イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

ああそんな歯医者夏休み治療も先送り、イタリア歯医者にもいらすとやさん

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 7月は旅行に出かける予定だったのに、7月8日に虫歯が見つかり、その治療が終わるはずだった7月15日に歯の神経を抜かなければいけないことが発覚しました。7月22日午後に治療の予約があったため、19日月曜に出かけたアブルッツォ旅行から22日木曜の午後に戻り、歯医者に行ったのは、そうすれば、辛い治療を早く終えて、いろいろなものを自由に食べられて、自由に行動できるようになると考えていたからでした。

 治療時に、グラン・サッソから治療のために戻ってきたと言ったら、「ああ、ぼくのために戻ってきたんですか」と、驚いて笑いながら、父さん歯医者が言ったのですが、そのときはまさか、神経を抜くためにはそんなに何度も歯医者に通う必要があって、長丁場になるとは思ってもいませんでした。まあ、24日土曜日の朝9時に2回目のワクチン接種があったため、金曜の晩には旅行から帰らなければいけなかったのですけれども。それに、カンポ・インペラトーレの高原やラクイラの町をようやく訪ねながら、数時間で後にするのは、とても残念だったのですが、雨が降らない猛暑が続いていたため、いくら旅行に出る前に雨が降ったとは言え、木曜に戻らなければ、ペルージャとミジャーナの庭や畑の草花と野菜が生き延びることが、さらに難しくなっていたことでしょう。

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 最近は毎週木曜日が歯医者通いの日だったのに、先週木曜に、次の予約は今日月曜と聞いて、歯医者が夏休みに入る前に、週に治療する回数を増やして、終えてしまおうということかと思っていました。

 今朝、通された待合室で、いつものようにどこか刑の執行というか拷問のときを待つような心持ちで過ごしながら、ふと思いついて、カメラは持っていなかったので、携帯電話で待合室の写真を撮りました。

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 そんなことでも気が紛れるものです。待合室には、「笑顔を贈ろうと考えたことはありませんか」と書いたこちらの額縁もあって、下には、「歯を白くしたり口の周りのしわに施術をしたりするためのクーポンがありますよ」と書かれています。

 閑話休題。午前11時からの予約で、昼食の時間が迫っていたからか、普段は麻酔がしっかり効くまで待ってから次の麻酔の注射を打つ父さん歯医者が、今日はまだ麻酔が効かないうちに、続く麻酔の注射を打ったので、痛かったです。父娘の歯医者さんなのですが、娘さんの場合は、あまり麻酔が効かないうちに次々に麻酔の注射を打つので、すべて痛みを感じて辛いことが多く、父さん歯医者なら今日は痛みを感じる回数が少なくて済むと思っていたのですけれども。麻酔の注射を打ってから、まだ間もないうちに治療を始めたため、治療中にも痛みがあって、さらに麻酔の注射が打たれ、治療は続きました。そうして治療が終わったあと、次の予約は8月23日と聞いて驚きました。

 「奥歯なので神経が三つあり、まだ神経が敏感だから、時間をかけて少しずつ治療を続けていかなければいけませんから」と歯医者は言うのですが、歯医者が夏休みに入るために、治療も休みになるということでしょう。歯の治療が続いている間は、薬剤を詰めてあるところをうっかり磨いてしまうことがあったり、そのあたりは磨かないように気をつけているため磨き足りずに虫歯になる歯が出てこないかという心配があったり、そうして、固いものや粘り気のあるものは避けるなど、食べられるものに制限がある日々が続いたりするのは辛いのですが、「早く終わってしまえば楽になる」と思っていた治療の痛みや通院の憂鬱感も、夏休みに入るのであって、これから3週間は歯医者に通わずに過ごすことができるのだと思うことにいたします。

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 待合室で写真を撮っていて初めて、ドアに張られていた「マスクの着用が義務づけられています」という紙に描かれた絵が、見覚えがある日本のフリー素材によく似ていることに気づきました。


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https://www.irasutoya.com/2021/01/blog-post_126.html

 帰宅してから調べてみると、やはり「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんのイラストがもとになっていて、ただし、髪の色を変えて、他の画像と合わせて使ってあるようです。

 いらすとやさんのイラストは、とてもかわいらしく、色づかいもきれいで、特徴をうまくつかんでいるので、わたしもたまに、日本語の授業のプリントに添えるために、使わせていただくことがあります。わたし自身もイタリアで利用しているのではありますが、イタリアでイタリア語話者が活用していることさえあるのだなあと驚きました。おそらく歯医者の人は、もともと日本の方が描いたイラストだとは知らないと思うのですけれども。

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https://www.irasutoya.com/2021/01/blog-post_126.html

 そうして、イラストを見て、マスクをしていても、表情というのは分かるもの、気持ちというのは伝わるものだということに、改めて思い至り、最近はこういうご時世ではあるのですが、できるだけ笑顔でいられるようで、笑顔で人に接していけるようでありたいと思いました。

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Prossimo appuntamento il 23 agosto!
Allungato il periodo di tormento?
Manderò in vacanza la malinconia di dover frequentare il dentista,
poi per tre settimane possono rilassarsi i miei poveri denti.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by meife-no-shiawase at 2021-08-03 01:28
なおこさん、歯の治療大変ですね。
歯はできればずっと自分の歯でと思いますし
やはりできることなら歯医者さんには行かずにいたいものですね。

イタリアの歯医者さん、清潔ですね!
こちらだと最新の機械をいれた斬新なクリニックもありますが
なにか昭和の頃のような雰囲気の町医者もいます。
歯医者さんだけは信頼できて技術のある先生がいいですよね。

お大事になさってくださいね!
Commented by milletti_naoko at 2021-08-03 04:01
メイフェさん、ありがとうございます。

そちらはまだまだ病院によりけりなんですね。夫が幼い頃の山の村での歯の治療の話を聞くと、とんでもなく恐ろしい、というかひどくおおざっぱでいいかげんな治療だったようで、つい最近その話を聞いて、夫がどうして医者や針や薬が苦手というか避けたがるかが分かったような気がしました。

この歯医者のは普段から清潔ではあるのですが、今は感染下にあるため、相変わらず中に入るときには靴を入り口にある靴を覆うもので包みます。今日はうちに戻って義母と話しているときに、まだその覆いを外していなかったのに気づいて、少し恥ずかしかったです。
Commented by tokotakikuh at 2021-08-03 10:54
歯医者通い
恐らく最初に言われます
一本の歯の治療は、大概3か月を要すると
((´∀`*))ヶラヶラ

さて、ワクチンやら、旅行やら、歯科医通いもと
あっては・忙しい時間をお過ごしですね
体調に気を付けてお過ごしくださいね

ただ、楽しみな時間ですよ( ´艸`)
おいしい物を食べれるための歯医者ですから

マスクの下の心の表情ですね
ニコニコ顔のマスクでありたいです
Commented by zao480 at 2021-08-03 11:59
歯の治療が長引いて大変(・_・;)完結していない事があると心に何か引っかかりがあって落ち着きませんね。
私もワクチン接種との兼ね合いもあり、「次の歯科治療は2か月後くらいのほうがいいかも」と先生に言われました。歯科の先生がワクチン接種の副反応が1か月近くと随分長引いたこともあって、1回目で痛みと腫れが長引いた私も同じように2回目はもっときついと判断したのだと思います。
いらすとやさん、凄いですね、海外でも使われているんですね。わが町のワクチン接種などのリーフレットやパネルにも多く使われています。可愛らしいので見るとホッとしますね。
お大事に、そして少し雨が降ってくれるといいですね。
Commented by milletti_naoko at 2021-08-03 16:18
zakkkanさん、1本の治療が3か月というのは、神経を抜く場合のことですか。ふだんは小さい虫歯なら2度目の治療で終わるので、今回も最初はそのつもりでいたので、慌てました。

ありがとうございます。学校の大きな仕事が一段落ついたので、個人授業も夏休みの生徒が多く、一息つけそうです。ああでも、しわ寄せが来ていた家事や掃除やアイロンがけ(暑くもありますし)を、少しずつ片づけていかなければ。

ありがとうございます。自分がどんな表情を人や物事に対してしているか、意識して気をつけようと改めて思いました。
Commented by milletti_naoko at 2021-08-03 16:28
zaoさん、そうなんです。気持ちもなのですが、治療が終わっていないと、薬剤を詰めているあたりまでうっかり歯ブラシでこすってしまうということも起こり得るし、周囲の歯がきちんと磨けないので、そういう意味でも終わっていた方がありがたいのですが、まあしばらくは治療の痛みとも通院の憂鬱ともおさらばできると、そう考えることにします。

先生がそんなに長い間副反応で苦しまれて、zaoさんも痛みと腫れが長引いたんですね。わたしの場合は、おそらく先生方も副反応がそれほどなく、わたし自身も腕の痛みと歯の痛みくらいだったこともあって、前日は避けても、2日前や数日後なら治療しても大丈夫と判断されたようで、実際に腕も今回は以前より痛んだのですが、数日後にはもう腕を自由に動かすことができました。

いらすとやさんのサイトからは、日本語が分からないと検索が難しいので、きっとGoogleか何かの検索でイラストを見つけたのでしょうね。世界中の数あるイラストの中から、この絵がいいと選ばれるのは、そういうかわいらしさ、そうして大賞を端的にとらえて表現されていることによるのだと思います。わたしもまさかイタリアで通っている歯医者で見かけるとは思わなかったので、驚きました!

温かいお言葉、ありがとうございます。
by milletti_naoko | 2021-08-02 23:58 | Salute | Trackback | Comments(6)