去年のクリスマスに、夫からの贈り物を受け取ったときは、困惑しました。わたしたちが住むウンブリア州で感染が急増して、PCR検査を受ける人々の車が何百台も並び、周囲一帯が渋滞になったような、そんなときに、夫が贈ってくれたのが、アユルヴェーダの全身マッサージのギフト券だったからです。
当時は、感染が深刻であったばかりではなく、仕事も多忙を極め、まだ3回目のワクチン接種も済んでいなかったため、日本語の講座が終わり、感染が収まってから、マッサージを受けに行こうと思っていました。そして、今になっても、まだ知人の誰それが感染したという話を聞くことが絶えない状況ではありますが、ギフト券の期限、4月30日が近づいてきたので、先日予約をして、今日の午後、行ってきました。

マッサージをするのは、夫が趣味の会で知り合った女性で、彼女の仕事を応援しようという意図もあって、贈り物をギフト券にしたのではないかしらと、受け取ったときにはふと思ったりしました。マッサージの日が近づいて初めて、夫の友人でもある女性の前で下着一枚になるのは恥ずかしいなあなどと、そんなとまどいもあったのですが、行ってみたら、とても和やかで優しい女性で、マッサージの後は、どこか体が軽くなったように思います。始める前にあれこれ質問があり、答えていたら、その結果、わたしの体を構成する要素は水と火で、風が不足しているために、関節などが柔軟性を失っているのだという話も聞き、興味深かったです。
きっと効果はこれから徐々に感じられることでしょう。写真は、マッサージ部屋の隅に置かれていた照明です。照明の放つ光と彩りが、何とも言えずきれいだなあと思って、撮影しました。
Articolo scritto da Naoko Ishii
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