イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

この夏はイタリア人は休暇でどこへ、World Voice連載第2回

この夏はイタリア人は休暇でどこへ、World Voice連載第2回_f0234936_2231545.jpg
 今年の夏は、新型コロナウイルス感染の動向を見て、旅行の時期を遅らせたイタリア人が多く、Coldirett/Ixe’調査によると、6月、7月には昨年に比べてそれぞれ旅行者が54%、23%減であったのに対し、8月は11%減にとどまり、2100万人のイタリア人が旅をしたそうです。(引用元はこちらの記事

 同調査によると、この夏はイタリア国内を旅行先として選んだイタリア人が93%で、昨年の86%に比べて増加しています。また、この夏の旅行では、短い旅行日数で、遠方を避け、宿泊には、自分の別荘や親戚・友人の家、賃貸住宅、キャンプ場を選ぶイタリア人が多かったことが明らかになり、旅行消費額も今年は25%減少して、一人あたり平均588ユーロとなっています。

 では、2020年夏、イタリア人はイタリア国内のどこへ旅行に出かけたのでしょうか。

 ニューズウィーク日本版姉妹サイト、World Voiceでのわたしの連載、「イタリアの緑のこころ」第2回では、「2020年夏 イタリア観光業とイタリア人の旅行動向」と題して、この夏のイタリア人の旅行の在り方、そして、イタリアの観光業が外国人観光客の大幅減少で深刻な打撃を受けている状況について、お話ししています。

この夏はイタリア人は休暇でどこへ、World Voice連載第2回_f0234936_2158950.png
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/ishii/2020/08/2002.php

 よろしかったら、ぜひお読みください。記事へのリンクは以下のとおりです。

- Newsweek Japan - World Voice - 2020年夏 イタリア観光業とイタリア人の旅行動向 (2020/8/31)

この夏はイタリア人は休暇でどこへ、World Voice連載第2回_f0234936_2232266.jpg
Senigallia (AN) 6/9/2020

 記事を読まれると、日曜のセニガッリアの海岸に、9月になってもまだたくさんの海水浴客がいた理由も、お分かりになるのではないかと思います。

この夏はイタリア人は休暇でどこへ、World Voice連載第2回_f0234936_2254267.jpg

 World Voiceの記事に、ベネチアの写真を選んだのは、「ウンブリアだけではなく、広くイタリアについても記事を書いていくつもりです」とお伝えしたい気持ちからです。また、記事が長くなりすぎたので割愛したのですが、Il Sole 24 Ore紙の記事(リンクはこちら)によると、「消費額の大きいアメリカ人をはじめとする外国人観光客の大幅な減少の影響がとりわけ深刻なのは、外国人観光客の多い歴史・芸術の町」で、その例として、ミラノ、フィレンツェ、ベネチアやローマが挙げられているからです。

 ベネチアと言えば、塩野七生さんの『ルネサンスの女たち』は、ずいぶん前に、最後の章である「第4章 カテリーナ・コルネール」を読み始めたのに、まだ読み終えることができていません。自らの利権拡大と温存のために、倫理に反した行動に出て、多くの人に悲劇的な運命を負わせるベネチアにそら恐ろしくなり、嫌気がさして、あと少しで読了というところなのに、先に進めずにいるからです。5世紀の昔の話であり、人の命や幸せよりも国の命運や利益を重んじる風潮が当時あったことは知りつつも、しばらくはベネチア嫌いになってしまいそうな、そんなわたしです。

関連記事へのリンク
- Word Voiceでイタリア情報発信、初記事は「イタリアの心のふるさと ウンブリア」 (2020/9/4)
- 青い海にぎわう砂浜セニガッリア (2020/9/7)
- 読書中『ルネサンスの女たち』とマントヴァ旅行の写真 (2020/8/8)
- ルクレツィアと文書く思いと暮れゆく湖 (2020/8/13)

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 記事がいいなと思ったら、ランキング応援のクリックをいただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  
 
by milletti_naoko | 2020-09-10 22:25 | Notizie & Curiosita