ダンテ没後700年周年だった昨年、2021年の3月・4月に特別限定販売されていたアルジダの
地獄(inferno)ジェラートは、ちょうどその頃、ウンブリアが感染増加で厳しい規制下にあったため、わたしたちは食べずじまいに終わっていたのですが、
なんと夫が先日、たまたま入った、山や畑の間にあるスーパーで発見し、三つ入りの箱を購入しました。
調べてみても、今年新たに販売という情報はいっさい見つからないので、売れ残ったまま、店側が返品することなく、そのまま店に置いておいた模様です。
わたしが食べ損ね、一番おいしかったという評判も聞く煉獄ジェラートはなかったものの、その店には、天国ジェラートもあったそうです。夫が買わなかったのは、天国ジェラートは、わたしたちはすでに食べたことがあるからです。
地獄ジェラートは、ブラックチョコレートに包まれています。中のジェラートが黒っぽい灰色で、さらに少し塩気があるのに驚いたのですが、不思議なおいしさがありました。
箱の写真を見ても、袋に書かれた説明を読んでも、灰色のジェラートには、幾筋かのラズベリーが彩りを添えているはずでした。その赤、あるいはピンクのラズベリーの筋は、溶けて灰色のジェラートと混ざってしまったためか、見当たらなかったのですが、言われてみれば、ごくまれに、ほんのりとラズベリーの味を感じられることがあるような気もしました。
さて、アルジダのMagnumシリーズでは、昨年の地獄(inferno)・煉獄(purgatorio)・天国(paradiso)ジェラートに続いて、この夏も特別限定版のジェラートが販売されます。
その名は、Magnum Michelangelo、ルネサンスの芸術家、ミケランジェロの名を冠したジェラートです。
すでに販売されているのか、まだ販売予定なのかが、調べてみても今ひとつ分からなかったのですが、バールやスーパーで十分に気をつけて、見つけたらぜひ買って食べてみたいと思っています。Articolo scritto da Naoko Ishii
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