ガトーショコラ焼きました みんな大好きチョコレート

　昨日の日曜の大家族の昼食では、トーディに住む義弟の奥さんがセコンド、肉料理を担当し、わたしは食後のデザートにガトーショコラを焼きました。

　レシピに「簡単」と書かれてはいるものの、初めてだったので量の感覚もつかみづらく、少しはらはらしましたが、できたガトーショコラを、皆がおいしいと言ってくれました。
　こちらのレシピで、材料の量を倍にし、ラム酒の代わりにブランデーを、生クリームや牛乳の代わりに豆乳を、砂糖は黒砂糖を使って作りました。量を倍にしたのは、レシピには１８cmのパウンドケーキ型とあるのに、うちにあるパウンド型が２７cmだったからなのですが、材料をすべて混ぜて、さあ型に流し込もうというときになって、生地が膨れて型からあふれ出しては困ると心配になり、

パウンドケーキ型はすでに用意してあったのですが、急遽予定を変更して、うちにあった２４cmの丸型で焼きました。少し低めにはなりましたが、１０人で食べることもあり、低くても広い方が見ばえもいいので、よかったです。

　人に出す前に、まずは自分で味を確認しておきたかったこともあり、切り分けて盛りつけてから、階下の義父母宅に運びました。実はこの食事用の皿もちょうど直径が２４cmなので、そのまま全部載せると、花の模様が隠れてしまうため、花など皿の縁がある程度見えるように盛りつけたため、後でわたしたちが食べるおやつ用のガトーショコラも少し残りました。
　１０人もいると食の好みも様々で、たとえば、トーディの義弟は、アマトリチャーナやカルボナーラ、ボロネーゼ風など、パスタのソースに肉が入るのを嫌いますし、うちの夫はトマトソースだけのパスタや長いパスタが好きではありません。姪の一人も我が家の上階に住む義弟の奥さんも、好みから、デザートはごく限られたものしか食べず、義母は、消化に悪い生クリームやクリームがたくさんあるものは食べられません。けれども、チョコレートは皆が大好きなことを知っているので、チョコレートの味の濃いこのレシピでガトーショコラを焼いてみました。予想以上に皆が喜んで、おいしいと食べてくれたので、わたしもうれしかったです。

　チョコレートと言えば、バレンタインデーの翌日、歯医者の帰りにスーパーに寄ると、おいしそうな板チョコが３割引で売れていたので、わたしもその際に2枚購入していたのですが、そのさらに数日後に、夫がこちらのLindt Excellence Lampone e Nocciole 70% Cacao 100gを、同じスーパーで買ってきました。夫がこのチョコレートを選んだのは、framboiseというフランス語と絵を見て、わたしが好きなイチゴのチョコレートだと考えたからであるようなのですが、framboiseはラズベリーです。でも、食べるとラズベリーの味と香りが口の中に広がっておいしく、甘いものにはうるさい夫も、とびきりおいしいとすっかり気に入っています。

　上に付したリンク先のページにあるように、販売価格はアマゾンイタリアで2.49€、Lintzのサイトで2.40€なのですが、なんとスーパーの店頭では1枚0.99€で売られていたそうです。夫が買ってきたのは１０日ほど前だったように思うのですが、ご覧のように賞味期限が今日、２月２８日であるからです。
　「こんなにおいしいなら、10枚買っておけばよかった」と夫は言うのですが、いくらおいしくても同じものばかり食べていてはあきますし、3枚もあれば十分だと思います。と言うわけで、昨日焼いたガトーショコラも残っているため、しばらくはチョコレートを少しずつ楽しむ日々が続きそうです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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