イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

紫陽花咲く町から水青きボルセーナ湖へ

 ラッツィオ州の紫陽花の町、ボルセーナ(Bolsena)は、同名の湖、ボルセーナ湖(Lago di Bolsena)の北東の湖岸にあります。

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Bolsena (VT), Lazio 11/6/2022

 昨日は、城の建つ歴史的中心街近くの駐車場に車を置いて、

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中心街から湖へと向かうために交差点を渡り、

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みごとなプラタナスの大木が落としてくれる優しい影の下を通り、

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色も品種もさまざまの美しい紫陽花の花を愛でながら、湖へと歩きました。

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 青い紫陽花の写真を撮っていたら、その傍らを青い車が通り過ぎていきます。

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 青空の下、青いボルセーナ湖が見えてきました。

 湖近くの環状交差点の中にも、紫陽花の花壇があり、

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花の間を、クロウタドリが歩いています。

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 桟橋を先端へと歩いてみると、

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目の前に青い湖が広がっています。岸辺には、ひなげしの花も咲いています。

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 日中はひどく暑かったので、岸辺で湖水浴をする人たちもいました。

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 岸辺の方をふり返ると、こんなふうに中世の町並みが美しいボルセーナの町がきれいに見えたので、町がよく見えるようにズームを使って撮影したのが、この記事の冒頭の写真です。

 昨日は珍しく、旅行客でいっぱいの観光船が港にあったので、どこに行くんだろう、乗ってみようかと、夫が興味津々でした。行き先も値段もどこにも見当たらず、すでにほぼ満席のように見えた上、炎天下でもあったので、昨日は船員らしき人に何も尋ねずに終わったのですが、

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https://www.navigazionealtolazio.it/contatti/orari/

今調べてみると、昨日見かけたのは、教皇の島(Isola dei Papi)、ビゼンティーナ島(Isola Bisentina)を観光する船だったようです。ボルセーナ湖に浮かぶ島は、個人所有であるために、上陸することができないとは、以前に聞いたことがあったのですが、サイトによると、この船による観光の旅では、船で周囲を回って、島の自然や教会の眺めを楽しみ、説明も聞くことができるようです。

紫陽花咲く町から水青きボルセーナ湖へ_f0234936_23282851.jpg
https://www.navigazionealtolazio.it/itinerari/

 できれば予約することが望ましく、10人以上客がいる場合に運航するとのことで、いつかぜひ船旅を楽しんでみたいと思いました。

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 ボルセーナの町からプラタナス並木を通ってボルセーナ湖に出ると、右手にも左手にも、紫陽花に彩られた遊歩道が長く続いています。昨日、わたしたちは、右手に伸びる遊歩道を歩いていきました。

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 バラの花もきれいに咲いていて、紫陽花とバラの間を歩いていたクロウタドリの雌が、わたしたちを見て、慌てて隠れようとする様子が、何だかかわいらしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by meife-no-shiawase at 2022-06-13 10:09
去年でしたか、なおこさんが紫陽花を紹介されていた時に
イタリアでも紫陽花が!ってすごく驚きました。
勝手に紫陽花って日本あたりにしか咲いていないのかと思っていたので。

2枚めと4枚目に写っている紫陽花は本当に面白いですね。
真ん中にまるで違うお花のような小さいのがいっぱい。
近くに咲いているのにピンクとちょっと紫がかっていたり
紫陽花の色って土の影響を受けているといいますが
花びらの色にそれが出るなんて本当に不思議です。
Commented by koito_hari616 at 2022-06-13 13:51
こんにちは

紫陽花がこんなに咲いているなんて。。凄いです
イタリアに紫陽花!
青(アズーリ?)が良く似合いますね
長男が中学生のころサッカーにハマっていて特に
ロベルト・バッジオ古いですねファンでした、私もですが(笑)
セリエAをよく見ていました
その時にイタリア代表はスポーツのユニフォームはアズーリやねん!
と、教えてくれましたウン十年前の話しですが(笑)
Commented by ciao66 at 2022-06-13 17:30
教皇の島というのが島めぐりをすると面白そうですね!
船に乗っていくというのもいいですね。
有力者の別荘が有るのは景色のいいところでしょうね。

印象的だった写真はひなげしの花と湖が写ったものでした。
色彩の対比がいいねと思ったのです。
最後から二枚目の湖岸の散歩道も、こんなところを歩いてみたいと思わせる一枚でした!


Commented by milletti_naoko at 2022-06-13 20:04
結うさん、こんにちは。
この町は紫陽花まつりがある紫陽花の町で、特別に紫陽花が多いんです。ボルセーナ湖自体が火山活動によって形成されたもので、酸性土壌を好む紫陽花がよく育つ地域であるためでしょう。
青い空の下、青い湖の近くに青い紫陽花、いいなあと思いました♪
息子さんともども、イタリアサッカーのファンでいらしたんですね!
わたしが日本の高校で教えていた頃も、担任をしていたクラスにサッカー部の生徒が多くて、皆イタリアのサッカーチームに興味があったので、わたしがフィアットプントを買ったら、家庭訪問のために生徒が同乗するとき、とてもうれしそうでした。
Commented by milletti_naoko at 2022-06-13 20:14
ciao66さん、ボルセーナ湖はローマから近く、南東の湖畔にあるモンテフィアスコーネが、巡礼路、Via Francigenaの巡礼宿で、ローマのサン・ピエートロまであと100kmの地点にあります。そういうこともあって、昔から湖畔に教皇や有力貴族たちの館などが多いようです。写真を見ても、眺めがすばらしいだろうなあと、おっしゃるように想像できます。

ありがとうございます。こんなところにまだひなげしが咲いていて、花の赤い色がきれいだなあと思って撮影しました。

機会がありましたらぜひ。今年は例年に比べて、紫陽花の開花が早く、もう満開の花も多くて、花を愛でながら歩くことができました♪
Commented by milletti_naoko at 2022-06-14 21:11
メイフェさん、コメントのお返事が遅くなってしまって申しわけありません。

イタリアはアルカリ性土壌の土地が多いので、酸性土壌を好む椿やツツジ、紫陽花は、自然に土壌に育つ地域が限られているのですが、こんなふうに土が合っている場合にはだからとかえって紫陽花の町にして紫陽花まつりをしようということになったのでしょう、このボルセーナの町では、6月にきれいな紫陽花をたくさん見ることができます。

わたしも初めて6月に訪ねたときには、みごとな紫陽花の花をたくさん見ることができて、感激しました!

花の中央にある小さなつぼみたち、そうなんです。この色がそれぞれ様々なのがおもしろいなあと思っていたのですが、そう言えば、どうして色がそれぞれ違うのだろうとまでは、考えたことがありませんでした。外側の装飾花については、土壌の影響を受けるとは、わたしも聞いたことがあるのですが、根が同じで互いにすぐ近くにある花で、なのに花びらの色が違うとは、確かに不思議ですね。
by milletti_naoko | 2022-06-12 23:33 | Lazio | Trackback | Comments(6)