



2016年12月に発表された『イタリア語の新基本語彙辞典』には、それぞれ、1996年、1997年に英語からイタリア語に入ったというweb「ウェブ」やinternet「インターネット」が、基本重要語の上位約2000語として、また、cliccare「クリックする」、link「リンク」も、次いで使用頻度の高い約3000語として挙げられていて、高度情報化が進んだこの数十年のイタリア社会の変容が、イタリア語で使用される語彙にも反映されていることが、よく分かります。
#イタリア語 の主要な4つの辞書に、見出し語として採用された #日本語 からの #外来語 は126語。四つすべてに載るのは「柔道、柿、大名、腹切り」など48語、一つだけにある語が44語。武道に関する言葉が意外と多いのに驚きました。焼きそばはまだだけれど、きっとそのうち。https://t.co/9v2KLR3Vc9 pic.twitter.com/pRPoWb9yaf
— Naoko Ishii (@naoko_perugia) January 11, 2021



うちで過ごす時間が多いであろうこの時期、学習に力を入れて行くいい機会だ、というのは確かにその通りだと思い、このGW中力を入れてみました。
うちにも基礎語彙の本はあるのですがこちらの辞書をプリントアウトして勉強することにしました。こんなに有用なものを無償で提供されるマウロさんというのは随分と太っ腹ですね。なおこさんの訳で日本で出版されたらいいのに、と思っちゃいました。
3000語の方にも「え、これ基本2000語に入っていないの?!」というほどの単語がかなり入っていますよね〜。残りの2500語にイタリアではご法度のような存在?のケチャップが含まれていることにも驚きました。この「18ページ」を習得できたらだいぶ良さそうですが、いつになることやら。。。汗。でも少しずつでも頑張ります。こんなに良いものを紹介してくださりありがとうございました。
p.s .昨日のメルマガの記事ですが、単語の意味がある程度わかっていても文章の意味がちゃんと取れていないということがわかりました。文法の勉強も必要ですがリーディングの訓練も必要だと感じました。
時間がない、気分が乗らないと思っていても、5分だけでも1ページだけでも、初めてみると意外と気づくと夢中になって時間が経っていて、時間もなんとか作り出せるということが多いように思います。
だからこそ、ゴールデンウィーク前、それは無理でもゴールデンウィーク中に、イタリア語学習メルマガを発行しようと思いつつ、できずに終わってしまったのですが、バックナンバーを読んでくださったんですね、ありがとうございます。
デ・マウロは、最近亡くなったのですが、イタリア語研究や教育で著名な言語学者で、どちらの分野でも、また教育相としても大いに貢献をした方です。この数十年の間の時代の変化を感じさせる語彙も多くて、興味深いのですが、なんとケチャップも! そうならぬことを望みつつも、今のような状況が今後何年も続けばまた、きっとmascherina「マスク」も仲間入りすることでしょう。
どういたしまして。お役に立てて幸いです♪ 最近は、わたしがイタリア語を勉強し始めた約20年前に比べて、オンラインで無料で、あるいは有料でも手に入るよい教材がたくさんあって、外国語学習がしやすい環境になっているなと感じています。
単語はやはり文章や会話の中で学ぶと、記憶にも残りやすく、また文や会話の中で理解できること、使えることが大切ですから、どちらもやはり少しずつ勉強していくのが大切だと思います。文法と会話を車の両輪にたとえて、どちらも必要不可欠だと書いてあるイタリア語教育の本を読んだことがあるのですが、文法・語彙という車輪と、会話・読むこと・聞くこと・話して書いて使うことという車輪もまた、どちらも共に進めてこそ、前進がしっかりとできていきます。頑張ってくださいね。