2020年 09月 19日
ヴォラーレ歌手 故郷は美しい海の町 ポリニャーノ・ア・マーレ
日本でも、そして世界中で知られる名曲、「ヴォラーレ」の原曲、「volare」を歌ったドメーニコ・モドゥンニョ(Domenico Modugno)は、プーリア州の海辺にある美しい町、ポリンニャーノ・ア・マーレ(Polignano a Mare)の出身です。
17日木曜の夕方、ポリンニャーノを訪ね、町はずれに宿泊することにして、夕食にと中心街に向かっていたら、まさに空を飛ぼうとするかのように、空に向かって両手を広げるモドゥンニョの像があり、夫もわたしも、歌も歌手も好きなので、うれしかったです。
モドゥンニョの像の左手にある長い階段を降りると、よく写真で見かけるポリンニャーノの美しい風景が見えて、夫も感嘆していました。
マテーラとアルベロベッロを訪ねたあとは、アドリア海岸でまた海水浴ができればと考えていたのですが、この日は激しい風が吹き荒れて、波も高く、とても泳げるような状況ではありません。
そこで、義弟たちからも勧められていた、泳ぐことができなくても景観を楽しむことができるポリンニャーノに立ち寄り、夫も気に入ったので、一晩泊まることにしました。中世の町並みや風景が美しく、夜の散歩が楽しかったです。
像の向こうには、空の高みへと扇状に広がっていく雲があり、モドゥンニョが両手を広げて、この雲を呼び起こしたようにも見えて、おもしろいなあと思い、撮影しました。
今回ご紹介した歌手名、地名は、日本では一般に、ドメニコ・モドゥーニョ、ポリニャーノ・ア・マーレとして知られているようなのですが、これは北イタリアの発音です。南イタリアの人と地名ですので、この記事では、当地、そして、標準イタリア語の伝統的発音に近い音となるように、カタカナで表記してみました。この件について詳しくは、またどこかで書く予定でいます。
Roberto Benigniの姓の #イタリア語 の発音は、「ベニーニ」より「ベニンニ」に近い。gnは舌を口蓋にべったりつけて発音する子音で、舌先を歯茎にあてて発音する子音のnとは異なり、標準イタリア語の伝統的発音では、母音に挟まれると二重子音に。詳しくは学習メルマガに。↓https://t.co/qwS05AQgYf pic.twitter.com/rEfBsqZfW5
— Naoko Ishii (@naoko_perugia) August 25, 2020
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Vola Modugno, la sua statua nel cielo blu e rosa
nella sua città natale, Polignano a mare.
Polignano a mare (BA), Puglia, Italy 17/9/2020
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美しい街ですね。
ちょっと、感動しました。
もっと写真が見たいです。
サーモン色の空に雲もイイ感じです☆
ポリンニャ―ニョの街は初めて知りました(*^_^*)
断崖からの海、迫力有る街で、夜も素敵だったとのこと~
いつか訪ねてみたいと思いました♡
ヴォラ―レ、日本では2016年にキリンの淡麗辛口ビールのCMに使われてたのでよく聴いた曲です~♫
「volare」がユーチューブにあり聴きました(^^)
明るい曲調で元気にしてくれそうなよく響く声ですね!
素敵な歌でした・・日本でもヴォラーレを布施明さんとか
唄っている動画があり聴きましたが・・本場の人の歌声の
ほうがやはり数段上ですね(^-^;
両手を広げ躍動感の動のある素晴らしい銅像ですね☆彡
景色も凄く素敵な場所ですね(*^^*)
ヴォラーレは確か映画の「恋愛専科」でトロイ・ドナヒューとスザンヌ・プレシェットが食事をするシーンで使われたのが初めて私が聴いた時でした。当時付き合っていた彼女と二人で映画を見に行った記憶があります。美しい曲でした。スザンヌ・プレシェットのファンになりました。
写真を整理して、少しずつご紹介できたらと考えています。撮影をカメラ一本にしぼるため、旅行にマックブックを持って行って、カメラから写真を取り込んでは記事を書いていたのですが、後からiMacにも写真を取り込むつもりで、「カメラから削除しない」ようにしていたのに、うっかり削除してしまった日があり、今その日の分の写真を、マックブックからiMacに移動するのに手間取っています。夫に貸していたUSBメモリが行方不明になり、ブルートゥースで送信しているのですが、遅くてひどく時間がかかるのです。写真が二つのパソコンに分かれていると、記事を書くのに手間取るし、うっかり削除しては困るからと、他にも仕事など急ぐ用事はあるのですが、とりあえずこの送信を終えてしまわないと…… そうしたら、少しずつまた新たなポリンニャーノの写真もご紹介できると思います。すでに一番よさそうな風景と写真をご紹介しているので、気に入っていただけるとよいのですが。
風景の美しい写真を見かけることはよくあったのですが、義弟たちのすすめのおかげで、人混みを嫌がる夫と訪ねることができて、うれしかったです。
ciao66さんもお好きな歌なんですね。わたしも日本にいた頃から好きな歌です♪
いつか訪ねたいと思っていた美しい町と風景を訪ねられて、うれしかったです♪
shata3438さんが書かれていた『恋愛専科』、名画座で観ています。
あの映画で歌われているのは1961年のサンレモ音楽祭でルチアーノ・タヨーリが歌った「アル・ディ・ラ」でした。
ちょっとうっかりミスされたんでしょうね。
ジリオラ・チンクエッティが初来日した時に一緒に来たのがルチーノ・タヨーリで、僕は小遣いを貯めてチケットを買って見に行きました。
何日も前から、待ち遠しくて指を折って公演の日を待ったのを覚えています。
今年の初めに、オーストラリアのブリスベンに行ったんですが、近郊の海岸の街にビージーズの像が建てられていたんですが、この街生まれではなくて少年期にこの街で生活していたんだそうです。
2月15日の日記に写真もアップしました。
「アル・ディ・ラ」を歌う映画のシーンの動画、名前の所にリンクしておきました。
公演に行かれることをそんなに楽しみにされていたとは!
わざわざ場面の映像まで探してくださったんですね。さっそく見てみたいと思います。