イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

マレンマの牧場で雄牛追い歩くシラサギ

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 9月16日木曜日は、夕方に雨さえ降ったので、これは泳ぐのは難しかろうと、カメラを持って、マレンマ自然公園の海辺に行きました。

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Marina di Alberese, Grosseto (GR) 16/9/2021

 風が激しいので波が荒く、太陽が雲に隠れているので、夫もわたしも海には入らなかったのですが、海の方から吹いてくる激しい風にあたりつつ、寄せては返す波に、大自然の力を感じ、海を眺めたあとで、岸辺もしばらく散歩しました。

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 自然公園の海辺に向かうときに車で走る長い一本道は、まずは広大な牧場を、それから松林を通っていきます。この日はわたしもカメラがあるからと、牧場の雄牛たちを撮影したのですが、そのとき夫が、牛の傍らにシラサギがいるのに気づきました。

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 しかも、見ていると、このシラサギは、雄牛が進むと、

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 自分も後について、いっしょに歩いていくのです。

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 黒く大きくいかめしい雄牛と、小さくほっそりとしたシラサギの取り合わせがおもしろく、後について歩くとは不思議だなと思っていたら、夫が、牛についた虫が歩くと落ちるので、そういう虫を食べようと、後についていくのだろうと言います。

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 そう言われて見てみると、まだ牛から落ちていない虫を、シラサギが食べているように見えるときもありました。

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 牛もうるさがっているようには見えないので、虫を食べてくれるのをありがたいと思っているのか、あるいは、よくあることなので慣れているのでしょう。

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 不思議な共存関係がおもしろいなと思いながら、

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手前の牛たちを撮影していたら、奥の方に見える雄牛の傍らにも、やはりシラサギがちょこんと立っていました。

 昨日、9月18日土曜日の晩に、無事旅行からペルージャに戻りました。昨晩はバレーの試合を観戦し、今朝は掃除に洗濯、日曜の大家族での昼食のしたくの手伝いと慌ただしかったのですが、機会を見つけて少しずつ、いただいたコメントやいいねのお返しをしていこうと考えています。留守中も訪ねてくださって、ありがとうございました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by meife-no-shiawase at 2021-09-20 01:19
海の波が荒いですね~。
私は海になにか恐怖感があって
(前世で溺れたのかな~と思うぐらいです)
海の映画などを見ると鳥肌が立ちます。
でもなおこさんのお写真、向こうにみえる光が美しくて
波まで優しく感じるほどですね。

牛と鳥ちゃんの共存。なんだか可笑しい~!
でも微笑ましくて優しい気持ちになりますね。
Commented by zao480 at 2021-09-20 15:40
牛についている虫はアブなのかな、吸血虫だったらシラサギに食べてもらえるのは牛としても大変ありがたいでしょうね。我が家の周りは酪農が多いのでアブがとても多く、牛のそばに行くとこちらもつきまとわれて大変です。虫を食べてくれる鳥がいたら助かりますね。
Commented by katananke05 at 2021-09-20 16:20 x
マレンマは トスカーナ地方なのですか、、
トスカーナはいってみたいところですが ツアーではなかなかないですね〜
夫はもう歳だから 海外でのドライブは無理だから
このところは ツアーに入ってでかけていますよ〜

料理研究家の有元葉子さんが
トスカーナに滞在してる時にカタクリの群生地で
花も葉も 茹でて御浸しが
ぬるぬるして おいしい、、とかいていて 記憶にあります〜
この辺りは9月でもまだ海水浴ができるんですね〜
蚊が出る宿、、 蚊取り線香ってないのですか?
Commented by pet2love-nature at 2021-09-21 13:46
波とほのかに漏れる太陽の光が美しいですね。

牛さん思ったより大きくてびっくり♪
日本ではいまだに除角されたり、狭い牛舎に閉じ込められていたりするところが多いので(悲しいことですが)自然体の牛さんを見ると嬉しくなります。
この共存関係こちらでもよくみます。
ほっこりします。
Commented by milletti_naoko at 2021-09-21 21:06
メイフェさん、うちの夫は逆にどういうわけか高い波が好きなのですが、そういうどうしてだろうという恐怖や好みには、おっしゃるようにどこか前世の影響があるのかもしれませんね。

雄々しい牛とかわいいサギの共存、何だかほのぼのとするものがありました♪
Commented by milletti_naoko at 2021-09-21 21:18
zao480さん、そう言えば、イタリアでも、近くで見ると牛の周りにはハエがたかっていることが多く、馬や羊の群れの近くでアブを見かけることが少なくないので、牛の近くにもアブがいる可能性が大きいように思います。

わたしたちも時々山などを歩いていて、アブが多くて困惑することがあるのですが、なんとお宅の近くに多いとは、それは大変ですね。確かに虫は煩わしいので、雄牛もシラサギに感謝しているかもしれません。
Commented by milletti_naoko at 2021-09-21 21:28
katananke05さん、いつかまた日本からも安心して旅行に来られる、そういうときが早く戻ってきますように。

カタクリの花はこちらに来てから皆さんのブログの写真で初めて知ったのですが、なんとトスカーナにも咲く花なんですね!

蚊取り線香はこちらではまず見かけないのですが、販売はしているところもあるようで、友人の家で見かけたことがあるように思います。それが翌朝、宿の人が、他にこれまで蚊がいると言った人がいないと言っていたので、向こうも驚いていましたが、わたしたちも驚いています。
Commented by milletti_naoko at 2021-09-21 21:37
えりーさん、ありがとうございます。日の入りが近く色づいた日の光が雲間から差して、とてもきれいでした。

マレンマ牛がどうやらこのときは、雄牛、雌牛、仔牛たちと、それぞれ別の柵の中のけれども広大な土地で放牧されていたので、写真に写っているのは雄牛たちだけで、それでことさらに体が大きいということもあるかと思います。

イタリアでも残念ながら、牛舎に閉じ込められた牛も多いのですが、イタリアでは幸い、山を歩いていると、のんびりと草を食む牛の群れに出会うことがよくあります。

なんと牛とシラサギの共存、日本でもよくあるんですね!
by milletti_naoko | 2021-09-19 23:45 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(8)