ソロメーオで2回目のワクチン接種とグリーンパス義務化による接種希望急増

　今日、7月24日土曜日は、待ちに待った2度目の新型コロナウイルスワクチン接種の日で、再びソロメーオ（Solomeo）のワクチン接種会場に向かいました。

Solomeo, Corciano (PG), Umbria 24/7/2021
　今日も夫が同行してくれて、夫が運転する車で、会場へと向かいました。ソロメーオの中心街が前方に現れたとき、右手に見えた看板には、「ソロメーオ カシミアと調和の村（Solomeo Borgo del Cashmere e dell'armonia）」と書かれています。
　会場に来るのが4回目の夫はもう慣れたもので、今回は道を間違えずに会場に到着し、列に並んですぐに番号票が取れるようにと、受付会場脇の道路でわたしを下ろしてから、車を駐車しに行ってくれました。


　接種の予約時刻が、1回目は8時50分だったのですが、今日は午後9時でした。8時41分に会場脇で車から下りたので、前回とほぼ同じ時刻に受付を済ませたのですが、番号は18番で、そうして、

受付会場に入ったときは、掲示板にまだ3番とか4番という番号が表示されていて、10人近くの人がすでに席に着いて待っていたため、前回よりも若干待ち時間が長くなりました。
　夫は、わたしが受付会場で順番を待つ間に、近くのバールに、朝食を食べに行きました。

　受け取った番号票には、受付時刻が8時45分で、順番を待つ人がすでに16人いると書かれているのですが、なんと「予測される待ち時間は1分」と書かれています。
　15分前に会場に着いて、受付をした15分後、ちょうど午後9時頃にわたしの番号が現れて、接種会場の前の列に並びました。前回は、同じ部屋で、接種前の医師からの質問があり、接種を受けて、さらに印刷した接種済み証明書を受け取ったのですが、今回はそれがすべて別々の部屋で、しかも、右の部屋で医師と面接し、左の部屋で接種を受けて、真ん中の部屋で証明書を受け取るようになっていました。そんなふうに、前回と勝手が違う上に待つ人が多く、どこにどう行っていいのか分かりにくかったため、数日前に同じ会場で接種を受けた夫から、まずはどこに行けばいいかを教えてもらえて、助かりました。

　前回と違って、今回は接種時に痛みを感じましたが、現在はワクチン接種を受けた左腕を上げたり動かしたりすると痛むので、その方向への腕の動きが制限される程度です。歯医者での歯の神経を抜くための治療も続いていて、直後は痛み止めが必要なことが多いため、帰りに薬局に寄って、鎮痛剤を購入しました。
https://twitter.com/naoko_perugia/status/1418834173771624448

　接種のあとは、別の会場で経過を観察するために、15分間座って待たなければいけません。そこで、その間に、「無事にワクチン接種が終わってほっとしています」というツイートをしました。
　そうしたら、わたしより後から会場に入った男性が、会場の看護師らしき人に「もう出てもいいですか」と聞いて、出ていこうとしているではありませんか。わたしがこの経過観察会場に入ったのは9時13分で、順番がわたしのすぐ後だったその男性が会場を出たのは９時23分頃です。確かに前回と違って、今回は接種の後に、接種済み証明書をもらうために列に並ぶ必要があり、さらに、その列を無視して、「グリーンパスをどこでどう申請すればいいか」と長い間担当者に尋ねる女性がいたりしたために、経過観察会場に入る前に、すでにワクチン接種から10分ほど経過していたように思います。前回は、花粉症だと言ったら、30分安静にして座っているように医師から言われたのですが、今回は、「今は花粉症の症状がありません」と言ったからか、そういう指示もなかったため、わたしもその男性のすぐ後、9時25分頃には会場を後にして、そうして、薬局で鎮痛剤を購入して、帰宅しました。
　前回は、ソロメーオの会場近くの公園や中心街を散歩したのですが、今日はひどく暑く、また、夫はラヴェルナに歩きに行きたいとのことだったので、散歩はせずにすぐにペルージャに戻りました。わたしは今のところ元気ではあるのですが、やはり様子を見るため、今日は家に残ることにしました。
https://twitter.com/Tg3web/status/1418911891838181376

　昼のニュースを見ると、グリーンパスの所持が多くの場面で必須となったために、ワクチン接種を希望する人や受ける人が、イタリア全国で急増しているとのことで、こうしてワクチン接種がさらに進み、イタリア、そしてウンブリアで拡大しつつあるデルタ株による感染を防ぐことができればと願っています。
　イタリアでは昨日の昼過ぎに放映された東京オリンピックの開会式も、昨日は、少しだけ見逃したのですが、最後まで見て感動しました。またいずれ詳しく記事を書けたらと考えています。
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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