2022年 03月 12日
美術館で驚きの像や絵を見てからドゥオーモ地下の通路へ、オルヴィエート
キリスト像は石ではなく梨の木を彫って作られてるのですね。
石像が多いでしょ。
素敵なマリアです。
赤や緑のマント珍しいですか?
フレスコ画がビザンティンの様式のような平面的で東洋風なイメージなのは意外でした。
最後の一枚も意外なアングルで塔が街並みの上に浮かんだようで新鮮ですね!
確かに石やブロンズの像が多いのですが、実は木の像も見かけることがあるんですよ。著名な芸術家の手になる聖母像も見たことがあるのですが、残念ながら写真撮影は禁じられていました。石像や青銅の像の方が長持ちするということもあるのでしょうね。
この絵に描かれているのはキリストの母、聖母マリアではなくて、実はキリストの妻だったかもしれないという説もあるマグダラのマリアなんです。キリストが亡くなったあと、十字架や墓の前で嘆き悲しむ場面が描かれるのを見かけることが多いため、色の鮮やかなマントをまとった姿をそうした絵で見かけることはまれなんです。
最後の写真、二つの塔がどちらもよく見えるようにと、目前に駐車されていた車が入らないように撮影したのですが、そんなふうな視覚効果もあるんですね!