イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

新緑を映し花の間を電車ゆく

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 真っ赤なひなげしの花が、ペルージャやアッシジとフィレンツェを結ぶ線路の傍らにたくさん咲いていて、

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Perugia, Umbria 1/5/2022

最近は、我が家からペルージャ市民の緑の散歩コースへと歩いていくときに、

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4/5/2022

線路の下を通るトンネルをくぐると、トンネルの右も左も、ひなげしの花に彩られているというお話は、以前にもしました。

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10/5/2022

 最近では、そのひなげしのさらに下方にも、白い花が次々に咲き、

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13/5/2022

今日、トンネルをくぐってから、後ろをふり返ると、線路の向こうに、白い花が今満開のアカシアの木が見えました。

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 そうして、そのときちょうど電車が走る音がしたので、なおも線路の方を見つめていると、

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赤いひなげしと木々の間を、窓に新緑とアカシアの白い花を映して、電車が通り過ぎていきました。

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 そうして、運のいいことに、サッカー競技場の向こうの端まで歩いてから引き返し、再びこのトンネルをくぐって、アカシアの木々の下を歩いていたら、

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今度は、ペルージャ大学駅からフィレンツェ方面へと出発した電車が、アカシアの花の向こうを通って、進んでいくのが見えました。このときにはもう午後7時直前で、アカシアの花が、夕日の光に色づいています。

 このアカシア並木からサッカー競技場まで歩いていく途中には、線路が見えるところがいくつかあり、電車が走るのを見たことは、これまでにも何度かあったのですが、わたしがカメラを取り出さぬうちに、電車が通り過ぎてしまっていました。今日は運よく、電車が花の向こうを通るところに、2度も出くわすことができて、うれしかったです。

 この記事は予約投稿で、記事を書いたのは5月13日金曜日の晩なので、記事中「今日」とは、5月13日のことです。

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Va il treno tra i fiori di papavero e acacia,
riflettendo foglie verdi fresche sui finestrini.
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by はる at 2022-05-15 09:16 x
雨上がりの日曜日の朝です。

ヨーロッパ原産のひなげしは下を向いていたつぼみが
咲くころはキュンと上を向いて、薄い和紙で作られた
ようなしわのある花弁が風にゆられると風情100%
ですね。漱石の虞美人草を思い出します。

真っ赤なひなげしの団体さん、アカシアの中を
突っ走る電車はドラマチックです。
思わず車体の形、いろ、数字をガン見していました。
この電車はローカルなのですか?

亡くなった父母はヨーロッパ列車の旅を経験しました。
特に父は良い思い出になったようです。私も
近い将来すっかり独り身になったら、時間を気にせずに
列車の旅をまずは国内から挑戦します。


Commented by milletti_naoko at 2022-05-15 16:51
はるさん、おっしゃるとおりで、ひなげしは、つぼみがぎゅっと小さいまん丸の殻に閉じ込められているときは重いので、下を向いていますが、花を開くと軽やかになって、上を向きますよね。つぼみが開いたばかりのときは、まだ閉じ込められていたときのしわが残っていて、時が経つにつれて、そのしわが伸びてくるのもおもしろいです。虞美人草と言うと、わたしが思い出すのは、『史記』の「項王の最期」で虞美人が自害するくだりなんです。高校で教えていたときは、2年生を担当することが多かったので、よく教えて、そのたびに虞美人が亡くなったところに咲いたので、真っ赤なひなげしを虞美人草というのだと教えていたからです。

この電車は地方電車で、フィレンツェ方面からペルージャ、アッシジ、フォリンニョへと走っています。ただ、イタリアの鉄道、Trenitaliaの地方電車の車両は、ウンブリアに限らず、全国でこういうデザインなのではないかと思います。自分自身が乗った限られたあちこちでの電車を思い出して言うのですけれども。

ヨーロッパの国の間を旅する電車は車両もまた違ってくると思います。ご両親がヨーロッパで列車の旅をされたとは! 列車の旅、車窓から見える風景も興味深く、自分が運転するのではないので、ゆったりとした心で移動できるので、いいですよね。
Commented by ciao66 at 2022-05-15 18:37
ほんとうだ!電車の窓に新緑が並んで映っていますね♪
アカシヤの花もしっかり映っていて、これも素晴らしいです。
観察眼に感心しました。
Commented by katananke05 at 2022-05-15 21:37 x
この真っ赤なひなげしはドイツのアウトバーンを 通ってる時も
(ツアーのバス)窓の外に咲いていましたよ〜

外国のローカルの電車では
自動ドアーでなくて 自分でボタンをおして 開けるというもよくありますね〜
日本でも 地方の電車では時々ありますが、、
これはどうですか?
Commented by milletti_naoko at 2022-05-16 00:09
ciao66さん、ありがとうございます。

以前にブログのお友達で、電車の車体に映る新緑が美しい写真を撮られている方がいたんです。こんなふうに窓に映って見えるのもいいなあと思いました。決して磨き込まれているわけではないであろうガラス窓に、鏡のようにきれいに映っていたので、驚いています。
Commented by milletti_naoko at 2022-05-16 00:18
katananke05さん、ドイツの高速道路からもたくさん咲くひなげしの花が見えたんですね。昨日も高速道路の脇にたくさん咲いていて、きれいでした。

イタリアでもたいていはそうで、この写真に写る地方電車もやはり扉は自分で開けなければいけないかもしれません。感染下に入ってから、電車はもう長い間乗っていないので、今どうなっているのか、分からないのですけれども。

by milletti_naoko | 2022-05-14 22:17 | Umbria | Trackback | Comments(6)