イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

クリスマス市とイルミネーション雨上がりのオルヴィエートに

 昨夕、雨上がりのたそがれのオルヴィエート(Orvieto)の中心街を、駐車場へと歩いていくと、

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Orvieto (TR), Umbria 27/11/2021 16:51

クリスマス市の露店やイルミネーションに明かりがともって、きれいでした。

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 途中で見かけた「クリスマスにはオルヴィエートをあなた自身に贈りましょう」(A Natale regalati Orvieto)というポスターには、11月26日から1月9日までと書かれていました。

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15:53

 さて、時を1時間前に戻しましょう。昼食後、オルヴィエートの凝灰石の断崖の周りを、時に崖下を、時に崖上を歩きながら1周したわたしたちは、午後4時頃にいったん駐車場に戻り、今度は大聖堂へと歩いていきました。

 そのとき、赤い花の向こうに教会が見えて、きれいだなあと思って撮影していたら、

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教会前の広場の車の上に猫がいるよと夫が教えてくれたので、その猫の君も撮影しました。

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 市にはじっくり見てみたい店もあったのですが、今にも雨が降りそうな空模様だったので、足を止めずに大聖堂へと歩いていきます。レインコートを持っていたわたしは、駐車場から出発するときに、雨が降りそうだから傘を持っていくよう勧めたのですが、夫は邪魔になるからと傘は車に置いて歩き始めました。

 ちょうどわたしが猫の撮影を終えた頃からぱらつき始めた雨は、その後、ひとしきり激しく降ったのですが、

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幸いなことに、最も雨が激しかったときには、わたしたちは天幕の下でジェラートを食べていて、食べ終わった頃には、もう雨が上がっていました。

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 天気が悪いので、近道を通って大聖堂へ歩いていくと、こんなふうにいつもとは違う角度から大聖堂を見ることができました。

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 後方から階段を上がって、大聖堂へと向かっていきます。

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 その昔、大聖堂建造のために働く人々に、作業や作業交代の時を告げていたマウリッツィオの塔の上の鐘つき人形は、

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今もこうして広場や大聖堂を見据えるように建っています。ただし時計は、相変わらず針が止まり、6時を指したままです。

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 そうして、しばらくの間大聖堂の美しい正面を眺めてから、

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やはりイルミネーションがともっていて、ショーウィンドウもクリスマスの装いをしているであろう目抜き通りには向かわずに、雨が降らぬうちにと、来た道を駐車場へと戻りました。

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 この写真の奥に見えるクリスマスカラーをした観光ミニバスらしき車を、昨日は時々見かけました。

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 大聖堂は、こんなふうに後ろから眺めても趣があります。こんなふうに写真を撮ったり、向こうから人が来るからと少しだけのつもりで来たときとは違う道を歩いたりしていたら、道が分からなくなったので、来たときと同じ道まで引き返し、その同じ道を通って、駐車場へと戻りました。

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 雨に濡れた敷石が、街灯の光にオレンジ色を帯びて、きれいです。

 こんなふうに帰り道も風景を楽しみつつ、幸い、雨に降られることなしに、車まで戻ることができました。イタリアでは伝統的にクリスマスのイルミネーションやプレゼーペを飾り始めるのは12月8日からであるため、オルヴィエートも、イルミネーションが本格的に設置されるのは、その頃からになることと思いますが、冒頭の写真に写っているような、ささやかな明かりもまた、風情があってすてきだなと思います。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by 3841arischan at 2021-11-28 17:47
なおこさん、やはりクリスマスシ―ズンのイタリアは、素敵ですね~(^-^)
冒頭の、控えめなクリスマスイルミネ―ション、仰るように私も好きです(^^♪
12月8日からがクリスマス市がたつのですね☆その頃になると賑やかな雰囲気になるのでしょうけど、また行かれたら見せて下さいませね~
Commented by django32002 at 2021-11-28 18:10
可愛い”鐘つき人形”が動くと、どのような音色を奏でるのか聞いてみたいです!
Commented by BBpinevalley at 2021-11-28 19:12
イタリアはすっかり冬の装いですね。
鐘つき人形は、もう鐘をつかないのでしょうか?
最後のお写真、特別きれいです。
イタリアらしいですね。
Commented by ririrouzu at 2021-11-29 18:19
やはりクリスマスは外国の雰囲気が一番ですね
写真を見ながら石畳を歩いている
自分を想像しては楽しませて頂きました!
雨に濡れた石畳、教会石屏いいですね~~


Commented by meife-no-shiawase at 2021-11-29 20:07
教会の時計。
やはり止まったままだったのですね。
なおこさんが前回行かれた時にだけに止まっていたわけじゃないんですね。
鐘つき人形、相変わらず可愛い♪
前回の時にも思いましたがやっぱり大きいですね~。
Commented by milletti_naoko at 2021-12-12 02:49
アリスさん、ありがとうございます。また機会があれば、今年こそは再び井戸の中でのプレゼーペを見られることも期待して、ぜひ訪ねてみたいと考えています。
Commented by milletti_naoko at 2021-12-12 02:51
django32002さん、わたしよりも背が高いかなり大きな人形なのですが、いつかわたしもぜひ音色を聞いてみたいものです。
Commented by milletti_naoko at 2021-12-12 02:54
BBpinevalleyさん、手持ちのガイドブックやインターネットの説明では、今も機能するとのことなのですが、時計が合っていないと、いくら鐘つき人形が機能しても、時刻が動かないので鳴らないのではないかと残念です。

時々思いがけないときに出会える、はっとするほど美しい風景があって、いいなあと思います。
Commented by milletti_naoko at 2021-12-12 02:57
ririrouzuさん、少しずつ町が、クリスマスの装いをしてきています。記事を旅するように楽しんでくださったと知って、うれしいです。
Commented by milletti_naoko at 2021-12-12 02:59
メイフェさん、いつかまた動くことがあれば、鐘つき人形の動く様をぜひ見てみたいものです♪
by milletti_naoko | 2021-11-28 16:46 | Umbria | Trackback | Comments(10)