イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

秘密の城プリムラに出会う夕どきの道

 ペルージャがまだレッドゾーンだった2月末の土曜の夕方、ずっと閉館で入れない館の前を通って、

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Villa del Colle del Cardinale, Perugia, Umbria

さらに郊外へと車で進みました。

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 路傍に車を置いて、丘の尾根道を北へと歩いていくと、途中でこんなふうに道が二手に分かれます。この日は、右の道を歩いていきました。

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 それから、夕日に赤らむ野山を通る道を、古城の方へと歩きました。

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 けれども、古城がようやく近づいたときには、木々や金網、大きく頑丈な門に遮られて、

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すき間からしか城を見ることができません。きっと誰かが所有している城なのでしょう。

 この城まで歩いてから、車を置いている場所へと、来た道を引き返しました。

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 ちょうど夕日が丘の向こうに沈もうとしているところで、歩くたびに一度は見えなくなった夕日がまた現れたり隠れたりしています。

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 野山に咲くプリムラの花を、今年初めて見ることができました。

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 道の傍らには、野スミレが咲いているところが、たくさんあります。

 プリムラは、行きがけにも見かけたのですが、道から少し離れたところに咲いていたので、この先にもっと撮影しやすい道端に咲いている花があるだろうと、そのときには写真に撮りませんでした。スミレも、もっとたくさん群がって咲いているところがあればと考えて、行きには撮らず、帰り道に写しました。

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 この写真は、古城からかなり離れたところまで歩いてから、ふり返って、ズームを使って撮影しました。近くからは木の茂みなどに遮られて見えなかった城が、この位置からだと、遠くはありますが、よく見えます。

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 傾きつつも、他の木に支えられて、道の上にアーチを作っている松の木が、どこか異次元の世界か、おとぎの国への入り口のようの見えます。

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 車でうちへと向かっていると、いつもの場所のいつもの道を、ヤギたちが歩いていて、わたしたちの車の前を横切り、右手へと駆けていきました。

関連記事へのリンク
- 山ゆけばスミレ咲き夕空にまるい月 (26/2/2021)

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by yuki0901671 at 2021-03-12 09:00
おはようございます。

ヤギと古城。
いかにもヨーロッパの田舎の風情ですね。
しかし、夜、運転してたら恐くないですか。
Commented by meife-no-shiawase at 2021-03-12 15:52
古城!?
すごい。映画のセットのようです。
こういうのがヨーロッパだな~って感じます。
今はどなたもお住まいじゃない空き古城なのでしょうか?
ズームで撮影された古城からすると
かなり辺りを見渡せるところに建っているのですね。
中はどんなんでしょう。見てみたいような、ちょっと怖いような。
Commented by 3841arischan at 2021-03-12 17:39
夕日に赤らむ野山を通る道、
風情が有り素敵ですね~
どこそこへ行くというはっきりとした目的の道もいいですが
何となく風景を楽しみながら歩くというのもこう言うときだから楽しいですね~♫
アーチを作る松の木もおとぎ話の世界、理解出来ます♡
ヤギたちが横切る姿、どこへ向かうのか不思議な気がしてきました(*^_^*)
Commented by milletti_naoko at 2021-03-13 02:00
yuki0901さん、こんにちは。わたしは眼科医から、夜間は運転をしないように言われていて、自分でも自信がないので避けていて、夜の運転は夫に任せています。このあたりは街灯も皆無で、つい最近夫の車が鹿に当たって修理したばかりでもあり、やはり夜は運転しない方が無難だと思います。
Commented by milletti_naoko at 2021-03-13 02:09
メイフェさん、ちょっとその辺を歩いても、古い城や館のようなものがあちこちにあるのが、やはりおもしろいところだと思います。ローマやフィレンツェのように、ルネサンス以降繁栄したというわけではないのですが、そのおかげで、古いこうした城や館があちこちに残り、ペルージャでは少なからぬ古城が、夫のおじいさんくらいの代には、市民たち、主に農民たちが共同でそれぞれ内部の家に住むアパートのような形で使われていたのだそうです。

中はまだまったく再建が行われていないか、それともすっかり改装されているかによって、いろいろな城によってかなり違ってくると思います。わたしも気になります♪
Commented by milletti_naoko at 2021-03-13 02:12
アリスさん、夕日に照らされると風景がオレンジ色になって、いいなあと感嘆しています。せっかくだから前回とは違う道をと、あるいはあの道は犬が吠え立てたからと、毎回少しずつ違う道を歩いて、何かしら発見があります。

ヤギや豚、羊を飼うサルデーニャの人の家がちょうどこの辺にあるので、夫によると、その家に帰ろうとしているのだということです。はっきり聞いたことはないのですが、最近はオオカミもペルージャでの存在が確認されているため、夜は小屋か何か、囲われた安全なところで眠るのではないかと思います。
by milletti_naoko | 2021-03-11 23:59 | Umbria | Comments(6)