イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

サハラの砂 空覆い 銀色・金色に 夕どきのトラジメーノ湖

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 日曜の夕方、トラジメーノ湖(Lago Trasimeno)の南の湖畔にあるサンタルカンジェロ(Sant'Arcangelo)の桟橋を歩いて行くと、

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Sant'Arcangelo sul Trasimeno, Magione (PG), Umbria 5/6/2022

サハラ砂漠から飛んできた砂と雲に覆われた空から、白い日の光がのぞき、

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空と湖が、鈍い銀色・金色を帯びています。

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 そうして、その神秘的であるような、どこか不穏な雰囲気があるような湖の風景が、

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 雲と砂の間からのぞく太陽の光の度合いによって、少しずつ変化していきました。

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 砂が北西の風に運ばれてきたためか、南東を見やると、白い雲の間に青い空も見えていました。

 もう少し待っていれば、太陽が雲から出るのが見られるだろうし、夕日はきれいな金色をしているだろうと思いつつも、この写真を撮った時点でもう午後7時41分でした。夏時間になり、夏至が近づいて、日が長くなり、昨日の日の入りは午後8時46分で、日が沈むまでには、まだ1時間以上ありました。

 そこで、大勢の人が桟橋にやって来たこともあって、名残惜しく思いながらも、桟橋を後にしました。

*追記(6月7日11:51):「イタリアにサハラ砂漠の砂が!」と驚かれてのコメントを複数いただきましたので、サハラの砂の移動予測の記事と地図のある天気予報サイトの記事へのリンクを追加しておきます。


 これは6月1日水曜日付の記事で、リンク先の記事には、週末(fine settimana)新しい週の初め(inizio della nuova settimana)、つまり今週の初めに、サハラ砂漠の砂(sabbia sahariana)がどんなふうにイタリア上空を覆っているかを示す地図があります。上のサムネイル画像にあるのは、そのうち週末の砂の移動・位置の予測地図で、

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https://www.3bmeteo.com/

一方、こちらが今週の初めの状況の予測地図です。

 日曜の夕方に撮影した写真では、ちょうど湖の北と西の空が、いつもとは違う灰色の雲に覆われていましたので、上の二つの地図の中間、つまりイタリア半島の真ん中近くにあるトラジメーノ湖の北西の空まで、サハラの砂の厚い層が迫っていて、南東へと抜けて行こうとする間際だったのではないかと思います。

 実は、今回引用した記事と地図は、サハラ砂漠からの砂であったという裏付けを取るために、すでに調べてあったもので、昨日の記事に載せようかとも考えていたのですが、昨日は、ちょうど午後4時35分(日本時間で午後11時35分)から新しく始まる日本語の授業について打ち合わせがあったので、日本時間で日付が翌日になってしまう前に投稿しようと、割愛したものです。

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Tramonto opaco e particolare
con la sabbia di Sahara al Lago Trasimeno
Sant'Arcangelo sul Trasimeno, Magione (PG) 5/6/2022
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Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by minoru2703 at 2022-06-06 23:33
エェエェエェエェエェエ(゚∀゚ノ)ノエェエェエェエェエェエ
日の入りが午後8時46分ですか。ビックリ!
こちらは午後7時9分ですよ
緯度が高いんですね
それにしても銀色・金色のトラジメーノ湖は美しいですねえ
Commented by milletti_naoko at 2022-06-07 01:42
みのるさん、やはり夏時間にして時計の針を1時間先に進めたことが大きいのではないかと思います。日本は午後7時9分なんですね!

ありがとうございます。砂のためにとても不思議な、神秘的な美しさがありました♪
Commented by ciao66 at 2022-06-07 12:53 x
サハラ砂漠から飛んできた砂というのがびっくりです!
でも、アフリカは対岸なんですね。
ちょっと異国な雰囲気が混じった不思議な光景、色も違うような気がします。
Commented by meife-no-shiawase at 2022-06-07 18:30
サハラ砂漠から砂が!?
えーーーー。びっくりです。
思わず地図を探して観てしまいました。
サハラ砂漠の砂で被害とかはないんでしょうか?
美しい湖を拝見する限りでは、空気が悪いわけではなさそうです。

こちらはお隣の黄砂が飛んでくると空気が汚染されて
結構大変です。

日の入りがそんなに遅い時間なんですね!
夜が長いとなんだか得した気分になりますね。笑。
Commented by milletti_naoko at 2022-06-07 19:25
ciao66さん、どんなふうに砂が飛んでくるかという天気予報サイトの予測地図も、追記として今添えてみました。

イタリアばかりかスペインやフランスの上空にまで砂が及んでいます。そうなんです。サハラからの砂が空を覆うときは、色がこんなふうに鈍く、どこかメタリックになりがちです。
Commented by milletti_naoko at 2022-06-07 19:37
メイフェさん、皆さんがサハラからの砂ということに驚かれていたようなので、サハラ砂漠からの砂の移動予測地図と、その地図を載せた天気予報サイトの記事を、後から追加してみました。

日曜の晩に、サハラの砂という確証を得るために、いろいろ調べた記事の中には、まもなく雨でこの砂が落ちてくるだろうから、車を洗うなら今洗っても無駄なのでその後にした方がいいという助言まで載せた記事もありました。こんなふうに砂が覆うときは、湿度がさらに高くなり暑苦しく、過ごしにくくなりがちです。そもそもは砂がアフリカの暑い地域からやって来るというそのためではあるのでしょうけれども。

台湾は中国の隣ですし、空気汚染も黄砂も深刻な問題でしょうね。

これから夏至に向けて、日の入りがさらに遅くなります。夜が長いのはありがたいです。ただ、朝も早くて、かなり早く起きないと、ウォーキングのときに日が照って暑いのが、もっぱらの悩みです。
Commented by koito_hari616 at 2022-06-07 20:06
こんにちは

イタリアですからサハラ砂漠の砂は自然なんでしょうね
こちらは中国の黄砂が飛ぶ春先から黄砂アレルギーが出てきます
アレルギー体質には辛いです。。。

naokoさんのトラジメーノ湖のお写真はロマンを感じます

黄砂が多い年とそうでない年があります
飛び方も変わってきているように肌で感じます
黄砂には色々な科学的なものがいっしょに運ばれているので
実に不快ですね。。。
ぼやいてしまいました('◇')ゞ
Commented by katananke05 at 2022-06-07 22:08 x
サハラ砂漠の砂〜! と驚きましたが アフリカは対岸と言えるから
ありえますね〜
日本でも中国の黄砂が 飛んでくることがよくありますからね〜

金色や銀色や 夕方の空がうつくしく エキゾチック??
イギリスをたびしたときに 8時過ぎでも明るくてびっくりでしたが いまは サマータイムのシーズンですものね〜
夕食の後でも 一働きできそう〜
Commented by milletti_naoko at 2022-06-08 01:28
結うさん、こんにちは。
サハラの上の空は今のところは大気汚染の問題がないのではないかと思いますが、中国は大気汚染もかなりなようですし、大気汚染があると花粉症の症状も悪化するとのことですから、それはお辛いですよね。

ありがとうございます。砂のために暑苦しくはありますが、独特の夕景がきれいでした。
Commented by milletti_naoko at 2022-06-08 01:36
katananke05さん、今回は予測ではすぐ北にあるイタリアどころかそのさらに北にあるフランスにまでサハラ砂漠の砂が及ぶと書かれてさえいました。日本でも黄砂の影響がかなり大きいようですね。

ありがとうございます。わたしもどこか神秘的できれいだなあと思いました。

イギリスはさらに北にあるので、本当に夜が長いですよね。スコットランドで、夜10時すぎても明るくて、朝も午前4時には明るいと聞いて、驚いた記憶があります。

フランスのノルマンディーでも、おそらくその分、冬は夜がとても長いためか、夏もレストランの夕食の時間帯や閉店時間がとても早いのに驚きました。
by milletti_naoko | 2022-06-06 23:23 | Umbria | Trackback | Comments(10)