2020年 10月 02日
6世紀ペスト鎮めた聖ミカエル ローマ サンタンジェロ城、World Voice連載 第4回

9月29日が三大天使の日であったことから、ニューズウィーク日本版姉妹サイト、World Voiceでのわたしの連載、「イタリアの緑のこころ」第4回は、「大天使ミカエル信仰、プーリア聖地とサンタンジェロ城」と題して、ローマのサンタンジェロ城や、プーリア州モンテ・サンタンジェロのサン・ミケーレ聖所記念堂など、大天使ミカエルゆかりの地について書いてみました。
よろしかったら、ぜひお読みください。

記事へのリンクは、以下のとおりです。
- Newsweek Japan - World Voice - 大天使ミカエル信仰、プーリア聖地とサンタンジェロ城
調べてみると、イタリア語のミケーレ、英語のマイケル、フランス語のミッシェルもどれもミカエルから派生しているし、ミッキーマウスのミッキーもそうだったとは!語感はだいぶ違いますので面白いと思ったのです。
何故かリンクは繋がらず、「大天使ミカエル信仰、プーリア聖地とサンタンジェロ城」で検索して掲載ページに繋がりました。そのページのアドレスバーを見ると、リンクに有るアドレスと全く同じなのですが・・・?
サンタンジェロ城のお話凄く興味深いですね・・
ペストの鎮静を祈り「城塞の上に武装した大天使ミカエルが
いて、剣の血をぬぐって鞘に収め、そうしてペストが終息
した」・・まさにその時の大天使ミカエルの像がそこにある。
素晴らしいですね・・古の歴史の重大場面がずっとそこで
像となり演じられているなんて凄くロマンティックです!
コロナ禍の現在にもこれを封じる人が出たなら伝説として
未来永劫語り継がれるのかもしれない・・なんて思いました(^^)
何度も現れて人々を導く聖ミカエル・・神の戦士・・
素敵ですね・・崇拝されるのも分かりますね(^^)
歴史に触れる事が出来て大変勉強になりました☆彡
ご案内ありがとうございます!
いいですね(^_-)-☆
ペストの流行のお話等は、今のご時世にぴったりです!
ローマのサンタンジェロ城、確かに大天使ミカエルが上にいるのを写真に収めましたが、「剣を鞘に収めようとしている大天使ミカエルの像」というのは初めて知りましたし、お話も、もしかしたら添乗員さんが説明してくれたかも?ですがもう忘れてしまってたので、なおこさんの記事で知れて嬉しかったです(*^_^*)
サンタンジェロ城、魅力的なところでしたからまた機会あれば行きたいです♡
ミッキーマウスのミッキーもなんですね! Cの発音はラテン語ではKだったのが、後にラテン語からイタリア語に発展していく過程で音が変化していきます。いつかその過程をご紹介できればと、コメントを拝読して、改めてそう思いました。
ありがとうございます。この日は外出先で携帯電話から投稿したので、リンクの確認ができていませんでした。帰宅してからさっそく読み直して、訂正いたしました。
日本にも疫病を鎮めようと始まった建造や祭りはありますが、ペスト鎮静を機に城の名前が変わったというのが、おもしろいなあと思いました。今読んでいる歴史小説に、サンタンジェロ城がしばしば登場し、15世紀末、教皇がことあるごとに逃げ込む場所となっているので、なおさらのこと。サンタンジェロ城は内部を訪ねたこともあり、大きな大きな聖ミカエルの像も間近に見たのですが(と言っても、高い場所にあるので下から見上げたのですけれども)、この像の姿勢にそういういわれがあったなんて!
こちらこそいつも温かいコメントをありがとうございます。
わたしもサンタンジェロ城は中にまで入って、像もすぐ近くから見もしたのですが、あの姿がこういう歴史があったためとは知らなかったので驚きました。本来の皇帝廟や後世に加えられた変更など、見ても読んでも興味深いことがたくさんあるので、機会があればぜひ訪ねてみてください。わたしも、最近読んでいる歴史小説にもサンタンジェル城がたびたび登場するので、また訪ねて、今度は違う視点も持って見てみたいなあと感じています。
World Voiceの編集の方から、人が入る写真は肖像権の関係で避けるようにとのことだったので、写真の下方に映る人々を切り取り、大胆な構図となったのですが(城塞の上にいる人たちは顔が認識できないのでよかろうということで)、かえって天使たちの像が強調されて、記事の内容からもいいかなあと思いました。ペスト鎮静を願って行進する人々が橋に着いたとき、天使たちが天から降りてきて上空で歌を歌い、そのとき、教皇が城塞の上で剣を鞘に収める大天使ミカエルを見たと言われていることでもありますし。