イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

2022年イタリアの夏 戻ってきた外国人観光客と感染・戦争・インフレで旅行日数・費用を減らすイタリア人旅行客、World Voice 連載

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 イタリア中部唯一の海のないウンブリア州では、ペルージャやアッシジにせっかく旅行に来た観光客が、あまりの猛暑に湖や海のある州に行ってしまうと、昨日見た地方のテレビニュースで、町で観光産業に携わる人たちが、インタビューに答えて、そう語っていました。

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Lago Trasimeno, San Feliciano, Magione (PG), Umbria 10/6/2021

 一方、トラジメーノ湖畔にあるイタリアで最も美しい村の一つ、カスティッリョーネ・デル・ラーゴでは、商店街の店の人たちが、新型コロナウイル感染拡大以前に匹敵するほど、観光客が戻ってきて、アメリカなど、外国人旅行客も大勢いますと、笑顔を見せていました。

 それでは、イタリア全国ではどうなのだろうと、最近の調査結果を調べ、「2022年イタリアの夏 戻ってきた外国人観光客と感染・戦争・インフレで旅行日数・費用を減らすイタリア人旅行客」という題で記事を書き、ニューズウィーク日本版の姉妹サイト、World Voiceに寄稿しました。

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https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/ishii/2022/07/2022.php

 よろしかったら、ぜひお読みください。

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 記事に添えるために、アッシジやカスティッリョーネ・デル・ラーゴの町の写真を探していたら、桟橋の下の大半が湖に覆われている昨年のトラジメーノ湖の写真が見つかり、今年は水不足のために、いかに湖の水位が浅くなっているかを痛感しました。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by cut-grass93 at 2022-08-02 08:49
いつも気になっているのですが
イタリアの街とか村の名前が長すぎる。
カスティッリョーネ・デル・ラーゴ
なにか意味があるのでしょうか。
絶対に覚えられないけれど、これで問題ないのですか。
交通の道路標識とか、一瞬で判断できないと困るし。
自動車ナビではどのように表記するのでしょうか。
地図に描き込めないですよね。
Commented by katananke05 at 2022-08-02 14:33 x
上↑ラーゴというのは
イタリア語で湖と いままでのなおこさんの ブログで知りましたが
カスティーリオーネというのは
「湖の カスティーリオーネ村」ということかしら、、
村の名前かしら、、
なんとか村の誰それさんという表記が イタリア語には多いですよね〜
Commented by meife-no-shiawase at 2022-08-02 18:06
まだまだコロナの規制を緩和していない台湾や日本から比べると
アメリカやヨーロッパはかなり感染前に戻っているのに驚きます。
こちらではまだ毎日毎日感染者が発表されて、マスクも日常生活ではまだ必須です。
日本の感染者も記録を更新したようです・・・

WorldVoiceの記事も拝見しました。
そうはいってもまだ戦争のことなどで以前のように
自由な旅行ができるようにはもう少しかかりそうですね。

でもなおこさんのブログで毎日イタリアをたくさん
見せていただいているので、少し旅が出来ている気持ちになっています♪
Commented by milletti_naoko at 2022-08-03 00:47
草刈真っ青さん、もともとイタリア語は、フランス語や英語と違って、子音の後に母音が続くことが多いので、地名ばかりではなく単語が長くなりがちで、イタリアでは映画は一般に吹き替えられるのは、そのために字幕にすると長くなり過ぎて目で追うのが大変だからではないかと、そんな気がしているほどです。

Castiglioneは、小さい城塞、城壁に取り囲まれた村という意味で、トラジメーノ湖畔のこの村ばかりではなく、イタリア各地にこの名を持つ町や村があります。それで、そういう他の村や町と間違われないように、del Lago「湖の」と付け加えているので、地名が長くなっています。

標識には字を小さくして全部入れてあるように思いますが、近隣ではCastiglioneだけで示してあるかもしれません。カーナビでも表記は同じで、文字が小さくなるのですが、それで問題を感じたことは、わたしはないので、おそらくイタリアの人も長くて困ると意識していないと思います。
Commented by milletti_naoko at 2022-08-03 00:51
katananke05さん、そのとおりです。

Castiglione「城壁に囲まれた村」やCivitella「小さい村」など、イタリア全国に同じ名を持つ村があるときには、del Lago「湖の」とかdi Bagnoregio「バンニョレージョの」とか、村を特定するための説明書きが添えられて、それも村名の一部になるということがよくあるんです。
Commented by milletti_naoko at 2022-08-03 01:00
メイフェさん、イタリアはヨーロッパの他国に比べると、かなり慎重で、他国に遅れて、感染状況を見ながら、徐々に規制を緩和していったのではありますが、これだけ増えてしまっても、特に規制をまた厳しくしようとは考えていないようで、ウンブリア州ではもう大変な状況になっている病院もあるようなので、心配です。

日本の感染拡大、特に感染して具合が悪くても医療機関になかなか対応してもらえないようで、それが心配です。台湾でもまた感染が拡大しているんですね。まずは一人ひとりが自分の身を守るために、人のためにもマスクをすることが本当に大切だと思うので、飲食店でまで給仕する人、準備する人がマスクなしでいいとはと、自主的にしている場合もあるのですが、気になります。

寄稿記事、読んでくださったのですね。ありがとうございます。

わたしも、メイフェさんのブログのおかげで、台湾がとても身近になり、とびきりおいしそうなお料理や甘いものを、お写真と文章を通じて楽しんでいます♪
by milletti_naoko | 2022-08-01 23:12 | Notizie & Curiosita | Comments(6)