イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

暖かな日降り注ぐ晩秋のオルヴィエート崖下から中心街へ

 青く晴れ渡った空の下、きっぱり葉を落とした菩提樹並木も、オルヴィエート(Orvieto)の町を頂く凝灰石の岩壁と同様に、傾く日の光を浴びていたためでしょうか、

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Orvieto (TR), Umbria 20/11/2021

土曜日に、崖上を歩いて上から見下ろすと、並木の菩提樹の枝が、ひときわ赤く見えました。

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 この日は、岩壁の上に建つ歴史的中心街のはずれ、北東の端近くにある駐車場に車を置いて、アルボルノス城塞(Fortezza Albornoz)に少しだけ寄ってから、ソリアーナ門から中心街を出て、崖下周遊トレッキングコース(Anello della Rupe)を歩き始めました。

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 断崖の南面を東から西へと歩くと、日はまだ差しているものの、ゆく道の左手に木々が立っていたりするために、日かげになっているところも、しばしばあります。

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 トレッキングコースを半周して、崖下の南面から西面に出て、さらにしばらく歩くと、上の写真の分岐点があります。崖下周遊コースは左の道を通り、広い有料駐車場の端を通ってさらに進んでいくのですが、わたしはいつものように、ローマ門へと右手の坂道を登っていきました。

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 傾き始めた日を浴びた凝灰石の壁と菩提樹の枝も、そして菩提樹が壁に落とす影も美しいです。

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 いつものようにローマ門(Porta Romana)から中心街に入り、冒頭の写真の見晴らしのいい崖上の道へと登っていくのですが、そのとき通った場所も、敷きつめられた落ち葉に風情がありました。

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 そうして、高みからの美しい眺めを楽しんだあとは、この長い坂道を下っていったのですが、途中、日かげになっているために、雨で濡れた石が乾かず、すべりやすいところがあり、すべって転びそうになったので、ひやりとしました。

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 さらに下ると、こうして再び周囲の風景も町並みも眺めがすばらしい場所に出ます。11月6日に夫と歩いたときは、このあとすぐ右手へと坂道を下って、マッジョーレ門から中心街を出て、崖下周遊トレッキングコースへと戻ったのですが、この日は、先日の記事でもお話ししたように、このまま崖の西面のすぐ上を通る道を、さらに北西の端の行き止まりになっている場所まで歩いていきました。

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 下方に広がる緑の中には、まだ黄葉が美しい木もあります。

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 崖上を通る道を行き止まりまで歩いたあとは、中心街を大聖堂へと向かったのですが、途中で前を数人がおしゃべりしながら歩いていたので、脇道に逸れて、別の道を歩くと、人通りがなくひっそりして、けれどもとても趣がありました。

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 すできだなあと思う街角がそこかしこにあるので、足を止めては撮影しながら歩いていきます。

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 トンネルのような長い通路の向こうに見えた、日の光に包まれたこの家もすてきです。

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 天国通り(Via del Paradiso)を横切って、さらに大聖堂へと歩いていきます。結果的に、大聖堂に行くのにかなり遠回りをすることにはなったのですが、人の少ない道を、風景を楽しみながら歩くことができて、よかったです。

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 こうして共和国広場(Piazza della Repubblica)に出て、モーロの塔(Torre del Moro)へと向かうと、広場に建つ鐘楼も、奥に見える塔も、オレンジ色の夕日の光に包まれています。

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 塔の前を通りかかったとき、この角度から見る塔もおもしろいなあと、こんなふうに党内の店の中も、壁と共に写るように撮影してみたり、塔のてっぺんを下から写したりしました。それから、夫と待ち合わせていた大聖堂まで、再び中心街を歩いていったのでありました。

 最近は、毎晩遅くまで翌日の授業の準備をして、出勤前にブログの記事を書いて投稿しています。と言うわけで、これまでであれば記事末に添えていた関連記事へのリンクを、時間の節約のために、記事中に埋め込んでありますので、あしからず。では、そろそろ行く準備を始めます。と言っても、まだ6時半過ぎなので、早すぎるようです。

 そうそう、今日だけは北風が吹いて晴天で、明日からはまた空が曇り、雨の日が続くということなので、たまっている洗濯をしなければいけないのでした。時間があってよかった。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by meife-no-shiawase at 2021-11-25 15:39
なおこさん♪
お忙しそうなのでコメントを控えてましたが
もうやはりあまりに美しくて少しだけ(^o^)。

風景も町並みも眺めが素晴らしい場所・・・
となおこさんが書いていらっしゃるところは
本当に美しいですね!!!
上から眺めたしたに広がる整った木の並んでいる様子も
きれい~♪
by milletti_naoko | 2021-11-24 14:36 | Umbria | Trackback | Comments(1)