2020年 07月 25日
花・眺めきれいアッペンニーニ山脈植物庭園、モリーゼ カープラコッタ

わたしたちは、イタリア半島を南北に縦断するアッペンニーニ山脈(gli Appennini)の山々を、よく登っては花を見るのを楽しみにしています。ラヴェルナ修道院が建つペンナ山も、カステッルッチョの高原のあるシビッリーニ山脈も、イタリアの背骨とも言われるアッペンニーニ山脈に属する山です。

訪ねてみると、アッペンニーニ中南部の植物を集めた植物庭園との説明があり、見慣れた植物もあれば、初めて見るものもあって興味深かったです。

植物の向こうに見える山の風景も楽しめて、よく見かけるのに名前が分からずにいた植物の名も知ることができました。

モリーゼの伝統の豆類などの品種が、農業離れや全国的に知られていてよく売れる農作物を生産しようという傾向などのために、絶滅してしまわないようにと、そうした品種を守り育て、タンパク質も豊富なそうした伝統の豆類をもっと摂取するように教育もしよう、そういう取り組みも行われているようで、すばらしいと思います。
この庭園では、いろいろな花や植物の名前を知ることができて、庭園のように美しく眺めもすばらしいので、機会があれば、ぜひ訪ねてみてください。


発音しにくいヴェネツィアという地名も次第に定着したように、これも次第に変わっていく??
広々として眺めのいい植物園で、しかもいいお天気に恵まれて、良かったですね。
また古い固定種のタネを未来につなげていく、それも大切な事、こちらでも今流行っています。もう既に沢山の固定種のタネがなくなっているので今あるものを後世に残す、大切だと思います。
見晴らしのいい庭園で、山を長い間歩き回らないと見られないようなたくさんの植物を見られて、とてもよかったです♪