

インスタグラムへの写真の投稿を、昨年6月からもう長い間せずじまいだったわたしなのですが、
Lago Trasimeno al tramonto, San Feliciano, Magione (PG), Umbria 3/2/2022
先日ブログの記事でもご紹介したこの写真が目に触れるたびに、ああきれいな夕焼けだったなあと思っていたちょうどそのときに、「インスタグラムで大切なのは、タグよりもかける時間と手間」というツイートが目に入り、それがきっかけで、イタリア時間で昨日、3月23日の夜に、実に10か月ぶりに、インスタグラムに写真を投稿しました。
https://www.instagram.com/naoko_perugia/
投稿した写真の数が、イタリア全土が3月上旬にロックダウンとなった2020年には33枚、翌2021年には3枚とすっかり少なくなり、さらに10か月も遠のいていたために、確認すると、その間に、アンフォローしてしまっていたかつては交流のあった人も少なくなかったのですが、一方では、「久しぶり!」、「長い間投稿が見られなくて、寂しかったんですよ」と、さっそくコメントをくれる人もたくさんいて、うれしかったです。
写真の投稿が少なくなったのは、まずは、2019年秋から2020年春にかけて、女性写真家二人の写真に俳句とイタリア語の短詩を添えるという形で、わたしも参加した女性写真展、Donna vede Donna「女が見る女」の開催で、時間を取るのが難しくなったためではないかと思います。
作品を作って送るだけではなく、関係者との顔合わせや、女性写真家たちとの話し合いを持つ必要もあり、展示会場がさまざまな町で行われる移動展覧会であったため、新たな会場で催されるたびに、会場で作品の設置を行ったり、また取り外したり、開会式に参加したりと、充実した日々であった一方、ひどく慌ただしくもあったのです。
そして、インスタグラムでは、
@italiastyle_trasimeno のアカウントの共同管理者でもあるために、自分のアカウントの投稿と並行して、このトラジメー湖の写真が多く寄せられるアカウントのために、多くの写真を見て、その中からこれはという写真を選んでリポストする必要があったのですが、そのために、インスタグラムを使い続けるとなると、二つのアカウントのために費やさなければいけない時間が多かった上、メモリが16GBしかなかった古いスマートフォンからは、スマホ自体の中からしばしば写真などを削除し続けないと、新たな写真の投稿が難しいという状況になっていました。
また、わたしは当初から、インスタグラムの投稿には、カメラで撮影した写真を使っているのですが、パソコンからインスタグラムに写真を投稿するためにずっと利用していたアプリケーションが、急に使えなくなり、そのため、3年ほど前から
Posterというアプリケーションを使い始めたものの、正方形の写真しか投稿できなくなりました。しかも、たまに投稿しようと思った際に、Posterを使おうとしたのに、どうしても思うように投稿ができないということも、何度もありました。
昨年末に新しいスマートフォンを使い始め、1月末に学校のいつになく忙しかった講座が終わってからは、問題はもうPosterのアプリケーションの使い勝手だけだったにも関わらず、インスタグラムに写真を投稿するべく行動できずにいたわたしが、不意にインスタグラムを再開しようと思い立ったのは、冒頭に記したように、夕焼けのトラジメーノ湖と白鳥の写真と、それから、
ある朝たまたま目にしたこのツイートがきっかけです。
わたしの場合は、商業的にインスタグラムを利用しようというわけではなく、きれいだなあと思った風景や、そういう美しい風景があるということを、できるだけ多くの人に伝えられたら、そうして、そうした自然や風景に感嘆する思いを共有し、交流できればというのが、インスタグラムを始めた理由なのですが、SNSに限らず何にせよ、一度始めたことは少しずつでもいいから続けていくことが大切であるし、そのためには、あらゆることと同じで、まずは時間と手間、心をかけていくことがやはり大事なのだなあと、このツイートを読んで、感じたのです。わたし自身が美しいなあと思った風景などの中から、これはというものを選んで投稿しているので、投稿の質には、自信がありました。
その心と姿勢は、わたしの場合、ブログに対してもほぼ同じです。インスタグラムと違って、伝えて共有したいと思うものは、風景だけではなく、たとえば、日々の暮らしの中でいいなあと感じたことや、イタリアの暮らしや旅、イタリア学習のための情報などと、多岐にわたるという点こそ異なるものの。とここまで書いて、インスタグラムを続けるのが難しくなった理由のもう一つに、近年になって、エキサイトブログで記事やプロフィールにいただいたいいねを、できるだけお返ししようとするようになり、同じことをインスタグラムでもしようとすると、両立が難しいということもあるような気がしてきました。特にインスタグラムの場合は、反応してくれる人が多いだけに、無理にお返しをしようとして、写真を投稿する時間が取れなくなってしまっていました。

さて、10か月ぶりに投稿するにあたって、パソコン内にあるはずの、と言うより、あると考えていたPosterのアプリを探したのですが、見当たりません。そう言えば、以前、機能しないからと、いったんアンインストールしてから、再度ダウンロードしたような記憶もあります。
そこで昨晩は、投稿しようと考えた写真を、パソコンからメールで自分自身に送り、スマホでそのメールを開いて、写真をダウンロードし、スマホ上のインスタグラムのアプリから、そのダウンロードしたばかりの写真を選んで、投稿しました。

その作業は無事にうまく完了したのですが、今朝になって、実は今では、マックパソコン上でも、インスタグラムのアプリから直接、パソコン内の写真を取り込んで投稿できるようになっていたことに気づいて、驚きました。
こうして、昨晩は無事、10か月ぶりにインスタグラムに写真を投稿し、いいねやコメントのお返しを通して、久しぶりに懐かしい、インスタグラムだけを通して知る、トラジメーノ湖の夕焼けを愛する人たちや、トレッキングが好きな人たち、あるいはブログやメルマガの読者の方たちなど、多くの人と、ちょっとした交流をすることができました。わたしがほとんど写真を投稿せず、遠ざかっていた間に、アンフォローした人も大勢いたため、そういう人のフォローを、わたしの方からも外すためのアプリもインストールして、昨晩にすでに多くの人をアンフォローしました。

ところが、そのときに使ったアプリに、今朝アクセスしようとして、ログインのためにSMSによる認証コードをスマホに送るよう操作したのに、何度試みても、その認証のための六つの数字がどうしても送られてきません。あれこれ試みたものの、認証コードが届くことはいっさいなく、認証コードがなくても、「二段階認証を設定した際に送られたバックアップコードを使用することができる」と画面に書かれているのですが、二段階認証を設定したと思われる頃の当時のスマホ内のメッセージや、インスタグラムに登録してあるメールアドレスのメールを見ても、バックアップコードは見つかりません。
SMSで認証コードを受け取ることができず、「二段階認証の設定時に提供された8桁のコード」も、長い間インスタグラムを利用していないこともあって、設定をいつ行なって、コードがどこで提供されたかも記憶にないため、結局、サポートセンターに助けを求めることにして、事情を説明しました。

すると、幸い、問い合わせに対する返事が、朝10時に「Facebookコミュニオペレーション」なるところから届いたのですが、本人確認のためにするようにと書かれていることが、一見簡単そうに見えて、なかなか厄介です。
白い厚紙を探し出して、上のメールに書かれたコード番号(上の画像では、水色で消してあります)を紙に書き、さらにその下に、氏名と、フェイスブック・インスタグラム両方のユーザーネームを手書きして、それから、その厚紙がすぐ顔の下に来るように片手で持ち、さらにもう一つの手で、カメラを持って、自分の顔と手にした紙がきちんと正面から写るように、撮影を試みるのですが、頭全体とあれこれ情報を書いた紙がすべて写真に入るように、カメラを持つ手を遠ざけようとすると、どうしても体全体や顔が正面を向かず、若干傾いた形になってしまうのです。
これでは顔を斜めから撮りすぎ、この写真では眼鏡が光っていて目が見えないからだめと、何枚も撮り直して、ようやく撮れた「これならよかろう」という写真を添付して、指示されたようにインスタグラムチームに送ったのは、10時半前のことです。

いったいいつ返事が来るのだろうと思っていたら、あきらめた頃、午後4時過ぎになって、「アカウントへのアクセス再開には、追加情報が必要となります。」というメールが届きました。けれども、そのうちの3、「アカウントの登録に使用したデバイス」を読んで、はたと困りました。わたしがインスタグラムを始めたのは、初めてのスマートフォンを購入した年で、その年、2016年の9月21日に最初の写真を投稿しています。
去年の末まで、わたしはずっと、そのスマートフォンを使っていました。けれども、たいていの場合は、インスタグラムの投稿に、カメラで撮影してパソコンに保存した写真を利用しているため、インスタグラムの登録に使用したのが、パソコンだった可能性もあります。そうして、2016年夏は、2010年に購入したウィンドウズ7のパソコンが、ウィンドウズ10にアップデートしたものの、ひどく調子が悪かったため、その頃からは、ウィンドウズパソコンを起動できないときには、学校の仕事のために必要に駆られて買ったマックブックを、家でも主として使うようになっていました。登録に使用したのがパソコンだとしたら、いったいどのパソコンで、どのオペレーティングシステムだったのだろう。そう考えて、途方に暮れました。
そうして、おかしなことに、昨日は、スマホでこそインスタグラムを利用することができないものの、iMacでは問題なく利用することができていました。しかも、スマホでも、フェイスブックには問題なくログインができ、ページも自由に見ることができていました。
https://www.instagram.com/accounts/two_factor_authentication/
そこで、パソコン上のインスタグラムのページを開いて、いったいバックアップコードは、どういう形で提供されるのだろう、ひょっとしたら、インスタグラム上で受け取ったメッセージの中にあるかもしれないと思って調べていたら、ひょんなことから、見つかるまいとあきらめていたバックアップコードが、インスタグラムのページの中に見つかりました。「安全に保管するように」とのことですから、上の画像では、コードは水色で塗って隠してあります。
今後またバックアップコードが必要となるかもしれない自分自身のためにも、そして、いつかどなたかのお役に立つかもしれないと、バックアップコードが得られるページにたどり着く方法を、ご紹介します。
https://www.instagram.com/accounts/privacy_and_security/
まずは、画面の右上にあるプロフィール写真をクリックし、下に現れるタブの中から、「設定」をクリックします。そうして現れたページの、左手に並ぶ項目の中から、「プライバシーとセキュリティー」をクリックすると上のページが現れます。
このページ下方にある「二段階認証」の下にあるリンク、「二段階認証の設定を編集」をクリックすると、
https://www.instagram.com/accounts/two_factor_authentication/
上の「二段階認証」のページが現れ、その下方にある「バックアップコードを取得」をクリックすると、幸い、新たなバックアップコードを得ることができました。
そうして、そのバックアップコードの一つを使って、スマホから無事、インスタグラムにログインすることができました。

インスタグラムにはログインできても、そもそもインスタグラムとフェイスブックのチームに、わたし本人かどうか疑われる理由になったと思われるアプリ、つまり、フォローを外した人を見つけるアプリケーションには、その後も、何度試みても相変わらずログインができないのですが、よくよくコメントを見てみると、わたしの他にも、そういう問題に出くわした人がいるようです。
とにもかくにも、とりあえずスマートフォンからインスタグラムを使えるようになって、ほっとしました。
と思ったら、義母の体調が今夜はことさらに思わしくないので、9時過ぎから先ほどまで、皆と義母に付き添い、救急診療所の当直医の診療を待ちました。医師が打ってくれた痛み止めが、どうか痛みを和らげてくれますように。
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Sono tornata su Instagram dopo 10 mesi di assenza;
nel 2020 ho postato 33 foto, nel 2021 solo tre fotografie...
Questo anno, cerco di postare almeno una foto al mese,
preferibilmente alla settimana.
Nel frattempo alcuni mi hanno lasciato, cioè mi hanno defollowato,
ma altri mi aspettavano e mi hanno salutato gentilmente.
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*追記(3月27日)フォロワーチェックforインスタグラムのアプリには、この後もスマホからログインできずにいたのですが、イタリア時間3月27日午後3時50分頃に試みると、SMSで認証コードを受け取ることに成功し、1度目はそれでも、ログインをやり直すように表示が出たため、バックアップコードを使おうとしたのですが、2度目の認証コードを入力すると、無事にログインすることができました。↑数時間後:このアプリにアクセスしようとして、またインスタグラムのアカウントが凍結されたので、メールアドレスに送られたコード番号を通して本人認証をして、なんとかインスタグラムにログインすることはできましたが、パスワードの変更を余儀なくされました。と言うわけで、こういう面倒を避けるために、アプリケーションそのものをアンインストールしました。
Articolo scritto da Naoko Ishii
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