

 福音史家ルカの庵(Eremo di San Luca Evangelista)という言葉を、わたしは何となく読み過ごして、

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山の中や修道院で出会いそうな岩と一体となった庵が、山を走る車道のカーブに忽然と現れたことと、その造りに驚いていました。

 そこで、夫に言われて初めて、案内看板の言葉に気づいて、さらに驚きました。

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 伝説によると、なんと紀元60年に、聖パウロの手紙をローマから中東へと運ぶ旅の途中に、福音記者聖ルカが、この岩の庵に宿ったそうなのです。

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 ヴェナーフロも次に訪ねた地域や遺跡もとても興味深いのですが、特に日中はおそろしく暑いので、たまりかねて、標高の高いモリーゼの村、カープラコッタ(Capracotta)に泊まることにしたのですが、夕方隣村のペスコペンナターロ(Pescopennataro)へと山道を走っていたら、またも思いがけない発見がありました。

 23日夜、ネオワイズ彗星(cometa Neowise)が最もきれいに見える晩らしいと、午後10時頃北西部の空がよく見える山の路傍に車を止めて外に出ると、三日月やたくさんの星がきれいに見えた上に、標高1600mの高みだと言うのに、あちこちに光を放って飛ぶ蛍が見えました。近眼のわたしも、双眼鏡のおかげで、長く尾を引く白い彗星を見ることができて、うれしかったです。肉眼でも見た夫は、想像していたほどは光が目立たないけれども、彗星を自分の目で見たのは、おそらく生まれて初めてだろうと言っています。カメラにはとらえられませんでしたが、また一つとてもいい思い出ができました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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ブログテーマ:【今年の夏は猛暑?】暑さ対策について教えて!
by milletti_naoko | 2020-07-24 07:00 | Molise