イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

イタリア語と日本語のあいだで、World Voice 連載

 記事、「イタリア語と日本語のあいだで」を、ニューズウィーク日本版姉妹サイト、World Voiceに、つい先ほど寄稿しました。一記事につき1000〜2000文字とのことで、普段はいったん記事を書いてから、字数内に収まるように何度も書き直して仕上げているのですが、今回は時間がないこともあり、また本題に直接関係のない前置きが長いと判断して、以下の冒頭部をそのまますっぱり寄稿記事からは割愛し、代わりにここに掲載することにしました。

 言語学習は一直線ではなくらせん階段、「一つの事項をしっかり学んでから、はい先へ」と進むのではなく、ある言葉や文法事項を一度に覚えられないのはむしろ当たり前で、同じことが何度も繰り返し形を変えて出てくるようにカリキュラムを組んで、教えていこう。
 ペルージャ・シエナの両外国人大学で、5年にわたって外国人へのイタリア語教育を専攻し学んだ中で、今も肝に銘じていることの一つです。言葉も、文脈から離れた「単語」としてよりも、周囲の状況や会話の文脈、視覚情報と共に学んだ方が、確実に身につくことが、研究結果から明らかになっています。
 というわけで、

 ブログのお仲間、読者の皆さんが、この前書きをきっかけに、以下の寄稿記事も読んでくださると、うれしいです。

イタリア語と日本語のあいだで、World Voice 連載_f0234936_00401947.png
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/ishii/2021/10/post-28.php

 イタリアは明日、11月1日が諸聖人の祝日であるため、国民の休日で、夫もわたしも職場は休みです。友人たちが昨日からミジャーナの家に泊まりに来ているのはそのためなのですが、わたしは最近、平日は毎朝午前6時前後に起きて、午後2時まで授業をし、3時前に帰宅して4時頃までに昼食を終えて、学校から指示された日々のオンラインの授業記録を書いてから、ブログの記事の執筆、夕食のしたくや食事、翌日の6時間の授業の準備をして真夜中頃に就寝という日が続いています。

 それで、家事もたまっていて、授業の準備もあり、この寄稿記事も月2本以上書かなければいけないのに、今月はまだ1本もかけていないという状況で、それでも昨日の夕方、夫とミジャーナに行かなければいけないならと、それまでにと必死であれこれ仕上げていたら、金曜は仕事を休んで、友人たちがミジャーナに来る準備をしていた夫が「自分ばかりが準備しているのに」と言うのでけんかになり、けんかはよくありませんが、これ幸いと、昨晩はうちに残り、今日の昼までに来週の2日分の授業を準備をし、きりがついたところで、まずは一本の寄稿記事を書き上げました。

 うちに取りに来なければいけないものがあったらしく、昼に少しだけうちに寄った夫が、謝りはしないものの、「車でいっしょに来られるように義弟と話をして、今夜のピザの夕食会に来るように」と言うので、ワクチンを1度だけ済ませた友人がいて、もう一人は済ませたかどうか分からず、寒い秋の山では屋内で閉め切っての食事となるため不安はありますが、今夜だけはわたしも夕食会に参加することにしました。ミジャーナの紅葉はきっとさぞかし美しいことでしょうが、時間のあるうちに、しっかり来週の授業を、きりのいいところまで見通しを立てて準備をしておかないと、落ち着けなかったのです。義弟には午後6時半までにすぐ出かけられるようしたくしておくようにと言われています。さあ、寄稿記事をあと一本!

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by tokotakikuh at 2021-11-01 12:49
言語学って
気難しく考えると、構えてしましますが
日頃、話している、感性を思い返すと
いいかな?と思いますが
ダメね・・(* ´艸`)クスクス

家事、主婦、先生・大変な時間を過ごされてます
その意味合いを一番理解して下さる
はい・・素敵な旦那様ですよ・・(* ´艸`)クスクス
Commented by nonkonogoro at 2021-11-01 14:09
授業が始まってから
naokoさんは 本当にお忙しそうですね。
ランチは 3時過ぎになるのですね。

あれこれと仕事の段取りもあるのに
ご主人のお仲間たちとの 集まりもあり~
でも 不満は一人でため込むより
ケンカになっても発散した方が良いと思いますよ。

Commented by milletti_naoko at 2021-11-02 04:06
zakkkanさん、ありがとうございます。同僚の先生方の都合が今回はつきにくい関係で、今期については平常時の倍、年によっては3倍の時間数を担当しているために、ばたばたしています。
Commented by milletti_naoko at 2021-11-02 04:08
のんさん、ありがとうございます。
職場にいない時間にもかなりの時間仕事をしなければいけない状況というのが、在宅勤務のときを除いては、職場は職場、家は家という夫には理解が難しいようです。今回は授業時数が普段の倍あるため、なおさらに。ケンカしたおかげで、少しは大変さを分かってくれたのではないかと期待しています。
Commented by ciao66 at 2021-11-02 14:08
私はⅤとBの聞き取りが出来ませんが、ずっと英語圏に住んでいる人でも実はそうだとは!ここで初めて知りました。安心していいのか?もっとも、私は発音の方もグチャグチャで、「LとRがごっちゃだ」とよく旅先で言われているのです。通じているようだからいいかと、気にせず平気で話すことにしていますが。
 イタリア人はHの発音が苦手だったとは、これも初めて知りました!その国によって得意、不得意がいろいろあるのですね!!
Commented by milletti_naoko at 2021-11-05 01:47
ciao66さん、脳も使う、聞き分けが必要な音だけを聞き分けるように発達するので、母語ではない言語を14、5歳を過ぎてから学んだり、そういう言語圏で暮らしたりしても、母語で弁別が不要な音の違いは聞き分けられるようになるのがひどく難しいとのことです。

「はち」が「あち」になったり、やはり耳で聞き取れない音は記憶するのも再現するのも難しいので、生徒たちも苦労しています。
by milletti_naoko | 2021-11-01 00:59 | Insegnare Giapponese | Trackback | Comments(6)