2020年 09月 06日
大好きだったドラマと歌と驚きの発見、アリー my Love
"Now I know I can shine a light to find my way back home"
「今ならわたしは、帰る道を見つけるために、明かりで照らすことができるの」とそう歌うのは、単に自分の家(home)ではなくて、探しているのが魂(soul)なのだから、本当の自分、自分が本当にそうでありたい姿、自分の魂の根源、奥底にあるものに、再び近づいていくことができるということではないかと、何となくそんな気がするのです。
恋に破れながら、それでも前を向いて、苦しむ人を応援しようとしていた主人公のアリーが、スタート地点に立って、さあわたしは自分を取り戻せるから大丈夫と、さっそうと町を歩きながら、歌っているような。
ドラマも歌も大好きだったので、自分の結婚式の映像のバックグラウンドに挿入する歌を、わたしと夫が一人一曲ずつ選んでいいと言われたとき、わたしは、サウンドトラックにあったこの歌を選びました。
うちの夫は、体調が悪いと機嫌も悪いので、わたしも同じように返してしまってケンカになりがちなのですが、今この歌を聞いて、もっと優しくしてあげなければと反省しました。
自分の主題歌を決めて、心が揺らぎそうになったら、その歌を心の中で歌うようにと、アリーが精神科医から勧められて、それで選んだのが、確かこの歌、「Tell him」だったのではないかと思います。
「本当にあの人が好きで仕方がないのなら、その熱い思いのたけを伝えるのよ」
という歌なのですが、「何か本当にほしいもの、したいことがあったら、本当にほしいんだ、したいのだということを何度も自分に言い聞かせて、自分を奮い立たせて、行動していかなければ。」と、どこか勝手にそう解釈して、よし頑張らなければというような気持ちで聞くことが、今でも時々ありますし、日本に住んでいた頃にも、そんなふうに聞いていたように思います。
恋を求めつつ、縁に恵まれなかったアリーが、ですからようやくラリーに出会い、不器用な二人が少しずつ歩み合って、ようやく二人で幸せになったのを見たときは、本当にうれしくて、それだけに、二人の突然の、思いがけない別れが理解できずに、ただ残念に思っていました。
その突然の二人の別れが、実はラリーを演じていたロバート・ダウニー・ジュニアが麻薬所持で逮捕、収容されたためだったと知ったのは、ほんの最近のことでした。この騒動がなければ、アリーとラリーは結婚するはずで、二人が結婚してからの場面で番組が終わるはずだったと知って、なおさらに残念に思い、どうして二人の別れが不自然だったのか分かり、ドラマを作成していたスタッフも、ハッピーエンドに向かっていた物語を急に転換しなければいけなくなって大変だったのだろうと思いました。それでも今も、テレビでは実現しなかった、二人の幸せな恋の結末を思ったりもするのです。
そういう心持ちでいたので、今日この記事を書くにあたって調べていて、わたしが最後に見てドラマがもう終わったと思っていた回以降に、実は続きがあったことが分かって、驚きました。ロバート・ダウニー・ジュニアと別れた場面が、わたしはアリーのドラマの最後だとずっと思い込んでいたのです。シーズン5はおそらくまったく見ていないし、ひょっとしたらシーズン4も見ずにいる回があるかもしれません。イタリアで購入したドラマのサウンドトラックに(リンクはこちら、日本で購入していたのはこちら)、すべてドラマを見たつもりでいた自分が知らない曲が数曲ある理由も、ようやく分かりました。
英語の聴解力を鍛えるために見始めて、途中からすっかりはまってしまったのが、このアリー・マクビールでした。見ていない回があったと知って、急に続きが知りたくなり、インターネットで調べて、どうも全DVDを購入して見るのが一番よさそうだという結論に至りました。アマゾンイタリアで見ると、シーズン5にはがっかりしたという評価もあるのですが、制作陣も、突然物語やほぼ主役であったアリーの相手役を変更する必要に駆られて大変だったでしょうから、できが今ひとつになっても仕方がないような気もします。

調べてみて、アマゾン日本のプライムビデオに全シーズンが含まれていることが分かりました。リンクはこちらです。ただ、プライム会員になっても、レンタル料がいるようですし、海外でも視聴可能な作品ではないようなので、アマゾンイタリアで、英国版の全話収録のDVD(リンクはこちら)を買うか、イタリアの店舗で探すかしようと考えています。字幕は英語とフランス語とオランダ語なら見られるようです。アマゾンフランスなら、プライムビデオにあって、会員なら全話無料で見られるようなので(リンクはこちら)、プライム会員お試し期間の30日を利用して、できるだけ見てしまってから解約する、ただし、もしすべて見きれなかったら、月5.99ユーロの会員契約を全話見終えるまで続けるという手もあるのですが、英国版のDVDが、アマゾンフランスで頼んだ方が、送料が加わっても安いので(リンクはこちら)、手もとにおいて何度も見られるように、購入してしまおうかと、あれこれ考え中です。

写真は、今年5月に訪ねた秘密の花園、個人の、けれどそれは美しいバラ園の花の写真です。
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懐かしい。
シーズン5出来はイマイチかもしれませんが、イケメンの歌が素晴らしい。
アリーの相手役のイケメンのプレスリーの歌が素晴らしくて、YouTubeで何度も聴いてます^_^
ドラマを観ている間、何度も何度も聴くことになるので、
ものすごく気持ちに浸透してくるし
ストーリーやその時の気持ち次第で、一生心に残る音楽になりますね。
なおこさんが貼ってくださったYoutube,全部聴いてみました♪
For Once in My Life・・・
なおこさんの可愛いお嫁さんの姿を勝手に想像して(笑)
何かジンとしてしまいました。素敵な曲ですね♡
Vonda Shepardさんは初めて聴きましたが、
透き通る声の中にも優しさがあって耳に心地が良いです。
ご主人さまはどんな曲を選ばれたのでしょう♪
Chances Areもすごく好きです。
流れる画像を観ながらドラマを観たことがないのに、
すごく心に入ってきました。
まだ観ていないところを改めて鑑賞できるは楽しみですね♪
名前はどこか聞いた事あるような・・かすかに記憶があります
歌は何れも力強い通る声の歌唱で心を揺すられ響きますね☆彡
Tell Himはアップテンポでノリが良く心の応援歌に
なりそうな明るい歌ですね(^^)
自分の主題歌を決める・・・私だったら何だろう・・・
そんな事を考えさせられました☆歌ではありませんが
中学校の吹奏楽部時代の課題曲フェリスタスが今でも私の
主題歌です・・火の鳥モチーフの曲で・・その曲を父が
指揮をしていた姿をホールで見たのを忘れられず・・・
その時指揮する父の背中を見て・・いいか!雄々しく
羽ばたかなければいけないぞ・・と教えられた気がしました。
以来それが私の主題歌です(^^)
想いの積み重なるドラマ・・・買われるのも良いかもしれませんね☆
永久保存でいつでも手元で観る事が出来るのって立派な財産ですね!

当時アリーマイラブで英語学習というブログもありました。アリーの生き方、アメリカの社会問題、裁判シーンから
知る多様な考え方全てが刺激的で楽しかった、少し変わった話題であっても。。。
私はバリーホワイトが登場するシーンが特に好きで、My First My last My Everythingを踊りながら歌うと
元気がでました。
久しぶりにまたdvdを観て元気をもらおう!と思います。思い出させて下さってありがとうございます。
ちょうどミュージカルのように、物語の肝心な場面で本当に、そのときの主人公たちの心を表す歌がうまく歌われていて、そうして主人公たちが歌ったり踊ったりしたりすることもあり、歌を聞くと、それだけで元気が出るような、そして恋に揺れる様々な心情が響いてくるような気がして、サウンドトラックの歌を聞くのも、日本に暮らしていた頃から、とても好きでした。
お忙しいのに全部聴いてくださったんですね! ありがとうございます。For once in lifeは、日本にいた頃はもっぱらフランク・シナトラ が歌うのを、CDでよく聴いていて、その頃から好きだった歌なのですが、このヴォンダ・シェパードが歌う歌もとて好きなんです。夫が選んだ歌、歌は覚えているのですが、曲名を知らないので、今度確認してみますね。
Chances are、歌もいいですよね。わたしも映像を見ながら、どうしてこの二人がいっしょになれなかったのだろうと改めて残念に思いました。
ずっと知らずにいた続き、見られるのが楽しみですし、ついでに全作品を最初から見てみるのも楽しみです♪
お馬さんも歌を聞いてくださって、ご自分ならどの歌を選ぶだろうと考えてまでくださったんですね。ありがとうございます。
中学校では吹奏楽部員で、お父さまも指揮をされたのですね。すばらしい思い出と重なる主題歌ですね。なるほど、今も音楽や楽器を愛されるのは、こういうご経験があってのことなんですね。
全シーズン購入しても、それほど高くはならないようなので、わたしも購入することにしようかと思い始めているところです♪
こちらこそ、うれしいコメントをありがとうございます♪