イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

今も白雪カステッルッチョ

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 登山靴を引き取りにノルチャ(Norcia)ヘ。

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 歩いてから、そして、午後の方が、登山靴が本当に足に合うように調整しやすいとのことで、カステッルッチョの高原へ。高みと日陰は今も雪に覆われています。

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 足に合うように調整してくれる店で購入した登山靴だったのに、先日、その登山靴で長い間歩いたら、ひどく足が痛み、両足の小指が腫れたり血が出たりするほどだったので、翌日に購入したノルチャの店に行って、今度こそ本当に足にきちんと合うように、じっくりと日数をかけて、調整をしてもらっていました。


 3月27日、足の状況も見てもらって、再度足の大きさを測り直してもらった際に、「じっくり時間をかけないと足に合うほど幅が広がらないため、10日ほどかかります」と聞いていました。今朝、店から登山靴が調整できたという連絡があり、すぐに靴を引き取りに行くことに決めました。

 店では、靴自体の調整はすでに済んでいたのですが、さらに靴底の調整をする必要があり、午前中に店を訪ねると、靴底の調整と靴が足に合うかどうかの確認は、午後、そして歩いてからの方がいいとのことでした。

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 そこで、歩くために、カステッルッチョ(Castelluccio)の高原を車で走りました。

 登山靴を購入した店から、「登山靴の調整や引き取りのために、店に来るように」と言われて、「オレンジゾーンで、原則として、居住する市町村外には移動できないのではないか」と尋ねたら、意外なことが分かったのです。

 オレンジゾーンでも、自ら居住する市町村では不可能なスポーツをするためであれば、同じ州内であれば、別の市町村に移動することができるというのです。

 この登山靴を購入した店は、アウトドア用品店で、主に週末に、登山やスノーシュー・トレッキングなど、ガイドつきのアウトドアイベントを開催しています。登山や単なるトレッキングは、どこの市町村でもできるけれども、スノーシュー・トレッキングは、雪がある高い山でしかできないため、居住する市町村を越えての移動が可能だとのことです。そして実際に、去年から今年にかけて、ウンブリア州がオレンジゾーンである間も、週末に何度も、州内の他の市町村から来る客を対象に、ガイドつきスノーシュー・トレッキングを開催しているのだそうです。

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 それで、単に山を歩くことは許されていないけれども、スノーシューで雪の上を歩くためならば移動もトレッキングもできるということなので、今も雪があるというナトラ渓谷(Val di Canatra)に向かったのです。

 ただし、駐車した道路脇から雪があるところまでは、40分ほどトレッキングコースを歩き、

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上の写真で夫が立つその先は、道が雪に覆われていたので、

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その手前で夫に手伝ってもらって、スノーシューを履き、そこからは、スノーシューで歩いていきました。

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 慣れない上に、行きはやや登り坂だったので、歩きづらかったのですが、動物の足跡だけが残る真っ白な雪の上を、久しぶりにシビッリーニ山脈で歩くことができて、うれしかったです。

 今写真を見返すと、スノーシューで歩いたのは1時間弱なのですが、普通に登山靴で歩くのに比べて、特に登りは力を要するので、そのくらいがちょうどよかったように思います。

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 高原は車で通り、渓谷を歩いたのですが、カステッルッチョの中心街は、車で通り過ぎたときに、車内から見ただけです。特別な事情がないと移動が禁止されている上、金曜日だったので人が少なかったのですが、スキーをしに来ている人も見かけました。

 カステッルッチョの中心街がある丘は、こちらから見ると雪が積もっているのですが、どういうわけか、反対側にはまったく雪がないように見えました。

 このあと、調整してもらった登山靴を履いてみて、靴底も調整してもらいました。以前に比べてかなり幅が広くなり、窮屈に感じることなく履くことができたので、せっかくの贈り物を、これからも大切に履いていくことができると、ほっとしました。

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 金曜は、「こんなふうに外出している間に、日本時間で1日が終わってしまうから」と、携帯電話で撮影した雪景色の写真と、この記事の最初の3文だけを、何とかその直前、イタリア時間午後4時49分に、ノルチャの駐車場で投稿しました。

 うちに帰ったのは午後7時49分で、それから写真を数枚選び、文を訂正し、書き足して、こうして再度投稿しています。

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Abbiamo saputo che nella zona arancione è consentito
lo spostamento fuori comune per praticare lo sport
che non si può fare nel proprio comune, ad esempio ciaspolata!
Così siamo potuti andare a Norcia e passeggiare nella Val di Canatra.
Bella la neve, belli i Piani di Castelluccio.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by nonkonogoro at 2021-04-10 08:31
靴の調整がうまくいって
良かったですね。

スノーシュー
はいたことないけれど
平地だと楽しいでしょうね~

まだまだ高山には 雪がいっぱい積もっているのですね。

自分の足にピッタリ合う靴を見つけるのは
大変です。
イタリアは革靴の本場ですから
メンテナンスもしっかりしてくれるのですね。

Commented by yuki0901671 at 2021-04-10 09:30
おはようございます!

私は中学生のころ登山をしていました。
まだ若いから登山靴もいい加減にはいても
平気でしたが、もう歳なので、もしこれから
登山をするときは登山靴に細心の注意をしな
ければならないなと思いました。
美しい山々はみているだけで心が浄化されます。
Commented by tokotakikuh at 2021-04-10 09:54
靴、されど。靴なんですね

私は、足が小さく、老齢とともに、体重も支える幅も広く
靴探しには、昔から苦心です(笑)

登山靴となれば、長く歩く負担もあるでしょうから
きっちり合わせてもらえると、嬉しいですね
そして、自分にピッタリ合うまでの時は必要なんですよ
解ります
どれだけ、ぴったりだと思って買ったばかりの靴で
高々知れたウオーキングでも
数日たつと、膝痛を起こします
でも、諦めずに履いているうち、自分のものになります(笑)

何時も、目の覚めるような
広大な景色を見せて頂けると・・
狭い・日本・狭すぎる京都から
一歩、抜け出せた感を頂けます
Commented by ciao66 at 2021-04-10 16:50
雪の残る山が美しいですね。
眺めるのもいいですが、そこを歩ければなおさら素晴らしい♪
靴も直って、合法的に移動も出来て、楽しめて良かったですね!
Commented by meife-no-shiawase at 2021-04-11 01:15
雪が残る山までの一本道がものすごく気持ちよさそうです。
運転をここ10何年していないペーパードライバーですが
ここなら走れそうです。というか、運転してみたい~♪

スノーシューで誰も踏んでいない真っ白な雪を踏む瞬間って
気持ちがいいですよね~♪
でも思いの外、雪が深くてズボって入ってしまって
驚いたり。
スノーシュー散歩、大好きです♪
Commented by milletti_naoko at 2021-04-11 01:16
のんさん、せっかく贈ってくれた靴なので、きちんと合うように幅を広げてもらえて、ほっとしました。スノーシュー、雪景色を眺めながら歩けるのがうれしかったです。山の高みにはきっと、一面の雪景色もまだ残っていることでしょう。
Commented by milletti_naoko at 2021-04-11 01:22
yuki0901671さん、なんと中学生の頃に登山をされていたんですね! やはり登山靴は大切ですよね。雨の日に岩場で足元が滑ったり、水が中に通ってきたりしない、さらに足にきちんと合った靴が、やはり大切な登山の友、助けになってくれるように思います。

久しぶりに美しい山と高原を訪ねることができて、うれしかったです。
Commented by milletti_naoko at 2021-04-11 01:28
ciao66さん、ありがとうございます。

例年なら雪山を歩いたり、春の花を楽しみながら歩くカステッルッチョを、こういう形ではありますが、久しぶりに見て歩くことができて、うれしかったです♪
Commented by milletti_naoko at 2021-04-11 01:32
メイフェさん、峠から高原に下っていくと、そのあと高原をまっすぐに進んでいくこの一直線の道、見晴らしもよく、左右に牛たちもいて、ドライブが楽しいです。

誰も踏んでいない白い雪の上に足を載せて歩くのは、やはりうれしかったです♪ メイフェさんも体験されたんですよね。山の高みには、歩いて山を頂上近くまで登って、スキーで滑り降りている人もいました!
by milletti_naoko | 2021-04-09 23:49 | Umbria | Trackback | Comments(9)