2020年 08月 21日
友と湖上ゆけば夕日沈み二日月、トラジメーノ湖
右に見えるのはマッジョーレ島(Isola Maggiore)、左に見えるのはミノーレ島(Isola Minore)です。
友人のヨットでの船旅は10年ぶりで、今回が2度目ではないかと思います。今日は夫の同僚でもある友人と4人で、湖の眺めを楽しみました。
わたしもいっしょの写真が何とか撮れないものかと撮影したのが、こちらの写真です。
マッジョーレ島へは、パッシンニャーノとトゥオーロから公共の船で行くことができて、その船も島の傍らを通ります。けれども今回、ヨットでは島の周囲をぐるりと一周し、いつもよりも近くから、そして様々な角度から島を見ることができました。
マッジョーレ島の左手には、トスカーナの二山も見えています。右からアミアータ山、チェトーナ山です。小舟の向こうに見えるのは、西の湖畔にあるカスティッリョーネ・デル・ラーゴの町並みです。
夕日が傾いて地平線に近づいてくると、ヨットが動くたびに、太陽が島の向こうに沈んだり、また顔を出したりします。
ちょうど夕日が沈む頃に、島から湖畔の港へと向かう船が、その太陽の前を通っていきました。
後ろを見やると、空も湖もピンク色をしています。
こうして、たそがれてゆく空の下を、トゥオーロへと戻りました。
すでに沈んだ夕日が放つ光が、なおも青色、ピンク色の筋となって、上空へと伸びています。
その青い光の左手に、白くほっそりとした二日月が、きれいに見えてうれしかったです。
少しずつ少しずつヨットが岸辺に近づき、やはり少しずつ月が沈んでいきます。
午後9時過ぎに船から降りて、それから皆で遅い夕食を食べに行きました。
友人のおかげで、美しい湖の風景と夕焼けを、存分に楽しむことができました。
関連記事へのリンク
- ヨットで周遊、トラジメーノ湖 (8/10/2010)
- 青い光の正体と湖畔の子猫、トラジメーノ湖 (13/8/2018)
湖ですから揺れもそんなになさそうだし。
ああ、懐かしのカスティッリョーネ。デル。ラーゴ!
大切な時間の使い方ですね
ヨットは、未だかつて・・乗った経験がないので
ただただ・・羨ましいです
ヨーロッパの方たちの
バケーションの過ごし方
日本人には、マネのできないことです
ただただ、騒々しく時間を過ごし
どこへ行っても、人・人ですから
コロナ禍でも
お金を使うことだけが目的な政府の市政に
うんざりです・・
籠れとは言いませんが、自然と共有する楽しみ方
もっと、あるのにね・・
カスティッリョーネ、いつか再訪できる日が早く来ますように!
イタリアではこの夏は、多くの人が国内に残り、人混みを避けて野山に繰り出すからか、いつもはそれほど人がいない場所でさえ、大勢に出会うことがあるほどです。日本も自然が豊かなので、この機会に多くの方が自然に親しんでくださるとよいのですが。
楽しまれたのですね~!(^^)!
この湖は かなり大きいのですね。
私は遊覧船かモーターボートしか
乗ったことがないです。
ちゃんとナオコさんも画像に入ることができて
良かったですね。
難しいですよね。
新月の翌日から三日月の頃までは、日が沈んだばかりの夕焼け色の西の空に、ほっそりと白い月を見つけるのが楽しみで、見られると宝物を見つけられたようにうれしくなります。末句の心と重なりますね。
夫も友人もよそを向いていますが、なんとか自分が入ったので満足しています♪