2022年 05月 14日
新緑を映し花の間を電車ゆく
ヨーロッパ原産のひなげしは下を向いていたつぼみが
咲くころはキュンと上を向いて、薄い和紙で作られた
ようなしわのある花弁が風にゆられると風情100%
ですね。漱石の虞美人草を思い出します。
真っ赤なひなげしの団体さん、アカシアの中を
突っ走る電車はドラマチックです。
思わず車体の形、いろ、数字をガン見していました。
この電車はローカルなのですか?
亡くなった父母はヨーロッパ列車の旅を経験しました。
特に父は良い思い出になったようです。私も
近い将来すっかり独り身になったら、時間を気にせずに
列車の旅をまずは国内から挑戦します。
この電車は地方電車で、フィレンツェ方面からペルージャ、アッシジ、フォリンニョへと走っています。ただ、イタリアの鉄道、Trenitaliaの地方電車の車両は、ウンブリアに限らず、全国でこういうデザインなのではないかと思います。自分自身が乗った限られたあちこちでの電車を思い出して言うのですけれども。
ヨーロッパの国の間を旅する電車は車両もまた違ってくると思います。ご両親がヨーロッパで列車の旅をされたとは! 列車の旅、車窓から見える風景も興味深く、自分が運転するのではないので、ゆったりとした心で移動できるので、いいですよね。
(ツアーのバス)窓の外に咲いていましたよ〜
外国のローカルの電車では
自動ドアーでなくて 自分でボタンをおして 開けるというもよくありますね〜
日本でも 地方の電車では時々ありますが、、
これはどうですか?
以前にブログのお友達で、電車の車体に映る新緑が美しい写真を撮られている方がいたんです。こんなふうに窓に映って見えるのもいいなあと思いました。決して磨き込まれているわけではないであろうガラス窓に、鏡のようにきれいに映っていたので、驚いています。
イタリアでもたいていはそうで、この写真に写る地方電車もやはり扉は自分で開けなければいけないかもしれません。感染下に入ってから、電車はもう長い間乗っていないので、今どうなっているのか、分からないのですけれども。