イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

岩壁の上も眺めすばらしい晩秋のオルヴィエート、テベレ川沿いの道はああ車が数珠つなぎ

 青空が広がり、日の光が暖かかった昨日の午後は、凝灰石の岩壁の上に建つオルヴィエート(Orvieto)の歴史的中心街の

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Orvieto (TR), Umbria 21/11/2021

まもなく沈もうとする日の光が降り注ぐ西の崖の上を、歩いて行くことが可能な北西の端まで歩いていって、晩秋の美しい風景を楽しみました。

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https://www.orvietoviva.com/nuovosito/wp-content/uploads/2021/07/mappa-2021-web.pdf

 水色で示したのがわたしたちがよく歩く道で、昨日も同様に、崖下周遊トレッキングコースを離れて、坂道を登り、ローマ門から中心街に入って、西の端の崖の上を南から北の方へと歩いていきました。

 ふだんは、水色のアステリスクで示したところにあるマッジョーレ門から中心街を出て、引き続き崖下周遊トレッキングコース(Anello della Rupe)に戻ったり、その手前にあるサン・ジョヴァンニ教会まで歩いて、それから大聖堂へと歩いていくことが多いのですが、昨日は久しぶりに、上の地図にNで示されているサン・ジョヴェナーレ教会まで歩いてみました。

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 崖上の道を進んで、このサン・ジョヴァンニ教会(Chiesa di San Giovanni)が見えてきたとき、さらに歩くと、左手の崖上の展望台に大勢の観光客がいたので驚きました。昨日は、あちこちで団体旅行客らしい集団に出会ったのですが、今までは、大聖堂から離れた崖の上にあるこの場所で、そんなにたくさんの観光客を見かけたことがなかったからです。

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 そこで、足早にそのあたりを通り過ぎて、すぐにこの見晴らしのいい長い坂道を下り始めました。

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 途中で左手を見やると、菩提樹の木々はもうほぼすっかり葉を落としています。

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 このとき、右手にはこれから歩いていく崖上を通る道とその傍らに建つ家や教会が見えていたのですが、上の写真で、奥にひときわ高く見える四角い鐘楼が、崖上を通る道の北端の行き止まり近くにあるサン・ジョヴェナーレ教会です。

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 この岩壁にはめ込まれたように建つ教会、Chiesa della Madonna del Veloは、こんなふうに上から見ると、また一段と風情があります。

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 こちらは、教会を通り過ぎて、さらに北に進み、冒頭の写真の位置までたどり着く前に撮影した写真です。傾こうとする日の光に凝灰石(tufo)の断崖が色づき、木々の紅葉もきれいです。

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 崖上の道を行き止まりまで歩いて、さらにしばらく坂道を登ると、こちらのサン・ジョヴェナーレ教会(Chiesa di San Giovenale)に出ます。昨日はこのあと、中心街を大聖堂まで歩きました。

 ペルージャからオルヴィエートへ行く道は、途中からは南へと流れていくテベレ川沿いに進むことになるため、

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秋や冬は霧に包まれていることがあります。昨日は、その霧に包まれた晩秋の田園風景がとてもきれいでした。

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たまに、こんなふうに霧が深いところもありました。

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 ペルージャからオルヴィエートへは、トーディの手前で無料高速道路を降りて、テベレ川(Fiume Tevere)沿いに進んでいきます。

 例年は、今の時期は水量が多いテベレ川の水が、あまりにも少ないので驚きました。

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 テベレ川のダム湖であるコルバーラ湖(Lago di Corbara)も、水位がかなり低くなっています。青空の下、青い湖とブドウ畑の黄葉がきれいです。

 トーディからオルヴィエートまで、こうしてテベレ川やコルバーラ湖沿いに進む道は片側1車線で、川に沿って道路があるために、カーブが多いくねくね道になっています。昨日は行きも帰りも、ひどく遅い車が前を走っていて、後ろを通る車が数珠つなぎになって走り、わたしたちの車もその中の一台でした。そのため、しばしばブレーキを踏みながら行かなければいけなかったので、夫も運転の際に、かなりストレスがたまっていたようです。

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 このダムと川沿いに進むくねくね道を、帰りはひどくゆっくり進む大型観光バスの後ろを走って戻ったのですが、運転がそんなふうにゆっくりだったおかげで、時々山の向こうに姿を現す、それは美しい金色の月を見ることができました。

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 無料高速道路に上ってからは、車の流れが比較的よかったのですが、さあこれから一般道に降りようというときに、その降り口に、白バイがこんなふに停められていました。

 ペルージャのサッカー競技場で、ちょうど試合が終わって、相手チームのバスなどが出発するところであるために、それまで、あと5分ほど通行止めになっているとのことです。最後の最後にまた、こうしてしばらく待つことにはなりましたが、昨日は、すばらしい眺めとおいしい寿司とてんぷらを楽しむことができて、うれしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by meife-no-shiawase at 2021-11-21 23:01
本当にどこを切り取っても美しい国だな~と改めて思います。

川の水が少ないのは今年は降雨量が少ないのでしょうか?
今年は私の住むところはダムの貯水量が減りに減って、
断水措置もあって大変でした。
コロナの感染も広がっている時期でしたしダブルパンチでした。

20日のブログでイタリアの感染もまた少し増えつつあると拝見して
本当にこのまま収まってほしいと願うばかりですね。
Commented by yuta at 2021-11-22 06:56 x
陽が傾いた頃に見る雄大な景色その素晴らしさに圧倒されます。
夕日が紅葉に刺すと一段と鮮やかな色となって綺麗ですよね。
Commented by milletti_naoko at 2021-12-12 01:25
メイフェさん、ありがとうございます。最近少しずつ雨の日が増えてきたので、そろそろダムも水量が増えてきたのではないかと思います。今年は幸い、かつてと違って、メイフェさんが台湾で経験されたような厳しい断水などの措置はなかったのですが、雨が少ないために、オリーブも凶作となってしまいました。

ありがとうございます。北欧での感染の高さから心配はしていたのですが、やはりイタリアでも現在感染が増えつつあります。どうかこれ以上、イタリアや世界で感染が急増することのないよう、わたしも願っています。
Commented by milletti_naoko at 2021-12-12 01:26
yutaさん、ありがとうございます。夕日で赤く染まる頃のこの崖の上からの眺めの美しさ、共感してくださったと知って、うれしいです。
by milletti_naoko | 2021-11-21 16:42 | Umbria | Trackback | Comments(4)