町並みと眺めきれい海の色はエメラルドグリーン、ポテンツァ・ピチェーナ

　5月14日金曜日は、レンガ造りの町並みと見晴らし、海がきれいなマルケ州の町、ポテンツァ・ピチェーナ（Potenza Picena）を訪ねました。

Potenza Picena (MC), Marche 14/5/2021
　現在はイエローゾーンでも、外食は屋外席でのみ可能で、夜10時以降は外出禁止となっていることもあり、引き続き、休暇の最中なのですが、宿泊せずに、毎日日帰りで出かけています。
　朝天気予報を見て、雨が降っても午後4時以降と、雨が降るのが遅い地域の中から、この町がよさそうだと、インターネットで情報を調べて、夫が行き先を決めました。

　まずは駐車場から階段と坂道を登って、町の高みにある中心広場に行きました。

　風が強いので、噴水の水滴も、右手の方へと流れています。この広場にある観光案内図を見て、

見晴らしがよさそうな公園があるからと行ってみると、いまだに白雪を頂く高峰の連なりや、

広がる平野とその向こうにそびえる山々、

あちこちに点在する丘の上に築かれた町、

さらには青い海まで見えて、眺めがすばらしかったです。

　昼食を食べた店は、このバラをはじめとして、庭の花が美しく、わたしが頼んだ料理は今ひとつでしたが、

夫が注文したアスパラガスとサルシッチャのニョッキは、おいしかったです。
　ただ、店内でマスクをしていない店の人と客を見かけた上に、給仕に来た人がマスクをしていなかったこともあって、変異株は感染しやすいと聞いているだけに不安になり、食後のコーヒーは、後でどこか別のバールで飲むことにしました。
Porto Potenza Picena, Potenza Picena (MC), Marche
　昼食後、海辺に行ってみて、透きとおるような、エメラルドグリーンの美しい海の色に感嘆しました。

　陸の方を見ると、空には黒雲が広がっています。風がどんどん強くなって、時には帽子が飛ばされてしまうほどで、波も高めでした。

　そのためか、素足で波打ち際を歩くと、海の水がひどく冷たいので驚きました。

　散歩を終えて、浜辺から車に戻る前に、バールでコーヒーを一杯飲みました。

　バールやレストランが、海から離れたところに並び、こうした店の後ろを線路が走っています。自転車レース、Giro d'Italiaの文字やデザインで車体を装った電車が通るのも見かけました。
　このピンクが鮮やかな花は、線路の近くにたくさん咲いていました。

　こうして海を散歩したあと、線路の下をくぐるこちらのトンネルを通って、車道に出て、駐車場まで歩きました。ペルージャへと戻るドライブ中には、どしゃぶりの雨が降ったのですが、無事ペルージャの家に戻りました。
　片道２時間の旅も、往復だと４時間で、出発前にあれこれ調べたり準備をしたりと時間がかかり、毎日帰宅が遅くなってしまうこともあって、結果的にブログの記事を書き終えるのが午前1時前後になってしまっています。
　一応休暇中となっている現在、仕事でいただいているメールなどのお返事も、どうしても急ぐ場合についてはお返事をするようにしているのですが、こういう事情で、一つひとつお返事をしていると、さらに睡眠時間を削ることになってしまうため、今は休暇中ということで、特に急がないと判断できる場合は、旅行中ですということはお話ししているため、返事は休暇が終わってからしようと考えています。各種SNSにいただいているコメントやメッセージのお返事についても同じです。以上、失礼を申し上げますが、こういう状況ですので、今しばらくお待ちくださいませ。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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