イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

虹色の幻日とハロをオルヴィエートで

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 昨日は、新年の祝いにと昼食に、日本料理店で寿司とてんぷらを食べたあと、

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Orvieto (TR), Umbria 8/1/2020

まずはオルヴィエート(Orvieto)のいつもの崖下周遊トレッキングコース(Anello della Rupe)を半周しました。

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 ローマ門(Porta Romana)から歴史的中心街に入って、

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崖の上を通る見晴らしのいい道へと登っていくと、夫の右上に見える街灯の向こうの空に、虹のような光が見えます。

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 珍しく思って写真に撮り、今調べると、これは幻日(げんじつ)と呼ばれ、「太陽の横で虹色に輝く現象」で、「空気中の小さな光の粒によって屈折されてできる現象」だそうです。光学現象の説明は、次の記事から引用しています。


 上のニュースにはさらに、「天頂を中心として、太陽を通る光の輪」である幻日環の説明もあり、

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昨日のオルヴィエートは、ごくわずかではありますが、その幻日環の一部が、幻日の右手に見えていました。

 わたしはこの空に見える虹のような光のことを、夫にも言ったのですが、

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夫は、このすてきな木造りの白い家具に夢中で、いつか同じようなものを作って、ミジャーナの森に置いてみたいと言います。

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 かと思ったら、猫と話をしたりしています。

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 なおも空を見やると、幻日の虹色が円を描くように上下に伸びていて、これは先の記事にあるハロ(日暈)ではないかと思います。

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引用元:https://news.yahoo.co.jp/

 幸先もいいような気がして、わたしは空を見ては撮影していたのですが、

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夫はどんどん先へと歩いていってしまいますし、空にもそれほど変化が見られなかったので、

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やがてはいつものように、凝灰石の断崖とその上に建つオルヴィエートの町並み、周囲に広がる風景に目とカメラを向け始めました。

 葉をすっかり落とした菩提樹の枝先が、赤みを帯びているように見えます。

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 まだ1月の初めではありますが、ミモザの木がもう花の準備を始めているようにも見えました。

 明日、日曜日のペルージャは、ある天気予報によると、最低気温が−5度、最高気温は−3度で曇り空、別の天気予報によると、そこまで冷え込みはしないけれども、北西からの暴風が吹き荒れて、日中は大雨、夜は大雪になるとのことです。どちらが当たるにせよ、冬の厳しさはこれからさらに増していくようですが、それでも春は、着実に歩を進めています。

関連記事へのリンク / Link agli articoli correlati
- 新春は寿司とてんぷらオルヴィエートで / Sushi e tempura a Orvieto all'anno nuovo (9/1/2021)
- 花彩る崖下周遊トレッキング、オルヴィエート / Anello della Rupe di Orviet (7/5/2019)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by meife-no-shiawase at 2021-01-10 12:26
素敵な景色と青空を拝見すると、
今、こんな世の中であることが現実ではないような気がします。

白い家具ですか♪
買って・・・ではなく、作って・・・というところがいいですね♡
いつかご主人さま作を見られるかしら~♡

まだまだ寒そうですから暖かくしてくださいね♪
Commented by tokotakikuh at 2021-01-10 13:24
「幻日」ですか
先日、私もスマフォですが
逆光だけは避けたいと思って撮った写真が
この虹色の薄い帯が浮き上がってました
そんな光りなんですね
素敵な表現ですね

その幻日を愛でながら・散策の街並みが
素敵ですね

見慣れた風景でも、見慣れない風景でも
絵になる風景です
猫と話す?旦那様でしたか・・(笑)
Commented by sunandshadows2020 at 2021-01-10 14:01
規制が緩くなってお出かけ出来る様になりましたか?
良かったですね。こちらも毎日の感染、死者が驚くほど多いのに、ただ規制しましょうと言っても取り締まることがないので交通量など非常に多いのです。
幻日ですか、以前砂漠でも見たことがあります。珍しい現象なのできっと良いことがありますよ!
オルヴィエート、いつ拝見しても素晴らしい場所、また行きたいです!
先を歩くご主人に我が家と照らし合わせて笑ってしまいました。
Commented by milletti_naoko at 2021-01-10 19:49
メイフェさん、どんよりした雲に覆われた道路を進んでいたら、ちょうどオルヴィエート方面に青い空が見えて、うれしかったです。

一人で作るのは難しいと思うのですが、費用がないからと、りっぱな階段まで自分で作ってしまったことがあるので、できるかもしれません。

ありがとうございます。
メイフェさんもどうか暖かくしてお大事にお過ごしくださいね。
Commented by milletti_naoko at 2021-01-10 19:58
zakkkanさんも最近ご覧になったんですね!

一瞬、以前にも見たことがある彩雲かと思ったのですが、調べてみて、太陽と同じ高さでもあり、幻日だと分かりました。坂道を登っていたとき、ちょうど目の前に現れたので気づけたのですが、このときという瞬間に見ることができて、うれしかったです。

春にはミモザ、初夏にはヒナゲシ、秋には菩提樹並木の黄葉が美しかった散歩道は、冬は木々がきっぱりと葉を落としているのですが、その向こうに緑の野山が広がり、ミモザも花の準備を始めたようで、季節の変化も楽しめ、歩くのが楽しかったです♪
Commented by milletti_naoko at 2021-01-10 20:22
お転婆シニアさん、ようやくイエローゾーンに戻るかと思ったら、週末はまたオレンジゾーンで、外食はできず市外にも出られないということで、移動・外食ともに可能な2日間を利用し、夫は有給休暇を取ってくれて、木曜・金曜と出かけました。

週末は極寒で雨・雪の予報が出ているため、長い間の冬ごもりのあと、2日間でもこうして外に出られて、心にも体にもよかったです。

アメリカ、ようやく大統領が交代することになって、規制も取り締まりも始まり、感染も抑えていくことができるのではないでしょうか。早く退散してもらわないと、不穏分子の動きも予測できず、イタリアでも皆が驚き悲しみ、心配しながらニュースを追っています。今日は教皇もアメリカに言及していました。

幻日、お転婆シニアさんもご覧になったんですね! ありがとうございます。世界に希望が見えてくる、そしてそれが現実化する年となりますように。

そうなんです。うちの夫も先へと歩いていってしまうのです。わたしも足が遅い上に、あちこち見ては写真を撮っているので、どちらもどちらではあるのですけれども。
by milletti_naoko | 2021-01-10 08:01 | Umbria | Comments(6)