イタリア写真草子 ウンブリア在住、日本語教師のイタリア暮らし・旅・語学だより。

湖のおいしい魚をピエディルーコ湖で

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 昨日、ラクイラからの帰り道に寄ったピエディルーコ(Piediluco)では、 湖の魚、コレゴヌス(coregone)を焼いた料理を食べました。

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Trattoria Giosefatta, Piediluco, Terni, Umbria 8/8/2022

 ラッツィオ州のボルセーナ湖の店でも時々食べる魚で、おいしいので、メニューにあれば、よく頼みます。トラジメーノ湖にいないのは、冷たい湖に生息するからだと、夫が教えてくれました。今調べてみたら、サケ科の淡水魚とのことで、それなら冷たい湖に住むというのもよく分かります。深いところでも水位が6メートルほどしかないトラジメーノ湖は、夏には水が温かくなりすぎるのでしょう。

 ちなみに、伊和辞典に書かれた魚の名はコレゴヌスですが、学名がCoregonus lavaretusであるこの魚は、ウィキペディア日本語版には、英語名から取られたらしきホワイトフィッシュという名で載っています。

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 メニュー表にはありませんがと、店の人が勧めてくれたグリルで焼いた野菜料理を頼んだら、量がたっぷりで、キノコやタマネギもあり、ちょうどいい焼き加減で、おいしかったです。幸い夫が、料理は魚しか頼まなかったので、食べるのを手伝ってくれました。魚も大きく、この野菜料理もたっぷりなので、わたしたちには、どちらも半分ずつがちょうどよかったように思います。

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 湖の眺めを楽しみながら、おいしく食べることができたので、帰り道にも旅の気分を味わうことができました。

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 店のテラスには、バラの花も咲いていました。


 以前に食べておいしかったのを覚えていたので、迷わずこの店に行ったのですが、店名を思い出すために、ブログの記事を探しました。ただし、店名以外の情報は、レストランですでに注文を終えてから読みました。炭で焼いた魚が地方の名物で、かつてこの店で食べたことは記憶にあったのですが、メニューを見たときには、夫もわたしも、その名物料理がおいしかったのかどうかを思い出せずにいたので、コレゴヌスを頼みました。

 昔の記事を読み返したおかげで、初めてこの店で食べたのが2013年2月で、また、店もおいしい魚の地方料理も、村の人が勧めてくれたのだということが、分かりました。

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 店の人が最初に勧めてくれた、テラスの中央にある席の方が、おそらく涼しかったとは思うのですが、多少暑くても、ピエディルーコ湖が見渡せる席で食べることができて、よかったです。

Trattoria Giosefatta
Via Ovidio Cioffi, 3 - 05100 Piediluco, Terni (TR)
Tel. : 0744 368162
Sito: http://trattoriagiosefatta.altervista.org/
FB : Facebook - Trattoria Giosefatta

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 夏は冬と違って、交通規制もあり、観光客も車も多いので、空いている席があるだろうかと心配したのですが、「月曜日だから大丈夫だよ」と夫が言ってくれたとおり、駐車場も席も見つかりました。

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https://www.google.it/maps/

 アブルッツォ州のカンポ・インペラトーレやラクイラからペルージャに戻るときは、ラッツィオ州のリエーティやウンブリア州の南にあるテルニを通って、ペルージャに戻ります。ピエディルーコは、あまり道から逸れずに、ちょうど昼食の時間帯に着くことができるので、便利なのです。

 昨朝は、慣れた道だし、道路の案内標識もあるからと、グーグルマップで道を調べずに出発したら、途中、リエーティ方面へはどこから出たらいいかが記されていない環状交差点があって、遠回りをしてしまいました。

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Rieti, Lazio 22/7/2021

 一方、グーグルマップの道案内に従って、ラクイラからペルージャへと帰っただ去年の夏は、どういうわけか、リエーティ(Rieti)の歴史的中心街のすぐ近くを通る混雑した道をうろうろすることになったのですが、

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おかげで、町を取り巻くみごとな城壁を見て、

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テルミニッロ山(Monte Terminillo)も見晴らせる道をゆくことができました。

 去年も、この日、7月22日に、ラクイラからの帰りに、昼食にとピエーディルーコ湖に寄ったのですが、今見ると、木曜日で平日だったというのに、駐車場に車がいっぱいで、食べられそうな店が見つからず、結局、村のはずれにあるバールで、さっと食べられるものを買って食べるしかありませんでした。それだけに、昨日はこうして、湖の眺めとおいしい食事が楽しめて、うれしかったです。

Articolo scritto da Naoko Ishii

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Commented by cut-grass93 at 2022-08-10 09:09
わー、この魚は大きいですね。
開いた片身だけでもやや大きい。
外国は頭付きで出してくるのも、ちょっと違和感ありです。

でも総じて美しく、そしてゆったりできるいい場所ですね。
Commented by django32002 at 2022-08-10 15:38
こんにちは。
コレゴヌスという名前は初めて聞いたので私もすぐググってみました。
北緯50度以北の地域に生息するサケ科の淡水魚らしく、和名では「シロマス」とも呼ばれるとか。
主に長野県で養殖されているらしいです。
案外、マス扱いで加工食品とかに入っているのかもしれませんね。

Commented by milletti_naoko at 2022-08-11 06:27
草刈真っ青さん、そうなんです。同じ魚を、ラッツィオ州のボルセーナ湖でも時々食べるのですが、写真を見ると、ここまで大きくありませんから、とりわけ大きい魚を料理したのでしょう。わたしは苦手なのですが、頭の肉がおいしいという人が多いんですよ。
Commented by milletti_naoko at 2022-08-11 06:29
Yorozuさん、シロマスは近縁種であるようなのですが、長野県で養殖されているとは、興味深いです。シロマスもやはり涼しい水に生息するのですね。
Commented by sunandshadows2020 at 2022-08-11 14:19
湖も城壁のある街の景色も良いですね。
お好きな魚料理がオーダーできて良かったですね。
マスの種類は我が家では夫の大好物です。
私は量の多い野菜グリルが好みです。
野菜がたっぷりある料理は嬉しいですね。
涼しく過ごせた夏休み、よかったですね。
Commented by katananke05 at 2022-08-11 15:05 x
淡水の魚は小骨がおおくなかったですか?
それにしても 大きくてこれは二人でたべて ちょうどかもです〜
お野菜のグリルは 塩と胡椒だけなのですか、、
ヨーローッパは シンプルな味付けが多いですよね〜
Commented by milletti_naoko at 2022-08-11 16:07
お転婆シニアさん、ありがとうございます。
リエーティは、歴史的中心街は、ローマへの巡礼の出発地点として、前夜に着いて夕食後に訪ね、出発当日に巡礼路を歩いただけなのですが、今回城壁の写真を新たに見つけて、ぜひまた訪ねてみたいなと思いました。アッシジの聖フランチェスコにゆかりの深い地で、リエーティの聖なる渓谷があり、その渓谷やゆかりの地、修道院、テルミニッロ山などは訪ねるものの、そう言えば、町そのものはじっくり訪ねたことがなかったなあと思い至りました。

ピエディルーコ湖も、夏でなければ観光客も少なく、散歩をすれば眺めも楽しめるのですが、今回は暑いので、食事だけ楽しみました。だんなさま、マスがお好きなんですね!

ありがとうございます。短いものの、充実した旅になりました。
Commented by milletti_naoko at 2022-08-11 16:10
katananke05さん、骨はあらかた取ってくれていたものの、ところどころに残っていましたが、気になるほどではなかったです。あんまり大きいので、びっくりしました!

野菜のグリルは、塩とそれから、パセリ、オリーブオイルが回しかけてあります。野菜の味そのものを楽しもうということで、それがおいしかったりするんですよ。
by milletti_naoko | 2022-08-09 23:14 | Umbria | Comments(8)