イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

椿・ヒナゲシ咲いてうれしい春の庭

 「椿(camelia)に小さいけれど、つぼみができたから、温室からテラスに持って上がったよ」と、夫から聞いて見に行ったときは、まだつぼみだった小さな花が、

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28/4/2021

今朝きれいに咲いているのを見て、とてもうれしかったです。


 というのも、この椿は、ルッカ県の山あいの小村の椿まつりで購入して以来、同じ祭りで買った他の椿と共に、毎年日本の椿を思い起こさせる花を咲かせてくれていたのですが、


数年前、この写真を見るとおそらく2015年の春が来る前に、他の椿や、酸性土壌を好むクチナシと共に、夫が庭に植え替えて以来、すっかり弱ってしまい、花どころか葉も育たない状況になってしまっていたのです。

 2年前の椿まつりで、椿を買ったときに、水はけが悪い土壌では、いくら酸性土壌を好む植物が育つようにと土壌を改善しても、椿は育たないと店の人から聞き、なのにその後も、そのときわたしが購入した鉢を、夫が鉢ごと土壌に埋め込んでしまい、やはりその椿も弱ってしまっていました。夫の反対に遭いながら、わたしがその椿の鉢を地面から救出したのは今年になってからではないかと思います。

 かつての和風の椿は、もう枯れてしまったのだろうとあきらめていたので、夫が鉢を持ってきてくれたときはうれしく、今日咲いた花を見て、さらにうれしかったです。

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26/4/2021

 おとといは、オルヴィエートに出発しようと、車で庭を通ったとき、今年初めて咲いた庭のヒナゲシ(papavero)の花が見えました。

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 今年は4月になっても、最低気温が氷点下前後となるような寒い日が続いたために、咲くのが遅くなったのでしょう。

 オルヴィエートから戻ってすぐに、庭に行って、花を撮影しました。

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 この日は予報を見て、天気がよさそうだからとオルヴィエートに行ったのですが、朝ペルージャを出るときには、雨がぱらついていたペルージャは、帰ったときには雨はやんでいたのですが、空はどんよりと曇っていました。

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29/4/2020

 規制は解除されたものの、散歩をするにも、月を愛でるにも、あまりにも空が曇っていて、雨がちの日々が続いています。緑はきっと雨をほっしていたことでしょう。

 昨日には、新たにまたヒナゲシの花が咲き、

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28/4/2021

ペルージャは、今日もまるで秋のように雨がちで、日曜の町の丘が霧に覆われているのですが、

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雨に潤い、風に揺れながら、今は3輪のヒナゲシが庭に咲いています。

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 蘭の枝分かれした花茎も、順調に育ってきていて、いつかまた咲くであろう花が楽しみです。

関連記事へのリンク
- 椿愛でにルッカ小村の椿まつりへ (2010/3/29)
- 衣脱ぎ咲くよヒナゲシ寒い朝 (2017/4/22)
- 蘭の花4か月咲いたあと枝分かれ小さな花茎 (2021/4/13)

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In fiore la camelia ora rinata.
Nel giardino cominciano a fiorire i papaveri,
piove spesso in questi giorni ma
i fiori e le piante ne saranno felici.
Sta preparando nuovi fiori anche l'orchidea.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by nonkonogoro at 2021-04-29 08:07
椿の赤色も ひなげしの赤色も
どちらも 元気をくれる色合いですね~!(^^)!

我が家には 山茶花はありますが
椿は植えていません。

日本は酸性土壌が多いのかな~
紫陽花も 青色や紫のが多いですよね。
Commented by yuki0901671 at 2021-04-29 08:38
おはようございます!

失礼なことですが、ご自身のワクチン接種、どうですか。
予約ですか、それとも地区別の一斉接種ですか、ぜひ知りたい
です。教えていただければ幸いです。イタリア全体ではどうなっているのでしょうか。
Commented by Penta at 2021-04-29 11:39 x
やはり椿は土によって枯れたり元気だったりするんですね。

紫陽花や椿は日本原産と言われていますが、イタリアでは椿まつりまであるんですか。
藤の花も日本でしかないと思っていなかったんですが、大きな木に立派に咲いていますね。(笑)

この前、コメントをもらったJunさんからミルヴァが亡くなったとの情報をもらったんですが、何か情報は入っていませんか?
そちらではテレビとか新聞で報道されて、イタリア人は悲しんでいるでしょうね。
Commented by tokotakikuh at 2021-04-29 11:43
赤シリーズですね(笑)
椿がね~・不思議な気がしますが
気候上、椿は強い木なんですね

そして、赤いひなげし・かわいい
思わず・口ずさみたくなりました
あどけない、彼女の聲が聴こえそう・・(笑)
Commented by chikusai3 at 2021-04-29 21:15
なおこ様
今晩は。京都は昨日から梅雨のような雨に見舞われています。ところでイタリアの椿・藤の花、は想像できませんでした。今年はフジは見かけなかったのですが、なおこさんの写真で堪能することができました。
拙ブログでイタリア人の見たフランス王宮のことを追記してみました。読んでいただければうれしいです^^;
Commented by milletti_naoko at 2021-04-30 04:33
のんさん、赤い色ってどこか心を浮き立たせてくれるところがありますよね。

椿は、アルカリ性土壌の地域が多いイタリアでは見かけることが少ないので、なおさらに、日本が懐かしく購入しました。

椿に紫陽花、ツツジと、こちらに来てから、酸性土壌を好む植物だったのだと知った花や植物がたくさんあります。
Commented by milletti_naoko at 2021-04-30 04:42
yuki0901671さん、こんばんは。

最近ではかなり国の方が主導権を握って、高齢者や病気を抱える方から急いで接種すること、とにかく数を増やしていくことなどを、州の方に伝えて、全国的に統一が取れるように図ってはいるのですが、ワクチン接種は各州によってかなり方法がまちまちです。わたしの住むウンブリア州ではまだ70代、80代でも接種が終わっていない方がいるため、50代のわたしまで回ってくるのはまだかなり先のことになると思います。

ウンブリア州では、これもワクチンの在庫次第、国からの通達次第でころころ事情が変わったりもしているのですが、原則的には、何歳から何歳までの人はこの日から予約が可能という発表が順次あって、それに該当する人が、薬局や自宅のパソコンなどを通じて予約をし、予約した日時にワクチン接種会場に行ってワクチン接種を受けています。
Commented by milletti_naoko at 2021-04-30 04:54
Pentaさん、椿はアジアから日本に伝わって、他の花が咲かない冬にも咲くこと、改良がしやすいことなどから好まれて、様々な品種が生まれたそうです。

藤はこちらでみごとな花を見かけることが多いので、わたしも驚いています。

イタリアではミルヴァの逝去は大きなニュースとして報道され、特集番組もありましたし、皆が死を悼んでいます。
Commented by milletti_naoko at 2021-04-30 07:23
zakkkanさん、どちらもずっと楽しみにしていたので、ようやく咲いてくれてうれしかったです。

椿は、ペルージャはアルカリ性土壌で合わない上に、うちの庭は水はけが悪いので、それが椿には致命的で、鉢で育てるしかないと、専門の方から聞いています。

赤いひなげしの歌、わたしも懐かしいです。
Commented by milletti_naoko at 2021-04-30 07:32
竹斎さま、京都もですか! ペルージャというより、イタリア中部はずっと空が曇り、雨がちの日々が続いています。オルヴィエートも、唯一雨が降りそうにない町だったので出かけたのです。わたしも、みごとな藤や椿を見て驚きました。

今から追記を拝読してみますね。
Commented by sunandshadows2020 at 2021-04-30 21:24
椿の赤い花、雛菓子の赤と繋がりますね。
ここまで流通が発達しているのでどこで椿を見ても驚きませんが、咲く時期が遅いのに驚きます。
気候の違いが明白ですね。
此方では椿の花はややもすると12月頃から咲き出します。
4月もそんなに寒かったとは大変でしたね。
Commented by germanmed at 2021-05-01 03:43
いいなあ!こういう日本の藪椿みたいなのを探しているのですが、ドイツで売っているのはゴテゴテしたのばかりで。そちらの椿祭りに行かないとダメなのかしら。うう。
Commented by milletti_naoko at 2021-05-03 01:57
お転婆シニアさん、わたしが知らなかっただけかもしれないのですが、びっくりするほど多種多様に美しい、生み出された品種の椿も、こちらに来てからたくさん見かけました。わたしもこちらで咲くのが遅いことに、驚いています。
Commented by milletti_naoko at 2021-05-03 03:49
くまさん、うちの夫も、バラの花のように見える幾重にもなった椿が好みなので、おそらくはそういう椿がほしいという人が多いのでしょうね。ドイツなら、日本の方が多く住んでいる地域も多いでしょうし、そういう地域の大きな花屋なら、見つかるかもしれませんね。こちらでもどこにでもあるわけではなく、椿まつり以外では、椿まつり開催地の近くの、土壌が酸性である地域で、椿やツツジなどを中心に栽培している店でも、日本ふうの椿も売られていました。ドイツにもどこかそういう場所があるのではないかという気がします。
by milletti_naoko | 2021-04-28 23:47 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(14)