パスクエッタ(Pasquetta)と俗に呼ばれる復活祭(Pasqua)翌日の月曜日は、イタリアでは国民の休日で、皆が海や山など屋外に繰り出して、ピクニックなど、外での食事をいっしょに楽しむ日です。今年は、アドリア海の海辺に住む友人たちが昼食に招待してくれて、夫と義弟夫婦と4人で昨朝、友人たちが住むリミニへと向かいました。
友人がじっくりと焼いてくれたアルゼンチン風の鶏の丸焼きや、野菜料理がおいしく、夕方には、他の友人たちもやって来て、皆でおしゃべりを楽しみました。
北風が吹いていたものの天気がよかったので、海を訪ねる人も多いようだったのですが、わたしたちは、せっかくだからと、ずっと友人たちの家で過ごしました。日中は暖かな日差しが心地よかったです。感染下だったり、仕事が慌ただしかったりで、本当に久しぶりに会う友人も多く、また久しぶりに、ゆっくりと皆といっしょに過ごすことができて、うれしかったです。皆がそろってから写真を撮ろうと思っていたら、結局、皆での写真を撮り損ねてしまったのが残念です。
駆けつけてくれた最後の友人ともあいさつ、おしゃべりをしてから、午後7時頃に出発したとき、グーグルマップがなぜか高速道路ではなく海沿いの国道を通るようにだけ指示していたので、嫌な予感はしていたのですが、予想どおり、リミニからボローニャ方面に向かう高速道路が大渋滞でした。けれども、出口に差しかかると、出てしまう車も多いからか、どうやら車が順調に走れそうに見えたこともあり、また、知らない道を迷いながら走るより、時間がかかっても高速道路はそのまま進めばいいということもあり、結局はそのまま、時々ほぼ停車状態になりながら、ゆっくりと高速道路を進みました。
おかげで、一面の黄色い花が美しい、菜の花畑かと思える眺めもじっくりと楽しみ、撮影ができたのですが、
道端にも花がたくさん咲いていて、いい写真が撮れそうな場所では、車がちゃんと走れたりしたため、風景が流れてしまいました。
行きも帰りも片道3時間近くの道を、義弟が運転してくれて、ありがたかったです。長いドライブ中や、友人たちを交えてのお喋りでは、これまでできずにいたいろいろな話もすることや聞くことができたのも、よかったなあと思います。家に着く20分前頃からは、道がカーブの多い山や田舎を走ることとなり、とっぷりと日が暮れて風景は見えず、後部座席に座っていたため、わたしは車に酔ってしまい、そのため昨晩は、帰宅が遅かったこともあり、そのまますぐに就寝しました。夫や義弟たちは、おなかがすいていたのでしょう、帰ってすぐに復活祭のパンやチャラミーコラなどを食べていたのですが、わたしは車に酔ったために、昨晩は空腹を感じることなく、何も食べずに就寝し、おかげでこの2日間は山ほど食べて、体重の増加にうろたえていたのに、今朝は土曜の朝時点の体重に戻っていたので、ほっとしました。
Articolo scritto da Naoko Ishii
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