イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

青い湖椿きれいなボルセーナ

 中世の町並みに趣があるボルセーナ(Bolsena)は、町や湖畔に咲く紫陽花が美しい紫陽花の町で、例年は紫陽花の季節に訪ねることが多いのですが、今日は、トレッキングの目的地に向かう途中と帰り道に、立ち寄って散歩して、どの季節にもそれぞれの魅力がある町だなと改めて思いました。

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Città e Lago di Bolsena (VT), Lazio 15/5/2021

 町の高みに駐車して、湖と町の見晴らしがいいとっておきの場所を訪ね、

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城の周囲も風景を楽しみながら歩いてから、坂道を下りました。

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 商店が並ぶ通りを歩くと、あちこちに椿が咲いた鉢が置かれているので、驚きました。

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 例年3月に開催されるルッカ県の小村の椿まつりが、昨年は中止、今年は3月はペルージャから出ることができず、訪ねることができなかったこともあり、日本を思わせる懐かしい椿を見られて、うれしかったです。

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 さらに歩き、みごとなプラタナスの大木の並木の下に、さまざまな紫陽花が植えられた道を通って、湖まで行きました。右手に見える緑の植物はすべて紫陽花なのですが、まだ5月ですし、今年はなかなか寒さが去らず、花の季節が遅れているため、今は緑の葉が見えるばかりです。

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 ボルセーナ湖(Lago di Bolsena)の穏やかな湖面を見て、いつもならこのあと、岸辺を散歩するところなのですが、今日は先を急ぐからと、夫が道を引き返しました。

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 岸辺からも、ボルセーナの城や町並みがきれいに見えるところがあります。

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 城は、プラタナスと紫陽花が植わる通りを歩いているときにも、きれいに見える場所がありました。

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 他に先駆けて、咲き始めた紫陽花でも、まだこんなふうにつぼみがたくさんあります。

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 道の左手の庭に、みごとな椿の大木があり、花がたくさん咲いています。

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 朝食が遅かったこともあり、昼食は軽く済ませ、それから駐車場へと戻りました。建物の壁を、赤いバラが彩っています。

 そうしてこのあと、本来の目的地だったトレッキングコースに向かい、そこでしばらく散歩してから、ペルージャへの帰途についたのですが、途中で休憩をしようと、再びボルセーナ湖畔に寄って、

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Lago di Bolsena, Gradoli (VT), Lazio

ジェラートを買い、湖の眺めを楽しみながら食べました。以前に昼食を何度か食べたことがあるレストランを探すつもりで、道を間違えてしまったのですが、そのおかげで、

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とても緑が多く、静かな岸辺と散歩道を見つけることができました。

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 水が澄んでいるので、浅瀬では、湖の底の石まできれいに見えます。

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 ここでも椿がきれいに咲いていました。

 今夜はどこかに宿泊しようかとも考えて家を出たのですが、結局は、オルヴィエートで夕食を食べたあと、帰途につき、午後10時少し前にペルージャのうちに到着しました。最近出かけてばかりいて、ニュースを追えていないので、今日は午後10時以降が外出禁止なのか、それとも午後11時なのか確信がなく、「午後10時までに帰らなければいけないのだから出発しましょう」と言ったら、夫に「今日はもう午後11時までじゃないの」と言われて、調べてみて、外出禁止が午後11時までになるのは、5月24日以降だと分かりました。

 昨夜雨が降って気温もかなり下がったので、肌寒くもあり、すぐにオルヴィエートを出発したので、幸い無事、戻らなければいけない時間には、うちに着いていることができました。

関連記事へのリンク
- トスカーナ小村の椿まつり
- 紫陽花の町と湖ボルセーナ
- 湖と紫陽花の町で中世気分、ボルセーナ

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by tokotakikuh at 2021-05-16 15:14
赤い屋根の街並
あ~イタリアですね(笑)
四季彩歳・ここも、初夏の装いに溢れてます
Commented by BBpinevalley at 2021-05-16 19:09
とてもきれいな街ですね。
Bolsenaって初めて聞きましたが、お城が見えて、街路樹の続く道も綺麗ですね〜
まだまだ知らないところはたくさん有るなァって思いました。
こんなパンデミックの世の中になっては、次にいつ旅できるやらも分からず、来世にイタリアに生まれるでもしない限りはBolsenaには到達できないかナ(笑)

イタリアには椿が多いですね。
ナポリの郊外に行ったときにも、椿の公園に連れて行かれ、鬱蒼と椿が茂って花を咲かせていて綺麗でした。

Commented by meife-no-shiawase at 2021-05-17 00:57
なんとも美しい街並みですね。
緑と建物の赤がすごく合っています。

椿・・・本当にびっくりですね。
最後の椿のアップのお写真もびっくりです。
こんな華やかな雰囲気を持っているのですね~♪

湖もまたとっても穏やかです。
撮られているなおこさんの気持ちもきっととっても
穏やかだったのでしょうね~♡
Commented by milletti_naoko at 2021-05-17 01:09
zakkkanさん、確かに屋根が赤いですね!
冬や6月に訪ねることが多いので、5月には椿やバラが美しいのだなあと、うれしかったです。新緑も目と心に優しかったです♪
Commented by milletti_naoko at 2021-05-17 01:29
BBpinevalleyさん、オルヴィエートともゆかりが深い奇跡が起こったとされる町で、城は外から見ても美しいのですが、内部の博物館も興味深く、城の上からの湖や町の眺めがすばらしかったです。興味がおありであれば、詳しくは次の記事に:https://cuoreverde.exblog.jp/21030339/

ボルセーナ湖は、トラジメーノ湖より面積はわずかに小さいものの、火山活動からできたため、水深はずっと深く、深いところでは151mもあるそうです。

いつか機会がおありになれば、ボルセーナは自然も花も町並みもおいしいものも楽しめる上、そういう町や古代エトルリアの遺跡が周囲に多く、見どころも多い町なんですよ。

ナポリの郊外にも椿の公園があるんですね! アルカリ性土壌の土地が多いイタリアでは、椿や紫陽花は育ちにくい場合が多いのですが、ナポリにしてもボルセーナにしても、近くにある火山のかつての火山活動のおかげで、土壌が酸性なので、きっと椿がよく育つのでしょうね。
Commented by milletti_naoko at 2021-05-17 01:37
メイフェさん、町並みがきれいで、しかも湖の近くで緑も豊かで、楽しみの多い町です。ボルセーナ湖は火山活動でできた湖なので、きっとこの周囲は酸性土壌で、だからイタリアの他の土地では育ちにくい、育たない椿や紫陽花が元気に美しく育つのでしょう。イタリアで生まれたあでやかな椿の品種は多々あり、まるでバラの花のようだと驚くことも多いです。

ありがとうございます。豊かに水をたたえた湖や川の流れ、自然の水はどこか心を穏やかにしてくれる力を持つように感じています。
Commented by ムームー at 2021-05-17 05:55 x
なおこさん
おはようございます
素晴らしい景色ですね、外出時間が気になりますね
こちらも他府県ナンバーが多いです
椿の大木が見事、そちらの景色に馴染みますね、日本のお花のように思っていましたが、素晴らしい~見とれます
湖は火山活動で出来たのですね、いい眺め、カモさんが優雅ですね、水辺は人の心を和らげてくれますね
いつもありがとうございます
Commented by milletti_naoko at 2021-05-17 15:16
ムームーさんん、おはようございます。
京都でも他府県から観光に来る方が増えてきているのでしょうか。
椿の花、ヨーロッパに伝えたのは、イエズス会の宣教師(Geiorg Joseph Kamel, 1661-1706)が日本から持ち帰った椿が最初だそうで、そのため、ツバキ属の学名(Camellia)やイタリア語(camelia)をはじめとする多くの欧州言語での椿の呼び名は彼の名に由来するようです。
花が咲いているので大木が椿と分かり、木のみごとさに驚きました!

火山でできたボルセーナ湖は、そのためか湖底が黒く石や岩のようにさえ見えて、湖畔は酸性土壌だからか椿や紫陽花がよく育つようで、6月には紫陽花の花が美しいです。水辺っていいですよね。

こちらこそいつもありがとうございます♪
by milletti_naoko | 2021-05-16 06:54 | Lazio | Trackback | Comments(8)