2021年 01月 19日
食と時の共有の大切さを思う、『京大総長、ゴリラから生き方を学ぶ』を読んで
有り余るほどのパンを奪いある愚かさもあれば
一つのパンを分け合って食べる知恵もある。
人間という生き物はバカなのか賢いのか?
ゴリラの研究家なのですね。
たくさんの著書があるので また読んでみたいと思います。
私は基本的に一人行動が好きで
宴会などは苦手ですが
一緒に話していて 楽しいひとときが過ごせると
とても幸せな気持ちになれます。
京大には霊長類研究所があって、
世界的に珍しい猿などがいて、楽しいところです。
会食がコロナ感染源のコアな部分だということが
常識になって、今後の世界は人との接し方が大きく
変わるかも知れないですね。
特に、私のような年代に入ると
人と、人がコミュケーションを取る方法
あるいは、場がどんどん失われていきます
仕方のないことですが
その点をどう模索するか?
面倒ですよ、年齢が増すと( ´艸`)
寂しさとは打って変わって
面倒だからと、ついつい拒否していますから
霊長類
サルは、決して単独では行動しない
これに着目されている現実が
嵐山の「モンキーパーク」です
京大の先生たちが、開いた場所です
山極先生のゴリラのお話は、短いコラムを読んで、そのわずかな文の中にもたくさんの学びがありました。
紹介されていた本、是非読んでみたいです。
イタリアの方々のつながり、コロナ禍では思うように集まりづらいとは思いますが、これまでの積み重ねがきっと、人の心を支えているのかもしれないですね。
またお邪魔いたします。時節柄、ご自愛ください!
山極先生の本を読了されたのですね。なおこさんのご感想に、共感しながら記事を拝読しました。
私も山極さんの本で、みんなと一緒に共食する根源的な大切さに気付かされ、人間性について深く学ばされたと思っています。人が一度に付き合えるのは150人程度まで、それも本当に仲良く行動できるのはラグビーチームくらいの人数、というご意見にも納得するんですよね。ネット社会ではイイねなどで簡単に繋がれると思いがちですが、本当に絆を築けるのはやはり目と目を見てのリアルな関係なのでしょうね。そのことを理解したうえでネットの社会もうまく取り入れて生きていかねばと、このコロナ禍でかえって認識している次第です。私は昨日塩野さんの小説の新刊(小説イタリア・ルネサンスの第4巻)を読了し、頭の中がヴェネチアやローマやフィレンツエで一杯になっています。笑 塩野さんは時に毒舌的に発言されるので嫌いな方も多いかもしれないですが、人間性への洞察力という観点では、山極先生とはまた違った意味で、やはり凄い人だなあと実感しています。
奪い合うよりも与え合う方がずっと互いが豊かに、皆が豊かになるというのに、なかなかそれに気づくことができないのは、残念なことですね。
よろしかったらぜひ。わたしも、まほろばさんの記事をきっかけに、この元総長さんの本を読んでみたいと思ったんですよ。自分の判断ではたぶん手に取ることがなかったであろう本を、こうやってブログなど、誰かの紹介のおかげで知って読むことができるというのはありがたいことだと思います。
さすが、よくご存じなんですね! 京大の霊長類研究所や、そもそもそういう研究が生まれたのが日本であることなど、本を読んで初めて知って、とても興味深く思ったことがたくさんあります。
人と人と出会うこと、話すこと、共に食べること、その大切な機会を奪ってしまうウイルスを、早く追い払ってしまうことができますように。
イタリアでは、子供たちが学校に長い間通えていないことも、とても大きく深刻な問題になっています。
日本でも、京都でも、きっと以前はそうだったのに、今ではスーパーで、言葉を交わすことなく買い物ができてしまう、そういう世の中になりつつあるのでしょうね。つきあいや会話は、確かに必要ではあるけれど、めんどうなこともある、そういうお気持ち、わたしもよく分かります。
そういう観察・研究の場所が、zakkkanさんはお宅の近く、身近なところにあるんですね!
コラムの短い文章にも、それまでの体験や伝えたい思いが凝縮されているのでしょうね。わたしもそのコラムを読んでみたくなりました。
ありがとうございます。いつも互いの顔を見て、いっしょにいようとするからこそ、よけいに辛いのではないかと思いますが、おっしゃるように、これまで紡いできた絆の深さも、きっと支えになることでしょう。
コメントをありがとうございます。
cocue-cocueさんもどうかお体を大切にお過ごしくださいね。
なるほど、他の著書では、そういうことにまで踏み込んで話もされているのですね。今は実際に会うのも共に食べるのも難しい時期ですが、本当に、顔を合わせる必要、その大切さを感じながら読みました。
一方、まほろばさんは、イタリアのルネサンス時代の中でお過ごしなんですね! わたしも今読んでいるカール大帝の本を読んだら、塩野さんのフェデリーコ2世を読もうと楽しみにしています。フェデリーコ2世については歴史番組でもよく関連番組を見るのですが、フランス王と神聖ローマ皇帝と教皇がその人生の鍵になるわけですし、まずはカール大帝で、その3者の関わりの根源を読んでみるつもりでいます。