イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

ピンクきれいさんざしの花とポプラの綿毛 花粉症なら5月・6月もイタリアでは花粉に注意

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 セイヨウサンザシ(biancospino)は、イタリアの野山を歩いていると見かけることが多く、春には真っ白な花が咲き、秋には赤い実がたくさんなって、きれいです。

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Perugia, Umbria 25/4/2022

 我が家からペルージャ市民の緑の散歩コース、Percorso Verdeへと歩いていく道の傍らにも、木がいくつかあって、この春は、丸くて白い小さなつぼみができて、そのつぼみが少しずつ花と開いていくのを見るのが、楽しみでした。

 ところが、これまでずっと花が白いとばかり思っていたセイヨウサンザシも、ほぼ毎日そばを通って見ていると、

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1/5/2022

ところどころに、ピンクの花も咲き始めたので驚きました。

 上の2枚の写真はどちらも、後方にすぐペルージャ大学工学部が見える路傍のサンザシの花を撮影したものです。白い花が咲く木の中に、ところどころピンクの花が咲いているので、このときは、何かの拍子の突然変異だろうかと考えていました。

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7/5/2022

 そうしたら、その数日後、緑の散歩コースで、大半の花がきれいなピンク色をしているセイヨウサンザシがあったので、驚きました。

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 そして、花の一つひとつのピンク色が、淡い色だったり、深かったりと様々で、きれいだなあと感嘆しました。

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 今は花の季節が過ぎてしまいましたが、散歩中に花を見るのが楽しみでした。

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10/5/2022

 先週、風の強い日に歩いていると、近くのポプラ並木の綿毛が、風に飛ばされて宙を漂い、ゆっくりと落ちてきて、まるで雪が降っているように見えました。

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15/5/2022

 ポプラの綿毛そのものは実であり種であって花粉ではないため、アレルギーは誘発しないのですが、5月中旬を過ぎても花粉の飛散量が多い植物があって、そういう花粉が、ふわふわの綿毛にたくさん付着して運ばれやすいとのことです。



 かつて5月に刈り取られたばかりの麦畑のそばを通って、目がかゆいどころか、痛むほど辛い思いをしたことが何度かあります。麦の花粉は5、6月に飛散するそうですし、ポプラの綿毛もまだしばらくは飛び続けるでしょうから、花粉症の方はご注意ください。

 わたしも油断せずに、しばらくは花粉症の症状を緩和するための薬草療法・食事療法を続けていくつもりでいます。

 昨日は誘惑に負けて、生クリームとイチゴのデザートを食べてしまいましたが、花粉症の症状を抑えるために控えなければいけない食品は、血糖値やコレステロール、体脂肪率を減らすためにも避けたほうがいい食品ばかりなので、気を引き締めやすいです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by はる at 2022-05-17 06:39 x
おはようございます。

見事な西洋サンザシのお写真でピンクが優しいですね。
これって、キリストが処刑された時にサンザシの
冠をかぶっていたとされて神様の樹木でしょ?
果実は生薬や果実酒に疲れわれていますね。
私は中国原産のサンザシのゼリーとかドライフルーツ
が好きで買ってきてもらいます。
甘酸っぱい味が好みなので。

植物の綿毛は花粉症の原因で困りますね。私も
2月末ごろから杉、ヒノキそしてイネ科の植物で
眼のかゆみ、口内のイガイガ、鼻水、顔のかゆみ、
長いお付き合いです。でも最近は数日で軽くなりつつなので、無理に薬はとっていません、
なおこさんも花粉症お持ちなんですね。
花粉症の時期は普段何でもない食べ物がアレルギー
になって食べられなくなるので悲しいですね。
Commented by katananke05 at 2022-05-17 10:05 x
西洋サンザシの白やピンクの美しい花が たわわですね〜
これは 実になれば サンザシ、、
たべられるのでしょうか、、
漢方にも使われるほどだから
摘み取って ドライにできるといいですね〜
Commented by koito_hari616 at 2022-05-17 12:44
こんにちは

セイヨウサンザシは可愛いですね
サンザシは名前は知っていますがお花は見た事が無いかも
カルミアの可愛い花に似ているような

麦も花粉症アレルギーの元になるのですか
痒みを通り越して痛いとは。。。大切になさってください
私も年が明けたら花粉症でズルズルです
Commented by milletti_naoko at 2022-05-17 15:19
はるさん、おはようございます。ピンクの花も、その花いっぱいの枝が枝垂れる様子も、きれいだなあと思いました。

キリストが処刑されたときにかぶっていたとされるいばらの冠は、セイヨウハマナツメと考えられているようで、ラテン語の学名にも「とげ」「キリスト」という言葉があてられています。
https://www.seinan-gu.ac.jp/shokubutsu/list_search/856.html

そうなんですね。ヨーロッパでもセイヨウサンザシは薬用として使われていて、花や葉のハーブティーを夫が買ってきたり、自分で摘んだりして飲むことがあります。中国にはゼリーやドライフルーツもあるんですね!

はるさんも花粉症で苦しまれているんですね。わたしももう長い間、幸い、薬は使わず、食べるものに気をつけて、薬草で対応することで、やり過ごすことができています。
Commented by milletti_naoko at 2022-05-17 15:28
katananke05さん、白い花もきれいですが、ピンクの花はとりわけ美しいなあと、花を見るのが毎日楽しみでした。

皆さんのコメントを読んで調べてみたら、たいていの場合、実が小さいのに種が大きいので果物として生では食べないものの、ジャムやゼリー、シロップにして食べられると分かって、驚いています。
Commented by milletti_naoko at 2022-05-17 15:36
結うさん、おはようございます。

わたしも、サンザシの花は、イタリアに暮らし始めて、初めて見ました。実はカルミアは、日本に住んでいた頃は名前も知らず、皆さんのブログの記事と写真で数年前に初めて知ったように思います。

ありがとうございます。食べるものや外出する時間に気をつけます。結うさんもどうかお大事にお過ごしくださいね。
Commented by ciao66 at 2022-05-17 20:07
ふわふわと飛ぶ綿毛を見て、イタリアに5月に初めて行ったときにこれは何だろうと思ったのです。そのとき、マロニエの綿毛だと教えてもらったのですが、たくさん飛ぶ姿がとても印象的でした。花粉症のことは当時はあまり影響がなかった気がします。ポプラの綿毛も、ヤナギの綿毛も、植物に責任は無いのでしょうが、花粉症が有るとそれが無いとでは、見える景色の印象も違いますね! 花粉症のない少し前の時代に世界が戻れるといいのですが・・・
Commented by sunandshadows2020 at 2022-05-17 23:00
西洋サンザシの実を友人はわざわざ買ってお茶にしています。
女性の様々な病気に良いといっていました。
私は完全に油断していて今花粉症のひどい症状が出ています。
このところ冬から春にかけて砂漠暮らしで症状が出なかったので油断していて、そしてここ数日木々の中で暮らしててきめんです。
今日出発するので数日後には緩和されるでしょうが、目の痒みや他の症状が辛いです。
Commented by snowdrop-uta at 2022-05-21 17:07
こんにちは。
プルーストの『失われた時を求めて』にも薄紅色のさんざしが出てきますが、こんな濃淡のある花の写真は初めて見ました。

クリームチーズの中で苺をつぶすと、この薄紅色になると、小説では綴られています。私はルーアンでfromage blanc と fromage fraisを混ぜて作りました。少しムラを残すと、一層お写真に近くなりそうです。

なおこさんの苺のデザートも美味しそうですね!日本人が苺のショートケーキを好むのは、味だけでなく、紅白の色も心にかなうからと聞いたことがあります。イタリア人にとってのピッツァ・マルゲリータに通じるでしょうか。
Commented by milletti_naoko at 2022-05-24 23:43
ciao66さん、そう言えば、マロニエの花が咲くのも、ポプラの綿毛が飛ぶのも、もっぱら5月ですよね。綿毛自身には罪はないようですが、いえ、花粉にも罪はないのですが、ようやくおさらばしたと思っていた花粉症の症状が戻ってきて辛い今日この頃です。

愛媛で、うちの駐車場に置いた車が、杉の花粉で黄色くなるような町に住んでいた頃に発症した花粉症、長いつきあいになりそうです。
Commented by milletti_naoko at 2022-05-24 23:48
お転婆シニアさん、そうなんですね。イタリアでもセイヨウサンザシは、薬草専門店でハーブティーなどが売られていて、夫も時々、自分で採って、ハーブティーにしています。そちらでもまた花粉症の時期が戻りましたか!

わたしもようやく落ち着いたと思っていたら、イネ科の植物に庭木の花粉で、症状がひどい日が続いています。

どうかお大事にお過ごしくださいね。チーズや乳製品、アルコールや白砂糖、腸詰の加工肉などを避けるだけでも、症状がかなり緩和されると思います。
Commented by milletti_naoko at 2022-05-25 00:00
snowdrop-utaさん、なんとプルーストの作品にも、薄紅色のさんざしが登場するんですね! 薄紅色という名の響きと醸し出す風情もすてきですね。わたしはピンク色の花を見たのが今年初めてで、さらに濃淡まであってきれいなので、感嘆しました! 

クリームチーズの中でいちごをつぶすと…… 幼い頃、いちごをつぶして牛乳を混ぜて、色が変わってピンクになっていった、ああいう色だろうかと想像してみます。ルーアンで作られたといういちごチーズクリームの色と味、興味深いです。

なるほど、確かにショートケーキは赤と白ですよね。なるほど、そうそう、赤と白と言えば、ペルージャのサッカーチームの色でもあるんですよ。
by milletti_naoko | 2022-05-16 21:00 | Fiori Piante Animali | Trackback | Comments(12)