新車購入から10年になるわたしのアイゴは、今年は車検の年で、その締め切りが明日、6月30日なのですが、昨日月曜日に、早朝なら人が少ないだろうかと行ってきて、無事車検を終えました。月末は人が多かろうと思ったら、驚いたことに、他に人が誰もいないので助かりました。
わたしは本来出不精で、スーパーで食料品を買うならともかく、洋服などを買うにも、店に入ると何か買わなければいけないような気がして、入りづらい小心者です。昨年3月以降、新型コロナウイルスの感染がイタリアで拡大して、ロックダウンが長く続き、秋以降、ウンブリアは感染が長い間深刻であったためもあって、昨年から今年にかけては、いつにも増して、買い物の機会が減りました。
Lago Trasimeno al tramonto, Sant'Arcangelo, Magione (PG), Umbria 26/6/2021 今年の元旦から6月末までに、登録したカードを50回以上使って買い物をすれば、イタリアではその10パーセントが、最大限度150ユーロまで還元されることになってます。昨年12月8日から年末までについては、ペルージャでは感染が拡大していて、出かけて買い物ができる状況にない期間が長かったために、恩恵を受けることができず、今年に入ってからも同様の理由で、また、カードでの支払いはできませんという店も少なくないために、昨日、6月29日になっても、カードの使用回数が50回には届かないという状況でした。そこで昨日は、車検で出かけたついでに、必要だったにも関わらず買わずにいた商品を、あれこれ買って回りました。今日も午後、義弟夫婦への贈り物をカードで購入して、これでようやく50回、カードで支払いをすることができました。
さらに、本来ならどうやらずいぶん前にしなければいけなかったはずの所得申告も、今日は朝から書類をそろえて、午後夫と二人で、夫の友人である会計士に提出し、まだこれから連絡しなければいけないデータもあるものの、一段落しました。今年は本来は6月30日だった締め切りを、新型コロナウイルス感染による経済的苦境や会計士の忙しさを考慮して、国が7月20日に延期したとのことで、延期になるだろうということは、前々から言われていたのに、延期が決まったという発表があったのは、なんと本来の締め切りの2日前である6月28日だったのだそうです。
昨年は、わたしは、感染下で所得が減少したPartita IVA(イタリア商業勢番号)の所持者として、イタリア政府から、3度に分けて、合計2200ユーロの支援金を受けることができたのですが、その支援金について、今日会計士の友人から、「支援金は課税の対象にはならないけれども、所得申告書には記載する必要があって、記載しないと没収されてしまうから、3度受け取った支援金のそれぞれについて、受け取った日と金額と払い込みの理由を知らせるように」と言われました。
わたしが持つイタリア郵便局の口座には、通帳というものがなく、自分の口座に誰かから振り込みがあると、そのたびに、それを知らせる文書が郵便で届きます。郵便局からの口座についての通知なら、ファイルに綴じてあると思ったら、ところが、最初に探したときは、三つあるはずの振り込み通知のうちの一つしか見つからず、今夜のうちに処理してしまいたいと思って探しても、もう一つの通知が出てきただけです。幸い、郵便局から送付された別の文書から、振り込み日も金額も理由も特定できるのですが、キャッシュレスの還元の最大限度額の150ユーロにまだ達していないこともあって、明日の朝は郵便局に、ゴミ処理税を払いに行って、カードで払い、そのときに、5月分の入出金明細も出してもらおうと考えています。入出金明細は、いざとなればオンラインでも確認できると思っていたら、何度試みても、昨年5月の入出金明細を見ることはできないようなのです。
今夜、2度目に受け取った支援金の通知を、必死になって探していたら、その通知は見つからずじまいなのですが、代わりに、まだ日本に住んでいた頃に使っていた万歩計と、その万歩計に入れる電池が出てきました。イタリアに留学するために日本を発ったのが2002年4月ですから、それよりも前に購入したもので、また、電池はおそらく後から買ったものでしょうが、使用期限が2010年になっています。それでも、ひょっとしたらと電池を入れてみたら、なんと万歩計がきちんと機能したので驚きました。今夜になってから見つかったので、はじき出される今日の歩数はごくわずかになりますが、今後、山や町を歩く際に、使ってみたいと考えています。
明日も暑いでしょうから、長い間外で列に並ばなくてもいいように、早起きして郵便局に行くつもりだったのに、記事を書いているうちに、真夜中を過ぎてしまいましたから、もう明日ではなく今日の話です。
お金の話、締め切りの話ということで、先週土曜日にトラジメーノ湖で見た、金色、ピンク色の夕景の写真を添えることにしました。
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Articolo scritto da Naoko Ishii
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