2020年 09月 17日
マテーラを朝はガイドと夕べは崖下り吊り橋へ
朝10時半から正午過ぎまでのツアーは15ユーロで、ずっとマスクを装着するようにとのことで、最後は暑くて大変でしたが、ガイドの説明はイヤホンを通して聞くことができたので、他の人との距離を十分に取ることもできて、安心でした。イヤホンを持っていなかったわたしたちは、一人分50セントで、このツアーを提供する店で購入しました。
ツアーのおかげで、要所を押さえて回ることができたのではないかと思います。
崖の下方、川の上に吊り橋がかかっています。あの橋を渡って、あるいはバスツアーに参加して、対岸の崖の上から見る町並みがすばらしく、特に夕焼けの頃に見ることをおすすめしますと、ガイドから聞きました。
対岸の崖の上方にある洞窟や、登っていくためのトレッキングコースは、ガイドといっしょに歩いた、マテーラの町並みが広がる側からもよく見えていました。高所恐怖症のわたしは、吊り橋を渡るのはこわそうだと思っていたこともあり、最初は夫が、対岸からの風景は、翌朝車で行って見ようと言っていたので、それでいいと思っていました。
ところが結局は、翌朝もマテーラを訪ねていては、アドリア海に着くのが遅くなると考えたのでしょう、「今日は車は運転したくない」と言う夫が、午後は、「今日中に歩いて対岸を訪ねよう」と言い出しました。
そうなのですが、夫は、あちこちの教会や街角も見たかったようで、まずは夫が見たいところを訪ねていたら、崖下に向かおうと思ったときには午後6時を過ぎてしまい、係員の一人には、帰りが暗くなるから、吊り橋まで下ったら、坂を登って戻ってきた方がいいとすすめられました。ところが、もう一人には、「あら、対岸のてっぺんまで行かないんですか。」と言われた上、わたしたちの前後にも、吊り橋を渡って、さらに対岸の崖を登ろうとしている人がいます。
そこで、わたしたちも、吊り橋を渡ったあとも、対岸をてっぺんを目指して、登り続けました。吊り橋はしっかりと安全にできているようでしたが、それでもひどく揺れるので、渡るときは行きも帰りもはらはらしました。
対岸の崖を、わたしたちは、この写真を撮影した場所まで登りました。このあたりは、洞窟があちこちにあるためか、いろいろな小道があり、崖のてっぺんまで行くための道がどれだか分からなかったためでもあり、また、崖を照らす夕日の光から、もう日が沈もうとしていることが、分かったからでもあります。
足元が明るいうちに、余裕を持って歩きたいという気持ちがわたしにはありました。もともとわたしが見たいと言って対岸の崖を登ってきたこともあり、ここで引き返そうかと提案したのは夫でしたが、わたしもまた、対岸のてっぺんからの夕焼けが見られないのを残念に思う一方で、バスツアーや車でも行けるてっぺんは人も多かろうから、少し下方からの方が、ゆったりと風景を楽しめるのではないかという思いもあったので、夫の提案に賛成しました。
わたしたちがいた場所からも、崖の上のマテーラの町並みの向こうに、沈もうとする夕日の輝きと夕焼けがきれいに見えたので、うれしかったです。
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Avventura a Matera
anche sul ponte sospeso...
Matera (MT), Basilicata, Italy 16/9/2020
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うーん、荒涼とした風景。
スペインでも同じような光景を見ました。
アンダルシアを思い出します。
スペインに行かれたことはありますか?
日本から出かけるツアーは、特にイタリアは
こうしたガイドが、必ずセットされてました
日本人向きに、日本語がわかる人や、イタリア語を話せる、日本人だったりね
その昔は、イタリアは、ガイドであふれていましたね
今は?こうして、イタリア人だけの、イタリア観光なのですね
観光国、早く復活してほしいですね
この風景を、容易く見れる日が・・
いつもすばらしい景色の写真ですが こういう崖の景色はラ コリーナとは言わないのですか? あ、ラ コリーナは丘でしたか masa
しかも・・イヤホンを通して説明を聞けるなんて・・
要所ををポイント押さえて案内~説明をしてくれるので
たまにはこういう観光も良いですね!・・気も楽です(*^^*)
昨年10月に母とそのお友達を札幌に案内し・・日帰りの
バスツアーを手配して小樽観光をしてもらいましたが・・
多言語対応のイヤホンだったと聞きました。。。
進化しましたね世の中(^-^;
吊り橋怖いですね・・揺れてしかも下が丸見えですね(怖)
町並みの向こうに沈もうとする夕日の輝きと夕焼け・・
とっても綺麗ですね(*^^*)凄いです・・この目で見てみたいな!
南イタリアは、スペイン領だった時代も長いですし、夏の日ざしが強く雨が降らない地域では、風景や建築物も似てくるところがあるのでしょうね。スペインは、一度だけ行ったことがあります。サンティアーゴ巡礼の行程の一部を歩いたのですが、興味がおありであれば、以下のリンク先に、関連記事がいくつかあります。後から思いついたように書いたり、何かの記事を書くついでに巡礼中の写真を利用したりしているだけで、脈絡がないのではありますが。
https://cuoreverde.exblog.jp/i65/1/
トラジメーノ湖畔の店での食事中も、今回の旅行中も、ドイツやフランス、英語圏などからの観光客に大勢出会いました。日本からも問題なく観光で来られる日が、早く戻ってきますように。
いつか訪ねられる日が早く来ますように。見どころの多いすてきな町でした♪ 町の向かいにある崖の洞窟やその洞窟にある教会は、今修復中だそうで、その修復が終わって訪ねられるようになったら、わたしも再訪できたらと考えています。
イタリアの人が一般に丘と呼ぶ風景とは少し違うように思いますが、眺めがすばらしかったです♪
お馬さん、お母さま孝行で、すばらしい。小樽にも海外から多くの観光客が来られるようになっているんですね。
吊り橋、こわかったです。橋の上からは、ひたすら前だけを見て、足元はほとんど見ずに歩きました。その甲斐があって、夕焼け色の風景がとてもきれいでした♪