イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

追悼のミサと花と誘惑のいちご生クリーム

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 カトリック教では、故人が亡くなってから1か月後に、教区教会で、追悼のミサが行われます。先月亡くなった義母の追悼ミサは、3月27日水曜日と30日土曜日の午後6時から催されることになりました。ミサが2度とはと、夫もわたしも驚いたのですが、教会に話をしてくれた義弟が、「義母が亡くなってからちょうど1か月後である27日は平日で来られない人がいるだろうし、土曜日は出かけていて参列できない人がいるかもしれない」と考えて、ミサが2度となったようです。

 と言っても、義母だけのためのミサというわけではなく、昨夕、義父や夫たちと共に教区教会に出かけて、神父さんの話を聞いてみて、最近亡くなった人、数人を追悼するミサが、合同で行われるのだということが、分かりました。復活祭だった4月17日のミサで見たのと同じ紫陽花の花が、祭壇を飾っているのを見て、ずいぶん花が長持ちするなあと一瞬思ったのですが、しばらく考えて、そして夫にも確認して、この紫陽花が鉢植えであることに気づきました。

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 写真は、ミサが始まる前に撮影したものです。簡略化されていて説教もなく、30分余りで終わったので、義父たちも驚いていました。終わったあとで、亡き義母と職場が同じだった女性が、義父を勇気づけて、「今はもう天国にいて、わたしたちを見守ってくれているのだから、いつまでも悲しんでいたら、何をしているのと天から叱られるわよ」と励ましてくれていて、いろいろな人との出会いの大切さを思いました。

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 義弟たちは教区教会に車で行ったのですが、わたしは、教会がいつもの散歩コースに近く、途中までは歩く道が同じであることもあって、歩いていくことにしました。向かいの家の藤の花がきれいです。

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 スーパーに買い物に行って、帰宅してから教会に向かったため、急ぎ足で歩かなければ行けなかったのですが、写真を撮るためにしばしば足を止めるより、こうして早足で歩き続ける方が、健康にはずっといいようです。

 家を出てから15分ほどで教会に着くことができました。境内では、マロニエが花盛りです。

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 白い花もピンクの花もきれいです。

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 いつもの散歩道では、今少しずつ黄花藤の花が咲いていっています。

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 川にかかった橋の上で黄花藤の写真を撮り、再び歩き始めてしばらくして、音が聞こえてきたので見上げると、飛行機が真上を通っていきました。

 こんなふうに、できるだけ機会をとらえて歩き、食生活にも気をつけて、悪玉コレステロールや血糖値を下げようと努力しているというのに、夫ときたらなんと、先週生クリームスプレーを購入したのです。しかも、テニスをしに行くのに、自分の分に加えて、いっしょにテニスをする同僚の女性のためにもと昼食を用意したのですが、その行きがけに、イチゴといっしょに食べようと、店に寄って買ったようなのです。

 「わたしだって、たまには食事を作ってほしいのになあ。」と言うと、「だって、うちではいつも君が作るから」と夫は答えるのでありました。閑話休題。すでに購入して、一度は使われた生クリームスプレーがあっても、使わなければいいだけの話なのですが、

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誘惑に負けて、今朝おやつにと、いちごに生クリームをたっぷりかけて食べたのはわたしです。

 実は、4月25日はトーディの義弟の誕生日で、義弟が自宅での昼食に招いてくれて、姪手作りのコーヒー味のバタークリームを使ったケーキがあまりにもおいしいので、「たまにならいいだろう」とお代わりまでしてしまったところなのです。

 でも、おいしいものを食べられるときに楽しむことも大切だと思うので、「よく学びよく遊べ」に倣って、「よく食べよく運動しよう」と、歩くことを続ければいいのだと考え直し、おいしいものと機会に感謝したのでありました。大好きないちごをたくさん食べられるのは、イタリアでは旬である今の季節だけですし、やっぱりいちごは、生クリームといっしょに食べると、とびきりおいしいですもの。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by nonkonogoro at 2022-04-29 08:26
教区教会
とても変わった筒型の建物ですが
そちらでは 一般的な教会の建物なのでしょうか?

イチゴと生クリーム
おいしそうですね~(#^^#)
とっても相性が良いですよね。

藤の花は
アジア 日本が原産地のようですが
ヨーロッパの風景にも
すんなり似合っていますね。

私は藤棚の藤の花より
山に咲いている ワイルドな山藤が好きです。
遠目でしか見たことがないのですけれど。。。

Commented by tawrajyennu at 2022-04-29 10:09
こんにちは♪
カトリックでは、亡くなられてから1か月後に
追悼ミサを行うのですね。
仏教でいうところの49日と同じなのかなと思いながら
読みました。
そういえば、以前亡くなった叔母は、キリスト教信者だったので、追悼ミサの時は、合同でしたのを思い出しました。

藤の花が見事で綺麗ですね。
日本でも今、花盛りです。今年は、あっという間に
藤の花が咲いてしまったよう・・・・
黄色の藤もあるのですね。
我が家の近くに野生のニセアカシアの木があるのですが、
色は、白ですが、藤の花に似ているんですよ。

LDLコレステロールや、血糖値を下げるために、甘いものを避けたり、運動したり頑張っていらっしゃるのですね。
私も、できるだけ食事の時にも糖質を取らないようにし、
ウォーキングをしていますが、たまには、甘いものも食べています。
我慢ばかりしていると、ストレスが溜まりますものね。
naokoさんも苺が大好きなのですか?
私もです。最近苺農園をみつけ、そこで直接買ってきては、毎日のように食べたり、ジャムを作っています。
Commented by koito_hari616 at 2022-04-29 12:22
こんにちは

naokoさんのブログは何時も美しいお花が一杯で
今日は苺の生クリームがけ、お皿も可愛い~♪
素敵な日々ですね
Commented by katananke05 at 2022-04-29 22:52 x
藤のお花がきれい〜

昔のイチゴはあまくなかったから
練乳をかけて食べてましたね、、
今のは大粒であまいから
私は何もかけないけど
たまにはホイップクリームかけて食べたいです〜
夫様 テニスともに 用意なさるのなら たまには「わたしにも〜’」と 声にしておたのみしたらいかがですか?
わがおっとは 全然料理はあかんですが、、
Commented by milletti_naoko at 2022-05-03 06:51
のんさん、筒型なのは鐘楼で、黒っぽい屋根がある円形の建物が教会なのですが、ふつうの教会とはかなり違った建造物になっています。

イチゴと生クリームの組み合わせ、おいしいですよね。

山藤もぜひいつか見て見たいものです。きれいでしょうね。こちらの藤は、日本ほど手入れされていないからか、近くにある糸杉の木などにからみついて、咲いていることもあるんですよ。
Commented by milletti_naoko at 2022-05-03 07:13
タワラジェンヌさん、カトリック教でも、きっと世界や地域、教区によって違うのではないかと思うのですが、これまで夫の親戚が亡くなった際は、記念のミサはいつも、亡くなってから1か月後だったので、ペルージャではそういうことが多いのではないかと思います。日本でもやはり追悼ミサは合同だったんですね。

黄花藤は、実は藤の仲間ではなく、日本語では「キングサリ」として知られているかもしれないのですが、言葉の響きが黄花藤の方がきれいなので、そう書いています。

藤の花、きれいですよね。今もこちらでは花盛りです。

わたしも今朝は卵二つで目玉焼きを作って食べましたし、時々あれこれ食べても、その分歩いたり、アボカドや豆腐を食べたりして、バランスが取れるようにすればいいかなあと考えています。

農園の採れたてのいちご、さぞかしおいしいことでしょうね!
Commented by milletti_naoko at 2022-05-03 07:22
結うさん、ありがとうございます。今日は黄花藤の花がかなり咲き、昨日あたりから、イヌバラも咲き始めて、散歩中に花に会えるのが楽しみです。

この花のお皿、お気に入りなんです。お義母さんからはお客さん用にともらった、夫の今は亡き伯父夫妻がおそらくは来客用に使っていたお皿なのですが、やっぱり日々楽しんで使ってこそと、毎日の食事に使っています。
Commented by milletti_naoko at 2022-05-03 07:29
katananke05さん、ありがとうございます。散歩にと外に出るたび、向かいの家の藤がきれいだなあと感嘆しています。

練乳と言えば、昔日本でイチゴ味のアイスの周りが練乳でおいしかったのを懐かしく思い出します。

日本のイチゴは確かに甘くておいしい大粒のイチゴが多かったように思います。
by milletti_naoko | 2022-04-28 23:50 | Feste & eventi | Trackback | Comments(8)