2020年 09月 27日
「イタリア 旅先での感染対策と危惧、各州の感染状況」、World Voice連載第3回
マテーラ(Matera)の目抜き通りでは、特に、両側に店先のテラス席があって通路が細くなっているところで、大変な混雑となっていたため、人が少ない場所を歩くときにもマスクを着用する人も多かったのですが、大勢がひしめくような場所でも、マスクをしていない人もいました。
午後6時以降は、公共の場所では屋外であっても、互いに安全な距離を保つことができないときには、マスクの着用が義務づけられているにも関わらずです。
プーリア州のトラーニ(Trani)は、夜の町もにぎやかで活気があり、十代ではないかと思われる地元の少年少女をはじめ、大勢が午後9時を過ぎた港沿いの歩道を、歩いていました。そうして群がる若者たちのほとんどがマスクなしで、すれ違うときは通行人がかなり近づかざるを得ない歩道でも、マスクはしない人が、残念ながら大半でした。
博物館やレストラン、宿泊施設などでの感染対策は徹底していただけに、夜の屋外での人々のこうした危機感のない行動に驚くと同時に、不安も覚えました。
ニューズウィーク日本版姉妹サイト、World Voiceでのわたしの連載、「イタリアの緑のこころ」第3回は、「イタリア 旅先での感染対策と危惧、各州の感染状況」と題して、この夏旅行先で目にした観光施設の感染対策や、気になった人々の行動、そして、イタリアの新型コロナウイルス感染状況について、わたしが信頼し、よく参考にしている情報源と、先週の各州住民10万人あたりの新規感染者数・感染増加率・検査数について、書いています。
よろしかったら、ぜひお読みください。記事へのリンクは以下のとおりです。
- Newsweek Japan - World Voice - イタリア 旅先での感染対策と危惧、各州の感染状況
関連記事へのリンク
- Word Voiceでイタリア情報発信、初記事は「イタリアの心のふるさと ウンブリア」 (2020/9/4)
- この夏はイタリア人は休暇でどこへ、World Voice連載第2回 (2020/9/10)
- マテーラを朝はガイドと夕べは崖下り吊り橋へ (2020/9/17)
- フェデリーコ2世築いた城と消えた車の鍵騒動、プーリア (2020/9/20)
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
涼を求めて夜に活動されるのは気持ちは分かりますが、
マスクをしない方は6時以降の着用義務づけと罰金もあると
World Voiceの連載に綴られていましたね(汗)
ペナルティーがあるのは凄く良い政策だと思います!
それにしてもマスクをしない若者は本当に困ったものですね(*_*;
日本もこういう輩がいて関係ありません的なそぶりをしている人が
一定数います(@_@)
いくら施設側が感染対策をしてくれても出歩くのが怖くなりますね
来年もこのコロナ禍と共存しなければと思うと本当にうんざりします(+_+)
しかし・・現実を受け止めて逞しく生きて行くのが人の道ですものね☆彡
幸いイタリアでは良識ある人の方が多いようで、マスク着用反対などと公に言ったりデモをしたりする人は少数であるのが幸いです。
冬にかけて風邪もインフルエンザも多くなるでしょうからコロナ対策しっかりしておきたいです。
ひとたび感染すると、多大な迷惑が起きます
その点を、少し考えてもらいたいですね
日本でも、数は一進一退
減っては来てますが、何よりも
声高に「コロナ禍」を騒がなくなってきています
騒ぐ必要はないですが
ふとした気のゆるみは、避けたいですね
どの国も若人は、少しは目を外したがる傾向ですね
(;´д`)トホホ
そうですよね。まずはわたしたちにできる防衛策をしっかり取ることが、ますます大切ですよね。
日本で急増が今のところは見られないのは幸いですが、検査をしっかりしていないと、また疑わしいときはすぐに検査をできるようにしていかないと、インフルエンザや風邪が流行りだすと、見分けもつかなくなって大変なのではないかと心配しています。
悪気はないのでしょうが、配慮と自覚をもっと持ってもらいたいものです。本当に。
南イタリアの旅行記は楽しかったです。
私が絶対に行きたいと思っているマテーラ、やはり素敵です、サッシに泊まってみたいです!アルベロベロはあのとんがり屋根の写真が撮りたくて何度も父が計画したのですが、どうしても叶わないままこのコロナになりました。外出自粛のせいで足が弱り毎年続けてきた旅行もそろそろ無理かな?という気がします。
今度、父のパソコンでなおこさんの写真を見せてあげようと思っています。人が多かったそうですが、素敵に撮れましたね。。
ありがとうございます。夫も人混みが大の苦手なので、できるだけ人の少ないところをと選んで歩いて、ここならというところで撮影しました。
イタリアもまた最近ではかなり数が増えてきているのですが、うまく封じ込めることができていた理由は、イタリアの政府や専門家の見解によると、他国に比べて厳しく長かった外出・移動規制が功を奏したとのことであり、また、当初の感染者数や亡くなった方があまりにも多かったため、皆の命を守るために、国民が皆規制を守ったということでもあるかと思います。
どうか各国の対策が功を奏して、ヨーロッパはもちろん世界各国で感染を食い止めていくことができますように。