4月6日は、この春初めての野生のアスパラガス(asparagi selvatici)の卵炒めを作って食べました。
Frittata agli asparagi selvatici 6/4/2022
野生のアスパラガスは、春になるとイタリア中部の野山のあちこちで育つ大地の恵み、旬の食材です。タケノコに似て、特に雨の後にはよく育ち、たくさん見つかります。独特の苦味があるのですが、春になると鶏がたくさん産んでくれる卵といっしょに食べると、その苦みもおいしく味わえます。野生のアスパラガスの卵炒めは、自然や大地のエネルギーをもらうこともできる、春ならではの料理です。

夫が摘んできてくれたアスパラガスを、いつものように、穂の先の方から少しずつ、指で折って切っていきます。下の方まで行って、指で切れないところがあれば、その下は食べるには固いので料理に使わず処分します。近年は、春が来てもロックダウンで野生のアスパラガスを採りに行けず、食べられない年が続いたため、記事に書くことがありませんでした。先週は、料理を始めてからそのことに気づいて、では記事にしようと写真を撮りました。

野生のアスパラガスの色は育つ場所によって、緑だったり、紫がかった色をしていたりしますし、太さや長さもそれぞれです。けれども、フライパンに入れて火にかけると、どのアスパラガスも緑色になります。
野生のアスパラガスの見つけ方については、わたしがこのブログを始めた年、2010年の上の記事に詳しく書いてあります。

夫がお義母さんから受け継いだ料理の仕方を、遠い昔にわたしが習って、今もそのとおりに作っています。少量のオリーブオイルをフライパンで熱し、切っておいたアスパラガスを入れて、さっと炒めます。それから、少しの水と塩を加え、フライパンにふたをして、10分ほどそのまま弱火で調理します。
水気がなくなったら、割り入れて塩を加え、かき混ぜておいた卵もフライパンに入れて、よく混ぜ合わせ、卵がお好みの炒め加減になったらできあがりです。うちの夫は、卵といっしょに料理するのが、野生のアスパラガスやトマトの場合には、卵は半熟気味なのが好きなので、夫好みになるように、火を止めています。
朝晩はまだ寒いのですが、日中は暖かくなり、我が家の鶏が産む卵の数も、増えていっています。おいしい春の恵みを、今年はこれからも何度も楽しむことができますように。
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Articolo scritto da Naoko Ishii
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