2020年 07月 24日
岩の庵 聖パウロ書簡運ぶ聖ルカが宿ったそうな、涼求めモリーゼの山に登れば

福音史家ルカの庵(Eremo di San Luca Evangelista)という言葉を、わたしは何となく読み過ごして、

山の中や修道院で出会いそうな岩と一体となった庵が、山を走る車道のカーブに忽然と現れたことと、その造りに驚いていました。
そこで、夫に言われて初めて、案内看板の言葉に気づいて、さらに驚きました。

伝説によると、なんと紀元60年に、聖パウロの手紙をローマから中東へと運ぶ旅の途中に、福音記者聖ルカが、この岩の庵に宿ったそうなのです。

ヴェナーフロも次に訪ねた地域や遺跡もとても興味深いのですが、特に日中はおそろしく暑いので、たまりかねて、標高の高いモリーゼの村、カープラコッタ(Capracotta)に泊まることにしたのですが、夕方隣村のペスコペンナターロ(Pescopennataro)へと山道を走っていたら、またも思いがけない発見がありました。
23日夜、ネオワイズ彗星(cometa Neowise)が最もきれいに見える晩らしいと、午後10時頃北西部の空がよく見える山の路傍に車を止めて外に出ると、三日月やたくさんの星がきれいに見えた上に、標高1600mの高みだと言うのに、あちこちに光を放って飛ぶ蛍が見えました。近眼のわたしも、双眼鏡のおかげで、長く尾を引く白い彗星を見ることができて、うれしかったです。肉眼でも見た夫は、想像していたほどは光が目立たないけれども、彗星を自分の目で見たのは、おそらく生まれて初めてだろうと言っています。カメラにはとらえられませんでしたが、また一つとてもいい思い出ができました。


鏡のように周りの風景を映し出していましたね。
汚染とかとは全く無縁の世界がひろがっていて
なにかすごく嬉しくなりました、わたしも♪
そして今日もまたなにか神秘的な・・・。
旅の途中で出会う今まで知らなかった場所というのは
またいい思い出にもなりますね。
ホタルですか~♪
やはり水がきれいな証明ですね♪
さぞかし美しかったのだろうと想像しています。
良かったですね。
宇宙を感じられたことでしょう。
流れ星と同じかと思ったら違うのですね。
私はまだどちらも見たことがありません。
夫は、そんな人に会ったことがないと言いますが。
見てみたいナ、私も。
とっぷりと暗いので、空には天の川や三日月に加えてたくさんの星、そして彗星、地上には蛍の光が舞っていて、本当にきれいでした♪
ようやく見ることができて、うれしかったです♪ いつかまた現れるであろう他の彗星を、お二人もご覧になれる日が来ますように。