昼も夜も日本語の授業もハンバーガー

　おととい、学校の生徒がハンバーガーが好きだと知ったこともあり、

昨日は、学校の授業で、ハンバーガー店で食べられるものの名前をカタカナで書いてみたり、メニューを読んだり、注文したりする練習をしました。
　「ひとつ、ふたつ、みっつ…」という数え方については、「ついたち、ふつか、みっか…」と、月日を表す表現を学んだときにも言及していたのですが、昨日は本格的に学習し、その数を使って注文できるようになりました。
　板書に「水星」とあるのは、曜日の言い方が記憶に残りやすいようにと、「火曜日」（martedì）に使う同じ「火」（fuoco）という漢字を使った星の名前、「火星」はmarteを指すのだと、曜日の漢字を学習した時に板書して説明したのを、「水よう日」と板書するにあたって思い出した生徒から、「mercurioは日本語で何と言うのですか」と質問があったからです。

　そうして、昨日の昼は、久しぶりに、同僚で友達の先生といっしょに、学校の近くのハンバーガー屋で、昼食を食べました。店の周囲の木々の紅葉がきれいです。

　わたしは、メニューに「冬の海」という名の、鮭を使ったハンバーガーがあるのを見て、鮭が好きなので、この魚のバーガーを食べました。鮭の方が健康にはいいし、ホウレンソウやアボカドも入っていて、おいしかったのですが、鮭は寿司や刺身で食べる方がおいしく、ハンバーガーは肉の方がいいなあと思いました。
　久しぶりに二人でたくさん、ゆっくりと食事をしながら話ができて楽しく、うれしかったです。
　このあと夕方からは、今では15歳になった少年の日本語の授業がありました。授業が久しぶりで、日本語をどれだけ読めたり書けたりするか把握できていなかったこともあり、まずはあまり読み書きできなくても楽しめる授業をと、ドイツ語を教える同僚であるお母さんから、少年もハンバーガーが好きだと聞いていたので、ハンバーガー店のメニューを読んだり、値段を言ったり、注文したりする練習をしました。

　そんなふうに、昨日は1日慌ただしかったこともあり、また、最近は、夫もわたしも何かと忙しく、2週間ほど夕食はいつもうちで食べていたので、夜はピザ屋に行きました。夫はピザを、わたしはハンバーガーを注文しました。
　カリカリのベーコンやカンナーラ名産のタマネギ、サラダが入ったNew York Storiesという名のハンバーガーと、フライドポテトがとてもおいしかったです。

　店に入る前にも後にも、夜空の高みに輝く満ちゆく月がきれいに見えました。
　今はこれから学校へと出発しますので、ハンバーガーやピザの店についての詳細情報はまた、帰宅してから時間のあるときに添えるつもりです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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