昨日の夕方、窓から差し込む光で、家の中が赤らんでいるのに気づいて、窓の外を見やると、

1日中雨が降り、今も雲や霧に覆われた空全体が、不思議な赤い色に包まれているので、驚きました。
今確認すると、撮影時刻が午後7時35分ですから、ちょうど日の入りの頃のことです。

日曜の町の丘もまた、夕日が沈む間際に放ったであろう赤い光を帯びた雲や霧に包まれていました。

予報では、今日もペルージャは1日雨で、午後6時頃までは、雷も伴う激しい雨が降るとのことです。
階下の義父にあいさつをしに行って、部屋に戻ると、さっきまで降っていたどしゃぶりの雨がやみ、上空には一瞬ですが、少しだけ晴れ間も見えました。

そこで、この記事を書いている今は、もう再び雨が降っているのですが、雨の降らぬ間にと、雨に濡れて潤う金柑と、

椿の鉢を撮影してみました。
新型コロナウイルス感染症状拡大のために2年間中止となり、今年はようやく2年ぶりに開催されたルッカ県の椿まつりに、今年は行くことがかないませんでしたが、まつりの露店でかつて買った椿が、今年はまもなく花を楽しませてくれそうです。雨と風に散り、飛ばされて、庭のスモモの花の白い花びらが、椿の葉の上で、わずかに雲間から顔を出した日の光に、白く輝いています。
この記事は予約投稿で、今はイタリア時間、4月1日午前11時24分です。気分転換を特に夫にしてもらうためにも、これからオルヴィエートの日本料理店へと、食事を楽しみに行ってきます。お義父さんは、今日はそういう気分にはなれないとのことですが、いつかいっしょに行って、食事や散歩を共にできる日が来ますように。
Articolo scritto da Naoko Ishii
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