イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと

 春分の翌日だった日曜も、かつてに比べるとかなり日が長くなり、散歩の帰り道、ちょうど午後6時に後ろをふり返って撮影したこの写真では、野も山も、夕日にオレンジ色に染まっていました。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_22565436.jpg

 木々の間から、アクート山も古城もきれいに見える場所は、行きがけにも通りかかったのですが、夫が先へ先へと歩いていた上に、北風が冷たく寒いので、撮影のために立ち止まらなかったのです。

 帰りに通りかかったときには、すでに1時間以上歩いて体が温まっていたので、夕日に彩られた風景をこんなふうに写すことができました。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23060863.jpg

 日曜の夕方は、午後4時45分頃から歩き始め、城の前を通り過ぎて、この眺めのいい場所まで歩きました。そうして、午後5時半にこの写真を撮影してから、来た道を引き返しました。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23092729.jpg

 坂道を登っていたら、路傍にプルモナリアが咲いているよと、夫が気づいて教えてくれました。道の脇が一段低くなっていて、そこを水が流れているのですが、その流れの脇に咲いていました。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23120688.jpg

 さらに坂道を登っていくと、前方に見えてきた古城の右手に、沈もうとする夕日が見えます。この二つのヘレボルスには、花びらがかなり開いた花が、いくつもあります。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23152477.jpg

 葉の赤い色が、夕日の光でさらに色づいて見えます。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23164388.jpg

 白い花もほんのりと暖色を帯びています。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23174975.jpg

 スミレも、まだそこかしこに咲いています。ふだん野山で見かけるスミレに比べて、全体にぽっちゃりとしていて、色が淡く、藤色をした花が多いように思いました。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23200597.jpg

 この写真もやはり後ろをふり返って撮影しました。もう長い間人が住んでいないためでしょう、壁や天井が緑に覆われています。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23222034.jpg

 わたしたちが歩く道にも登り下りがあり、歩いている途中に何度も、太陽が山の向こうに隠れたり、再び姿を現したりしました。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23234840.jpg

 オークの枯れ葉はまだ木に残っていますが、スピノサスモモの白い花が花盛りです。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23265549.jpg

 冬将軍の冠のように見えるオークの葉もありました。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23282877.jpg

 ふり返ると、もう古城やアクート山が、こんなに遠くに見えています。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23293137.jpg

 夕日に照らされた松の門も、やはり通り過ぎてから、後ろをふり返って撮影しました。

花も山もオレンジに染まる道を家路へと_f0234936_23310168.jpg

 車に乗り込むと、なんと外の温度は2度という表示が出ていました。

 わずか1時間半ほどではあり、最初は北風が冷たかったのですが、いい運動になり、春の花や夕景も楽しむことができて、うれしかったです。

******************************************************************************************************
In colore arancione i paesaggi e i fiori
mentre tornavamo verso casa dopo la passeggiata in campagna
******************************************************************************************************

関連記事へのリンク
- 秘密の城プリムラに出会う夕どきの道 (27/2/2021)
- 古城越えて雪山望む道に花いっぱい (21/3/2021) 当記事の散歩の前半です。
↑ いずれの記事についても、かっこ内には散歩をした日の日にちを記しています。

Articolo scritto da Naoko Ishii

↓ 記事がいいなと思ったら、ランキング応援のクリックをいただけると、うれしいです。
↓ Cliccate sulle icone dei 2 Blog Ranking, grazie :-)
にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ  

ブログテーマ:お気に入りの場所やお勧めスポット・お店を教えて!
Commented by sunandshadows2020 at 2021-03-24 07:09
日中は暖かくても夕暮れ時に気温がぐっと下がるこの頃ですが、そちらもそうでしょうか?
野のスミレ、色も素敵ですし葉の色形も良いなあと眺めています。ところで上から6枚目の画像の道路に大きな穴が空いているように見えますがどうなんでしょうか?
廃屋も風情があるイタリアですね。
Commented by meife-no-shiawase at 2021-03-24 20:21
オレンジの優しい明るさで気持ちが穏やかになります。
夕日に輝くお花たちも嬉しそうですね~♡
もっと暖かいのかと思ったら、2度とはびっくりです~!!!
でもいい運動になってよかったですね♡

こちらは20度弱あるのですが、一度30度ぐらいまで気温があがったので
また10度ぐらい下がると肌寒く感じます。
なおこさんがいらっしゃったらきっと、暑い!って
思われるでしょうね・・・笑。
Commented by milletti_naoko at 2021-03-25 04:15
お転婆シニアさん、先週末までは日中の最高気温も低かったんですが、そうですね、今週に入ってから、日中の最高気温は、幸い少しずつ上がってきました。

よく見かける野すみれは、色がかなり深い紫色で花弁が細い場合が多いので、珍しくきれいなすみれだなあと思いました。

そうなんです。道に大きな穴があいています。水たまりに映る空と木々を写そうと思ったのですが、きれいに撮れそうになかったので、水たまりが入るようにと撮影しました。確かに道路に穴があいていることは問題ですよね。水たまりに映る空や木々ばかり気にして見ていました。
Commented by milletti_naoko at 2021-03-25 04:40
メイフェさん、北風がかなり冷たかったのですが、今日こそは歩かなければと、「風にも負けず」寒さにも負けず歩きました。歩くうちに体が温まりますし、少しずつ春らしくなっていく風景も楽しめて、やはり散歩はいいなあと思いました♪

なんと30度まで上がったことさえあるんですね! こちらも三寒四温の「温」の方に少しずつ移っていくようで、一息ついているところです。

20度! 過ごしやすい気温ですね。
Commented by ムームー at 2021-03-25 07:09 x
なおこさん
おはようございます
お散歩に行かれるところが素敵な場所ですね
遠方には山々やお城や足元には色とりどりの
お花たち、夕陽も素晴らしくて見とれます
私の住む場所も山が見え田畑がある小高いところ
ですが、なおこさんのところは憧れの場ですわ
Commented by milletti_naoko at 2021-03-25 15:52
ムームーさん、おはようございます。
おたくの近所やドライブで行かれる先も、桜や琵琶湖や昔からの田園、京都の風景ば美しいですね。やはり古の都だなと、記事を拝読するたび感嘆しています。
Commented by tokotakikuh at 2021-03-25 15:52
菫に・春を感じます
でも、本日の、画像の色目、素敵ですね
黄昏色と、呼びたくなります(笑)
Commented by milletti_naoko at 2021-03-29 05:52
zakkkanさん、わたしも、スミレが咲き始めると、春が近づいているのだなあと感じます。

ありがとうございます。柔らかいオレンジ色の夕日に、緑も枯れた草木や葉も染まって、とてもきれいでした♪
by milletti_naoko | 2021-03-23 23:33 | Umbria | Comments(8)